日々のこと1」カテゴリーアーカイブ

熊谷さんによるモラハラの講座

お久しぶりの更新になりました。
夕方になると虫の声がして、秋を感じます(^.^)

さて9月3日(土)に、フェミカン神戸が事務局をしている
ひょうごDV被害者支援連絡会(HYVIS:ハイビス)の公開講座
『我が家のモラハラ事情~見えない暴力を見る~』に参加してきました。

講師の熊谷早智子さんはモラルハラスメント被害の当事者であり、
またWeb上で「モラル・ハラスメント被害者同盟」を立ち上げて被害者支援をしておられます。

熊谷さんはご自身の被害体験を素にしながらも、冷静にモラハラを定義されています。
“モラハラは、何をされたらモラハラだということではなく、
それをされた人がどう感じるかであり、
起こっていることに気づき被害者のこころを救うための言葉なのだ”と。

モラハラ被害および加害者について、具体的に分析を交えたお話は説得力があり、
夫婦間に起こっていることを周囲が理解しにくい様子が改めてよくわかりました。

モラハラ被害の実態を知り、どのような支援ができるのかを考えたひとときでした。

2016年度通常総会を開きました

早いものでひと月以上前の話になりますが…
フェミカン神戸の2016年度通常総会を開催しました。

今年度新しくご入会いただいた方もご出席いただき、
私たちの活動にご賛同くださる皆様とお会いできたこと、
とても心強くうれしかったです☆(^^)☆

総会後の交流会では、
AWEP(NPO法人アジア女性自立プロジェクト)のスタッフの方に活動をご紹介していただきました。
AWEPで扱う、さおり織を含むたくさんのフェアトレード商品(↑写真)。
それらが生まれてくる背景をお聞きし、素敵な商品が「もっと素敵」になりました❤

そして、想いの詰まった団体が、その時に合った自分たちらしい活動をし、
未来に継続していくこと、についても考える機会になりました。

総会でもご報告したように、
フェミカン神戸の事業もその時代にあわせた在り方を模索しています。
目に見える部分、見えない部分で変化することに丁寧に寄り添うことは、
フェミカンの支援の在り方にも共通するのではないかな、と思いました。
その中から得られる学びを大切に、今後も活動していきたいと思います。

FC学会全国大会@金沢に参加しました

5月28日、29日 日本フェミニストカウンセリング学会 金沢大会に参加をしました。
全国大会は、フェミカンの精神・理論を拠り所に、
社会を少しでも良くしていきたいと思っている沢山のおんなが一堂に会する
年1回の機会です。
2日間にわたって、シンポジウム、交流会、分科会とスケジュールがぎっしり。
今回も前後の市内観光なども含めたくさんの出会いがありました。

金沢駅構内で開催告知のパブリックビューを発見!

金沢駅構内で開催告知のパブリックビューを発見!

新しい顔に出会い、
フェミカンを知ったときのインパクトについて聞かせていただき、
自分がフェミカンと出会ったときの様々な気持ちをもう一度味わったり(^^)
古い知り合いと、
「久しぶり」って声を掛け合うだけでパワーチャージできたり❤
シンポや分科会では問題意識を共有し、
また、会員の活動の成果に触れて勇気づけられ、
まるでシスターフッド(女性同士の連帯感)のシャワーを浴びた感じです。

2008年度以降のフェミニストカウンセリング学会の各年度の大会報告は、
ジャーナル「フェミニストカウンセリング研究」に掲載されています。
ご興味のある方は、是非読んでみてくださいね。

また、来年の大会は5月の第4土・日に杜の都仙台市で開催されます。
気持ちのいい季節に、気持ちのいいおんな達と出会えること、今から楽しみです!
またこちらのHPでもご案内をする予定です。
この記事を読んでくださっているたくさんの方にも、お会いできるといいなと思います。

おまけの写真

駅で日本酒の有料試飲自動販売機を発見❤  キュッと1杯、2杯、3杯…うまうまーっ!

駅で日本酒の有料試飲自動販売機を発見❤ 
キュッと1杯、2杯、3杯…うまうまーっ!

霧雨の兼六園

霧雨の兼六園

NPO法人フェミニストカウンセリング神戸

今日3月8日は「国際女性デー(IWD)」

20世紀初頭にアメリカで婦人参政権獲得を目指すデモが起こった日にちなみ
国連が1975年(国際婦人年)に国際女性デーを定めたそうです。

以前こちらのブログでジェンダーギャップ指数のご紹介をしましたが、
まだまだ、社会基盤から整える必要のあるギャップも多いのが現実。

ただ、約40年前とは“フェミズム”の在り方も随分と変わってきているようにも感じます。
個人的には、最近“ネオフェミニズム”という言葉を耳にする機会が増えました。
ネオフェミニズムについてどう定義するのか、明確ではありませんが、
いろいろな方が多様な視点で問題点を発見し、多様な表現方法で発信されていて、
新しいひとつの在り方として男女平等の実現に希望を感じています。
今日も、グーグルや、フェイスブックも発信されていますね(^^)

