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【報告】2024/11/10 アクティブ・バイスタンダー

2024年度公開講座 女性への暴力を許さない連続講座No.20を開催しました。
作家のアルテイシアさんからフェミニズム・ジェンダーについて楽しく学びました。

「ジェンダー感覚は九九のようなもの。ジェンダーギャップ指数146か国中118位の日本で生まれ育つと、ジェンダー感覚はバグって当然」と言われ納得。
反面、自分の発言が知らぬ間に人を傷つけているのでは?と、振り返る機会となりました。
みんなアップデートの途中!一緒にアプデしていきましょう。

暴力を見かけたときの第三者介入の方法として「5D」

・Direct(直接介入する)
・Distract(注意をそらす)
・Delegate(助けを求める)
・Document(証拠を残す)
・Delay(後からの対応)

を学んだあと、
グループワークで「こんな場面ではどんな第三者介入ができるか」を話し合いました。
盛り上がって時間が足りなかったグループもあったようです。
アルテイシアさん、参加者の皆さん、ありがとうございました!

以下、参加者アンケートより感想をいただきました。

・アクティブ・バイスタンダーを実行していきたいと思います。介入する際にも、対立と分断に気をつけて、「ジェンダー表現あるあるNG」をチェックしていきます。印象に残ったことは、回復は被害者が自己決定権を決めるという言葉です。ありがとうございました。

・思いやりでは差別を解決できないと思ってきたので、「差別は構造だ」とおっしゃって下さり心強かったです。不安を利用して分断させる権力者のことや、自己決定の意味、憲法は公権力をしばるものなど、確認できてよかったです。気づかない人やジェンダーバイアスを使っている人にどう返したらいいか、暴力への介入のし方を知ることができてよかったです。

・言葉をたくさん知りました。インパクトのあることば“Mee too”“アクティブ・バイスタンダー”は人を動かす力があると思いました。意識改革、社会改革には教育が大切だと思います。ありがとうございました。

・個人としてできることがたくさんあることに気づけた。ただ、対集団や今の社会背景(セカンドレイプ・二次被害の多い状況)の中で、包括的性教育や今日教えてもらったようなことを伝えた時に、伝わらないモヤモヤをどうしたらよいのか?という気持ちになった。このモヤモヤが原動力になることもわかった。

アクティブ・バイスタンダー

【参加者募集・2024年11月10日開催・参加無料】
講師:アルテイシアさん アルテイシア lit.link(リットリンク)

日時:2024年11月10日(日)14:00~16:30
場所:あすてっぷKOBE(神戸市男女共同参画センター)
参加費:無料
対象:女性支援をしたい方・テーマに関心のある方
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申込リンクはこちら
https://forms.gle/w6VjWLZoXZiaCs8q9
・Googleフォームに必要事項をご記入、送信して下さい。
・送信をもってお申込みを完了します。
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DV、性暴力、虐待、いじめ、パワハラ、、、
それら暴力が目の前で起きているとき、あなたならどう行動しますか?

何とかしたいけど、
「どうやって助ければいいのか
どうやって被害者の味方になればいいのか」わからず、
結局、何も行動できなかった経験がある方も多いのではないでしょうか。

その場にいる人が”何も介入しない(傍観しているだけ)”というのは、
暴力を容認しているのと同じなのです。

これは、被害者に対して
”私たちは暴力行為を否定しない(=容認する)”
というメッセージを送ってしまいます。

そのメッセージは被害行為に加え、”二次被害”となり

被害者は
「被害を受けても仕方なかったんだ」
「加害者の行動が社会的にOKで、私が悪いんだ」
「恥ずかしい」…など
誤ったメッセージと更なる傷つきを受ける可能性があります。

講師のアルテイシアさん アルテイシア lit.link(リットリンク)
から、
暴力のある場面で第三者ができる介入について学び、
「行動のできる第三者」=「アクティブ・バイスタンダー」になりましょう!

★募集記事(リンク)も併せてご確認ください★

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申込リンクはこちら
https://forms.gle/w6VjWLZoXZiaCs8q9
・Googleフォームに必要事項をご記入、送信して下さい。
・送信をもってお申込みを完了します。
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しみん基金・KOBEさんのブログにご紹介いただきました

子どもとかかわる大人のためのトラウマインフォームドケア講座
開講して半年、100名を超える方にご受講いただいています。
そして今月末までが視聴期限です💖(2023年8月末まで)
まだお申込みでない方、お見逃しなく!

