日々のこと1」カテゴリーアーカイブ

いよいよ基礎講座が始まります!

基礎講座の開始まで2週間を切り、フェミカン神戸の事務所では開催の準備をすすめています。
講師の皆さんに協力していただいて作ったテキストが届きました😍😍

なんと、140ページもあり、たくさんの経験と知恵の詰まった内容に、早くもワクワクしています!

東北から九州まで、たくさんの方にお申込みいただきました😁
いよいよスタートです!

動画でフェミニストカウンセリング

こんにちは。暑い日が続きますね。
今日は動画でフェミニストカウンセリング というタイトルです。
早速ですが、カウンセリングってどんなイメージでしょうか?

ハードルが高い とか、
どんなことを話せばいいのかわからない とか、
カウンセラーはどんな人だろう とか、
なんだか怖い とか、、

はじめて受けられる方から不安や心配も色々お聞きします。

自分のことを誰かに話すって、とっても勇気がいりますよね。
そんないろいろな気持ちをもって来てくださったお一人お一人を大切に、
お話を伺えればと思います。
(申し込み時にご質問などあればお気軽にお問い合わせください)

今日は、フェミニストカウンセリングの一部を動画(音声)にしてみました。

模擬事例ですので、特定の人を想定したものではありません。
でも、女性の問題は地続きなので、どこかで自分に似てる部分があるなぁなどと感じられるかもしれません。
(The Personal is Political)

また、カウンセリングはその時々によっていろいろな力動が生まれるので、これが唯一のものではありません。
ケースバイケースのカウンセリングを動画でお伝えすることに抵抗もあったのですが、
色々な角度からフェミニストカウンセリングを知っていただきたいと思い、チャレンジしてみました。

フェミニストカウンセリングを学んでみたい方は、どうぞ9/4開講のオンライン基礎講座をご利用ください。

朝日新聞の取材

先日、朝日新聞阪神支局社記者の方が取材に来られました。

7月の兵庫県知事選にむけて、女性に関する施策の課題を記事にまとめたいので話を聞きたいとご依頼があり、協力させていただきました。

人と会うことを仕事にしている私たちですが、慣れない取材に緊張しつつ、
相談現場から見える女性や家族の現状をお話しました。

コロナ禍でDVの相談件数が増えていると言われていますが、実は私たちが知る限DVの相談件数が目に見えて増えているわけではありません。

しかし、リモートワークなどで家族の在宅時間が長くなり、家族だけの時間が増え、
家族成員が外とのつながりが少なくなるにしたがい、家族内の問題がより複雑になっているように感じられます。 

コロナ感染の不安、外食や娯楽も自粛が求められ、ストレスが高くなっている家族のなかに、
支配的なDV加害者が存在するだけで、家族の緊張のボルテージが上がることは、想像できるのではないでしょうか? 

2020年4月には特別定額給付金の受給権者が住民票の世帯主に限定されたことによる困りごともありました。
世帯主の口座に振り込まれるため、他の家族の分も世帯主が独り占めしてしまい
受給権者本人の手元に渡らないという訴えも聞きました。

世帯単位ではなく個人単位で給付されていたならば、DV被害を受けて避難している方が、
煩雑な手続きをせずとも給付金を受け取ることができたのではないかと考えられます。

コロナ禍は、DV被害を受け避難をしている家族への、中長期的な支援が不足している現実も浮かび上がらせました。
ストレス度の高い中、トラウマを抱えた被害者親子が、どこにもつながらず孤立していく様子も見られます。

中長期的支援ができる仕組みを作っていくことともに
トラウマの影響を十分理解して、配慮ある関りができる社会(トラウマインフォームドケア)の必要性も
お話しさせていただきました。

知事選の立候補予定者によるオンライン討論会(神戸新聞社主催)を、取材を受ける前に見ましたが、
立候補予定者に、ジェンダーの視点や女性の置かれている現状についての理解があるとは感じられず、とても残念でした。

6/29には、ひょうごDV被害者支援連絡会の事務局として私たちフェミカン神戸も協力させていただいている
2021年兵庫県知事選挙・立候補予定者公開討論会  兵庫県の地域課題を知る、学ぶ、ともに考える
も開催されました。
○主催者
主催:ひょうご市民活動協議会(HYOGON)
共催:NGO神戸外国人救援ネット、兵庫フリースクール等連絡協議会、
Code for Kobe
協力:ひょうごん福祉ネット、神戸NGO協議会、ひょうごDV被害者支援
連絡会(HYVIS)、障害者問題を考える兵庫県連絡会議、神戸YWCA

女性や子供、マイノリティーの支援、福祉の現場を大きく担うNPOや民間支援団体と行政の関りについて等も
もう少し詳しくお話しされています。

このように、相談現場で私たちが見ている現状を行政に届けることも、
私たちフェミニストカウンセラーの役目です。

【報告】日本フェミニストカウンセリング学会 第19回全国大会が開催されました(2021/5/22)