昨年の今日、女優のエマワトソン(映画ハリーポッターでハーマイオニーを演じていた方)
が国連で行ったスピーチの内容がメディアでも大きく取り上げられました。
曰く、
フェミニズムは“女性だけ”のための運動ではなくて、
男女平等や個人の自由の実現を支持する(性別に関わらず)全ての人の運動、考え方。
「自分が」、「今」、何かをすることで、世界を変えることができる。

あらためて、
自分らしくあることの意味とその実現に向けて今できることを考えたとき
自分ひとりでできること、から、どんどん拡がって
仲間ができていく。社会が変わっていく。
そんな拡がりの一拠点として、フェミカン神戸も活動できればいいなと思います。

子どもたちに性(暴力)の話をすること・・・

厳しい寒さで3月を迎えました。
さて、西宮で性暴力についての講座が開催されるそうです。
子どもたちに、性暴力について正しく伝えることのできる大人はどのくらいいるのでしょう。

私自身もできるならば性に関する話題を避けたい気持ちもどこかにあるのが正直なところ。
うまく伝えられるか自信がなかったり、恥ずかしく感じたりしているのかもしれません^^;
でも、加害者も被害者も増やさないために、子どもたちに伝えることはとても大事☆
親として、地域で生活する大人のひとりとして、
正しい知識を伝えることができたら、そして自分の、他者の、こころとからだを大切にできる子どもたちが育っていく社会を想像すると、素敵ですよね。

この機会にまず大人が性暴力被害についての知識を得て、どのように伝えるかを考えてみませんか。

フェミカン神戸が協力団体になっている「性暴力被害者支援センター・ひょうご」の方がお話しされるそうです。

詳細は↓↓ (必ず主催者HPでご確認ください)

  • 「性暴力被害者支援センター・ひょうご」の活動に学ぶ
    知っていますか?性暴力について
    ① 3月11日(金)13:30~15:30
    「性暴力被害者支援センター・ひょうごの活動から」
    ② 3月18日(金)13:30~15:30
    「被害も加害も防ぐために~子どもにどう伝える?こころとからだ、性のこと~」
    ※講師:福岡ともみ(性暴力被害者支援センター・ひょうご 事務局長)
  • 対象/定員 テーマに関心のある方  ※ 各回のみの参加も可
  • 参加費  無料    ●会場   ウェーブ 411学習室
  • 保育   10名(1歳半以上就学前まで) 無料
  • 申し込み期間  講座 2/16(月)~参加希望回の前日まで
    保育 2/16(月)~参加希望回の1週間前まで
  • 申し込み方法:電話、FAX、Eメール、来館(月~土、9時から17時15分)でウェーブまで。
    【主催・申込み・問合わせ先】 西宮市男女共同参画センター ウェーブ
    ○TEL 0798-64-9495/FAX 0798-64-9496
    ○Eメール:vo_jyosei@nishi.or.jp
    ○〒663-8204 西宮市高松町4-8 プレラにしのみや4F

ハーグ条約 締結後の動きと問題点

HYVIS(ハイビス:ひょうごDV被害者支援連絡会)の主催で、
標記の講座が開かれます。2016年2月27日(土)14:00~16:00
(共催:神戸市男女共同参画センター、兵庫県DV被害者支援強化事業)
今回の講座はDV被害者支援に関わっている方が対象ですが、
多くの方にHYVISの活動を知っていただきたく、
また支援者の方には貴重なお話が聞ける機会ですので、ご案内します!

HYVISは兵庫県内すべての女性と子どもが、安心してすこやかに暮らせる環境作りに貢献することを目的に、
兵庫県内でDV被害者支援活動を行っている7つの民間団体および個人が活動(情報交換、勉強会
講演会、行政等への提言など)をしています。
(フェミカン神戸が事務局をしています)
詳細はHPを見ていただくとして…

今回の公開講座。
ハーグ条約締結、発効後の現状や問題点などを弁護士の芝池俊輝さんからお話しいただきます。
DV被害者支援の視点で、ともに学び、考える機会になればと思います☆★

日時  2016年2月27日(土)  14:00~16:00 (受付13:30~)
会場  あすてっぷKOBE セミナー室1
講師  弁護士 芝池 俊輝 さん (東京パブリック法律事務所)
資料代 200円
対象  DV被害者支援に関わっている人

詳細・お申込み方法は こちら⇒HYVIS

お問合せは078-360-6211(HYVIS事務局:NPO法人フェミニストカウンセリング神戸)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

本年もフェミニストカウンセリング神戸は
だれもが安心して自分らしく生きることのできる社会づくりに向けて
努力をいたします。
ご厚誼、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。

(⊂((o^⊥^o))⊃)(⊂((o^⊥^o))⊃)

さて、
あたたかく好天に恵まれた年末年始でしたが、皆さまはどのように過ごされましたか?
私は例年になく美しい初日の出を見ることができ、とても満たされた気持ちになりました。
皆さまにとっても幸せな一年となりますよう、お祈り申し上げます。