この講座の開催にあたり、資金面で支援をしてくださった「しみん基金・KOBE」さんのスタッフの方が
講座の感想をブログに書いてくださいました。
↓記事はこちら↓

トラウマインフォームドケア講座を拝聴しました – しみん基金・KOBE 事務局ブログ (stylebuilt.co.jp)

💁🏻お申込みはこちらのリンクよりどうぞ

講座・講演会の実績まとめ(2022まで)

このホームページが今の形になって、もう10年近く…
情報がごちゃ混ぜになっているので、少しずつメンテナンスを始めています。
まずは、講座・講演会の実績をまとめてみました。

<これまでの講座・講演会の実績>

今日は2016年度から2022年度までに
当法人で講演会や学習会を開催しているものを追加。
その時々のブログ記事にリンクも貼っていますので、
フェミカン神戸を最近知ったよ!という方には、私たちの活動をもっと知って頂きたく、
ずっと前から知ってくださっている方には、その時代を感じるテーマとともに、、
もしよければご覧ください。

「講座・講演会」のページの 一番下
<これまでの講座・講演会の実績>からも見ていただけます。

動画:子どもとかかわる大人のためのトラウマインフォームドケア講座

配信中の講座「子どもとかかわる大人のための トラウマインフォームドケア講座

この講座はそれぞれの先生の専門的な視点から、
トラウマを理解した子どもや養育者へのかかわり方についてお話しいただいています。

私は普段、大人のトラウマサバイバーの方にお会いすることが多いのですが
この動画講座を見て、
立場が違うと、見え方も、関わり方もこんなに違うんだ、ということにびっくりしました。

もちろん、共通して知っておきたい知識はありますが、
支援の仕方も、みんなそれぞれでいいんだな~なんてことも感じました。

すでに多くの方がご受講くださり、受講してよかった、という声もたくさんいただいています。
色んな立場の方が、それぞれの視点をもって相手を理解し
多様なかかわりができるといいなぁと思います!

お申込みいただいたら、8月末まで何度でも見ていただけます。
全5回・3,000円(学生無料)・要申込
詳細・お申込み方法などはこちら↓↓
「子どもとかかわる大人のためのトラウマインフォームドケア講座」

【2/10募集中】知ってよかった!と思えるDVの基礎知識

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、来月開催する講座のお知らせです。
専門知識がなくても大丈夫ですので、身近な方に、自分自身にもお役立てください。

2月10日開催 知ってよかった!と思えるDVの基礎知識
~ひとりで抱えず、専門機関につながる一歩を踏み出すために~
(姫路会場・zoom・申し込み者への見逃し配信あり)

DV啓発活動を“兵庫県播磨地域で”との思いで、女性と子ども支援をされている姫路ゾンタクラブのご協力を得て開催してまいりました。コロナ渦の影響もあり、オンラインでの実施も可能になり、ますます対象エリアが増えつつあります。今回は見逃し配信もありますので、さらに多くの方々にDVの基礎知識を知ってもらいたいと願っております。

「知ってよかった!と思えるDVの基礎知識」は2017年より毎年姫路市で開催し、今回で6回目です。毎年、ゲストを迎えてフェミニストカウンセリング神戸とのコラボで実施してきましたが、今回はフェミカン単独で実施します。私たちスタッフの中には、日本フェミニストカウンセリング学会で認定されたフェミニストカウンセラー、アドボケイターの資格取得者がおり、全国各地のフェミニストカウンセラーたちと集まり、定期的に研修研鑽等を積んでいます。

2019年立て続けにDVと子ども虐待が密接に結びついた悲惨な事件が起きました。DVと児童虐待が密接な関係にあると認識していたというのに、こんな事件が起こってしまったことに心が痛みました。そこで、DV被害にあい苦しい思いを抱えている人にフェミニストカウンセラーからのエールが届きますようにと思い、2021年3月にブックレット発行しました。

この冊子はDVの実態と被害からの回復の手立てを紹介していますが、なかでもDVによる支配から逃れ、ダメージから回復していく段階を4つに分け、段階ごとにさまざまエピソードを紹介しています。

今講座はこの冊子を紹介する中で、回復の段階に合わせその時期にあった支援があることを伝えます。DVの被害にあった人はなかなか相談することが出来ない状況にあります。しかし、ひとりで抱えず、誰かにつながること、どこかに相談することが回復への大きな一歩になるのです。DVはひとりで解決できるものではなく、安心する人と繋がることによって、自分らしさを取り戻していくのです。

ぜひ、この機会にこのようなDVの知識を得ていただき、自分や自分の大切な人を守っていく一助になることを願っています。

詳細・お申込みはこちら↓
2023/2/10 知ってよかった!と思えるDVの基礎講座~ひとりで抱えず、専門機関につながる一歩を踏み出すために~ | フェミニストカウンセリング神戸 (femi-c-kobe.com)

「母性は本能ではありません」?!