昨年はコロナで中止を余儀なくされ、今年は改めて神戸で開催予定でしたが、
やはりコロナは収まらず全面オンライン開催となりました。
オンラインでの開催は学会においても、私たちFC神戸においても全く初めての試みです。

わからないことだらけのスタートでしたが、
FC神戸のスタッフと近隣の有志の方々にも参集いただき、実行委員会が立ち上がりました。
準備会議も画面上で顔を合わせての話合いです。
実行委員の間でも慣れないオンライン開催の共通イメージがもてず、
何をどう準備すればよいのか不安がつきまといました。
また、直接顔を合わせて集まれない状況は「一緒に積み上げ作り上げていく!」という醍醐味が
薄れるような残念感もありました。

準備は手探り状態でしたが、オンラインに詳しい有志の実行委員の協力も得て進みました。
プログラム作成担当の委員はオンラインの苦手な方でも参加しやすくサポートを感じてもらえる紙面作りを工夫するなど、各自が出来ることに取り組みました。

全国大会当日は
「トラウマのある社会で生きるということ~回復への旅を当事者と共に~」をテーマに、
フェミニストカウンセリングの現場でトラウマにどう取り組んできたか、何ができるか、など、
3人のパネリストの方から示唆のあるお話が聞けました。

また、分科会やワークショップにも沢山の方にご参加いただきました。

一つの分科会の話合いの中で、遠方のサバイバーの方が
「回復への視点が学べてよかった。オンラインだから参加出来た。」
と感想を述べられ、とても嬉しく感じました。

ご協力いただいた有志の実行委員の方々には本当にお世話になりました。
また関係者の方々にも感謝したいと思います。
そして、画面を通して参加いただいた沢山の皆さまとの繋がりも本当に嬉しく思いました。

困難な状況である今だからこそ、繋がっていくことの大切さを実感した大会でした。

朝ドラ“おちょやん”にみるシスターフッド

先週最終回となった、NHK朝の連続テレビドラマ“おちょやん”を毎朝楽しみに観ていました。
波乱万丈の浪速千栄子さんの人生がモデルです。
私の世代(50代半ば)では、オロナイン軟膏のCMとかで見た程度です。
戦前の女性が、今よりはるかに厳しい生活、人生を強いられていたことを痛感させられます。

物語の序盤では、酒と博打におぼれてどうしようもない父親が連れてきた継母が妊娠、
主人公の千代ちゃんはわずか9歳で奉公に出されてしまいます。
継母はひどい女として描かれます。
しかし、終盤、行き場をなくした千代ちゃんを救ったのはその継母でした。
継母の頼みで、千代ちゃんは異母妹の娘(姪)の世話をするために3人で暮らすことになるのです。
千代ちゃんにとって、憎んでも憎みきれない継母ですが、彼女は手をついて昔のことを千代ちゃんに心から謝ります。
継母と姪と暮らすなかで、千代ちゃんは継母が字を読めないことを知ります。
また、昔、父親に連れられてきた時に継母が三味線以外ほとんど何も持っていなかったことを、千代ちゃんは思い出すのです。
そして、“この人もうちと同じような人生だったのかもしれない”と思ったのです。

フェミカンのテーマに「母娘関係」というものがあります。
最近では「毒母」という言葉もあるようですが、母と娘の間に起こる(母と息子では見られない)葛藤です。母親が自分の人生を娘に重ねたり、育ちの中でジェンダー規範をより強固にしたり、娘は見えない糸で母親に人生を操られていると感じたり。。
でも大切な親子、という関係性の中で、簡単には抜け出したり距離を取りづらい、
などという母と娘に特有の関係性があります。
この「母娘問題」に葛藤を抱える女性が苦しみから抜け出すためのひとつの視点は、
『母もまた、男性社会の中で苦しんだ被害者なのだ』と腑に落ちることだと思います。
千代ちゃんの言葉の中に、私は、女性同士の繋がり(母と娘のシスターフッド)を見たのでした。
このドラマの場合、千代ちゃんが救われた大きなカギは、継母から娘に心からの詫びがあったからなのかなと思いました。

ドラマ“おちょやん”では、単に継母を悪い女で終わらせるのではなく、
継母の苦難の人生を、多くを語らず千代ちゃんと視聴者に気づかせてくれる、素敵な脚本でした。

【5/22開催】フェミニストカウンセリング学会全国大会

【シェア歓迎!】
2021年5月22日 日本フェミニストカウンセリング学会の全国大会 を開催します。
毎年全国各地で開催しているのですが、今回は全面オンライン実施になります。
ご興味のある方はご参加ください。

シンポジウムは「トラウマのある社会で生きるということ
~回復への旅を当事者とともに~
◆シンポジスト
・岩井圭司(兵庫教育大学大学院教授 精神科医)
・ウィリングヘム広美(ハコミ研究所認定トレーナー 米公認臨床士)
・竹之下雅代(ウィメンズカウンセリング京都・学会認定フェミニストカウンセラー)
コーディネーター
・福岡ともみ(ウィメンズカウンセリング京都)