今年も少しずつですが、
情報や想いや、つぶやき、、、などをお伝えしつつ
HP上でも、共にいることや、つながりを感じることができるといいなと思っております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始のお知らせ

早いもので、今年も年の瀬になりました。

フェミカン神戸の事務所業務は12/26(土)~1/3(日)までお休みの予定です。

今年は寒暖の差がはげしいので、体調を崩しがちの方も多いようです。
年末年始は日常とは生活のペースが変わる方も多いことと思います。
ゆっくりされる方、忙しくされる方、、、

私自身、自分をいたわりつつ、年末年始を過ごしたいと思っています。
と、言うのは簡単でも、実行するのはいつも至難の業ですが…今年こそ(^_^;)

皆様もどうかご自愛ください。

本年も一年間ありがとうございました。

二次被害を防ぐために(性暴力被害者支援センター・ひょうご出前講座)

フェミカン神戸が協力団体でもある、性暴力被害者支援センター・ひょうご(以下支援センター)から、
今年もスタッフの方が出前講座に来てくださいました(^^)
今年は「二次被害を与えないために」と題し、
支援センターの活動を通じて見えることを、さらにより良い支援につなげるためにされている取り組みやその現状を伺いました。

20151208-1
20151208-2

「二次被害」とは、相談したり、訴えたりした相手や機関に責められたり、傷つけられたりすることです。
もちろん、支援者が故意に加害的な言動をすることはあってはいけません。
たとえば性暴力被害者支援においてはいわゆる強姦神話、「露出の多い服を着ているからレイプされても仕方ない」「あなたにも隙があった」「いつまでも引きずらないで」…などが社会に蔓延していることが被害当事者の社会生活において二次被害をもたらす危険もあります。
こうした頭で理解でき、啓発などを通して防げる二次被害があり、それらを理解して支援にあたることはとても大事なことφ(..)
しかし、これら一般的な二次被害といわれる事柄を理解したうえでも、
支援者が良かれと思ってしたことであったり、支援者自身も気づいていない言動で
被害当事者の方を再度傷つけてしまい、
無力化を招いたり支援が途切れる結果となることもあります。
そういう意味で、二次被害の防止は「支援」(性暴力被害に限らず)をするにあたり
もっとも大切な部分だと思います。

では「二次被害を与えないために」どうすればいいのか、、、
支援センターでの具体的な取り組みを伺いながら、
被害当事者、その方自身を理解しようと努力し続けること。
支援者が自分自身を理解しようと努力し続けること。
頭レベルで、五感レベルでのこうした理解を大切に支援されている姿に感銘を受けました。

支援センターのリーフレットにも書かれていますが「回復できる環境」ってシンプルだけど難しい。
二次被害について心に留めおきながら、
フェミカン神戸や支援センターが
被害にあわれた方の「回復できる環境」の一部であれたらいいな、
そしてそんな環境が当たり前の社会になればいいな、と思います。

〇2014.12の支援センター出前講座の記事はこちら

ジェンダーギャップ指数から思うこと

先月、世界経済フォーラム(WEF)の発表したジェンダーギャップ指数。
日本は101位(世界145か国中)。

ジェンダーギャップ指数は次の①~④の4項目で
それぞれ性差の少なさを数値化し、総合したものです。
①政治参加 ②職場進出 ③教育 ④健康度合
簡単に言うと
①は、国会議員数、閣僚の数など。男性の方がまだまだ多いです。
②は、労働力、賃金、専門職や管理職の数。これも男性の方が多い(高い)です。
③は、識字率や就学率。日本では男性の方が若干大学進学率が高く、他の国が完全に近く格差を解消している中では、この若干の差が大きく影響しているようです。
ちなみに、日本の大学進学率は約50%、先進諸国に比べると高いとは言えません。(トップのオーストラリアは進学率が96%!)出典:OECD「Education at a Glance 2012」
④は、出生数、平均寿命です。日本は長寿大国ですが、男女差が約6歳。こちらは女性の方が長いです。

おもてに出てくる数字だけを見て、良い/悪い、との安易な議論はできませんが、
現状として、私たち個人の生活レベルで容易に感じるギャップも多くあります。

そうしたギャップが、力関係(社会的弱者)を生むこともあり、
生きづらさやしんどさを感じる人が増える一因でもあります。
フェミニズムで言う『パーソナル・イズ・ポリティカル』(※)

原因が明確な場合も、
わかりにくい形で生きづらさやしんどさにつながる場合も、あります。
そのような時に、私たちフェミカン神戸が
フェミカンの基本理念である『パーソナル・イズ・ポリティカル』も持って、
皆さんと一緒に考えることができる場であればいいな、と思っています。
そして、個人の生きづらさの解消が男女格差の解消へと還元される、
そんな活動ができる場でありたいと思います。

※『パーソナル・イズ・ポリティカル』:個人的、私事に見えることに社会全体の力関係や社会の制度が集約されて表れていること