先日、とある市のDV被害者支援者向け研修に参加してきました。
その中で印象的だった内容を一つご紹介します。
アメリカの心理学者レノアウォーカー提唱のDVのサイクル、
①開放期(ハネムーン期)
↓
②緊張期
↓
③爆発期
・・・・
これは最近では皆さんよくご存じだと思います。
でもこのサイクル、実は「加害者のサイクル」なんですね。
講師の内藤みちよさん(立命館大学応用人間研究科嘱託講師)のお話によると、
これに対する「被害者のサイクル」が発生します。
それは
①開放期(自己説得:まだ、やっぱり大丈夫だ)
↓
②緊張蓄積期(不安察知:やばいかも)
↓
③暴力の発生(現実直面:もう、やっぱり無理!)
なるほど、ですね。
このような気持ちの変化とともにエネルギー(行動)も変化します。
わかっていたことのようですが、
視点を変えて、言葉で理解するとより一層理解が深まったように感じます。
有意義な研修でした。