◆分科会・ワークショップ もあります。
・フェミニズムとフェミニストカウンセリングの未来を拓く(仮)
・FCの視点での性暴力被害者支援(仮)
・DV被害当事者と子どもへの中長期支援
・コロナで変化した母との関係、母娘葛藤についての語り合い
・フラワーデモの#MeToo#WithYouに学ぶ性暴力と当事者支援
~フェミニストカウンセリングは何ができるか~
・相談現場で安全に心理支援を行うために必要な視点とツールを学ぶ
~マインドフルネス、身体感覚、神経系へのアプローチ~
詳細は以下のリンクをご確認ください

◆参加費(税込)
会員:4000円
一般(非会員):5000円
学生・サバイバーの方(自己申告):1000円
応援チケット:7000円

◆詳細・お申込みはこちら◆
https://19nfc2021.peatix.com/

教材動画「性別思い込みあるある」を知ろう!

2月28日、カラフルチャイルドの学習会、『教材動画「性別思い込みあるある」を知ろう!』に参加しました。
カラフルチャイルドは、「性別違和」をもつ主に低年齢の子どもとその親を支援するために2018年から活動をしているグループです。「出会い/語り合いの場」の提供をはじめ、講演会や学習会を通して支援のネットワークを構築することで、性的マイノリティを含めた多様性が認められる社会づくりに貢献することを目的に活動されています。

今回の学習会の講師は、「新設Cチーム企画」主宰の塩安九十九さん。新設Cチームでは、2011年に「いろんな性別―LGBTに聞いてみよう」を作成されました。
そして、今回は教材動画「性別思い込みあるある」を作成されました。無料配信教材として、YouTube配信しておられます。
小学生向けに、5分以内で手軽に視聴でき、シンプルで使いやすい教材であることをコンセプトにされたそうです。
多くの学校では性教育がなされていない現状を踏まえ、子どもが直接視聴することができる方法としてYouTubeにされたそうです。

塩安さんのお話のなかで、「LGBTQ問題は女性差別をなくさないと解決しない」「マジョリティが変わらなければマイノリティの問題は解決しない」と言われたことが印象的でした。

動画はこちら↓↓

年末年始のご案内

年末年始の休業期間についてお知らせ致します。

年末年始休業期間 2020年12月29日(火)より2021年1月3日(日)まで

留守電メッセージの対応、メールの返信は1月4日からとなります。

ご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます

♦ 電話相談 ・・・ 12月28日(月)、1月4日(月)は通常通りです。ご利用ください。

♦ 2020年1月11日(月・祝)開催 9:30~12:00 オンライン公開講座 《 身体の声で私とつながる  ジェンダーとマインドフルネス 》 残席あり(2名)受講ご希望の方はお早めにお申し込みください。詳細は講座・後援会のページをご覧ください。

♦ 2020年2月16日(火)開催 13:30~15:30(受付 13:15) at 姫路《 知っててよかった!と思える DVの基礎知識 ~母と子が暴力に巻き込まれず安全に生活するために~》  募集が始まっています。詳細は講座・講演会のページをご覧ください。

性暴力にNo!

フェミカン神戸と同じ、フェミニストカウンセリングをしている
博多ウィメンズカウンセリングの皆さんが、素晴らしい動画を作成されています。
福岡の男女共同参画フォーラムでの配信なので明日(2020/12/5)までですが、ぜひ、ご覧ください。

性暴力にNO!~フラワーデモの繋がりと広がりが創る未来~
https://www.asubaru.or.jp/123571.html#14

パネリスト:北原みのりさん(作家、フラワーデモ全国呼びかけ人)
黒瀬まり子さん(臨床心理士、フラワーデモ@福岡呼びかけ人)
山本潤さん(一般社団法人Spring代表、法務省犯罪に関する刑事法検討委員会委員)

日本で広がりを見せているフラワーデモ。
そのスタートから、今までの道のり、
また、性暴力に関する日本の法整備の現状などが
とても分かりやすく、ストレートに語られています。

語りの力ってすごいな、と、感動し、力をもらえました!

 

 

”批判ではなく提案を‥”女性リーダー須田さん

フェミカン神戸の会員として、長くサポートしてくださっている
須田和(むつみ)さんが、雑誌『女性展望』2020.9-10月号(Vol.706)に掲載されました。

須田さんは尼崎市議として3期目の活動を精力的にされています。
須田和さんのホームページはこちらをクリック

今回の掲載記事ではコロナ禍における尼崎市の対応や課題、市長や須田さんはじめとする女性リーダーの役割や視点が書かれています。

私はこの記事を読ませていただいて、
現実を冷静に見て、”批判ではなく提案を続ける”須田さんの姿勢が現れていると感じました。
学ばせていただくところが多い、素敵な女性リーダーです🙂💗