9/25に予定している公開講座
講師の川喜田好恵さんは当法人を長くサポートしてくださっています。
そして、数々の言葉で私たちに気づきや勇気を与えてくださっています。
今日は、スタッフの「川喜田語録」をご紹介します。

「母性は本能ではありません」

30年ほど前に、川喜田さんが講師のセミナーに参加しました。
当時の私は、2歳くらいの我が子を保育に預けて参加していました。

どんなテーマの、どんな内容のセミナーだったかは全く覚えていないのですが、
鮮明に残っている記憶があります。
講義のなかで川喜田さんが「母性は本能ではない」とおっしゃったのです。
私にとっては、青天の霹靂ともいうべき衝撃でした。

だって、巷には「母性本能」という言葉はこれでもかというほど登場し、
しかもそれは”本能の中の最も強いもの、最も神聖なもの”という位置づけのように感じていました。

それが、「本能」ではないって、どういうこと?

にわかに信じがたく、私は質疑応答の時間に、川喜田さんにあらためて尋ねました。
「母性は、本能ではないのですか?」と。
川喜田さんの返答は明快で、何の躊躇もありませんでした。

「母性は本能ではありません」

青天の霹靂の次に、目からうろこでした。

女性に生まれたなら当たり前に標準装備として母性本能が備わっているんだと思っていたけど、

そうじゃないんだ!

我が子はかわいい、
だけど時に(頻繁に)子育ては私の内面の葛藤を掻き立てて心を乱すものでした。
母性(親性)が本能ではなく
子どもに接することで学習によって得ていく“養護性”ならば、
私が葛藤するのは当たり前なのだ。

難なく子育てをしているように見えるお隣の奥さんも、同じ葛藤を抱えているかもしれないんだ。

そう思えた時、「母性が欠如している私は、人として女性として欠陥品」という劣等感、罪悪感が薄れていく感覚をもちました。

その後も、よそのお母さんと比べて
「だらしないダメなお母さん」という後ろめたさをすべて消し去ることはまではできませんでしたが
(それがジェンダーの根強いところ!)
本能が欠落している失格者だという烙印を自分に押すことはありませんでした。

30年前、悩める私に生きる道を示してくれた川喜田さんのことばでした。
9月25日公開講座「今を生きるためのフェミニズム」では、どんな“川喜田語録”に出会えるのか、楽しみです。

お申込みが始まっています。
9/25 14:00~ オンライン・無料の講座です。
見逃し配信もあります。
詳細・お申込みはこちら→講座情報『今を生きるためのフェミニズム』

9/25オンライン講座 今を生きるためのフェミニズム

今年の公開講座が決まりました!

詳細・お申込みはこちら

私たちが生きるいま、フェミニズムは役に立つのでしょうか?
フェミニズムなんて過去の思想ではないの?ということも耳にします。

確かに、社会の様々な場面で、性別による差別をなくそうという動きが見られますし、
たくさんのムーブメントがあり、
政治家の差別的な発言も放置されなくなり、意識の変化を随所に感じることができます。

しかし、私たちが相談をお受けする中では依然
「女だから~」「妻だから~」という語りが健在しています。
語られなくても、
女性としての周りからの期待や、無言の圧力
にしんどさを抱えていらっしゃる方もおられます。

フェミニストカウンセリングは女性のしんどさやもやもやがどこから来たのか、に目を向けます。

少し難しい言葉で「構造的暴力」と言われますが、
特定の加害者のいない、社会構造そのものが起因となる暴力と密接に関わっています。
最近では、
アンコンシャス・バイアス(無意識に行ってしまっている差別)
ジェンダーベイスド・バイオレンス(性別による差別、それによって起きる暴力)
といった言葉をメディアなどでも耳にするようになりました。
そうした概念をどのように支援現場で用い、私たちの生活で応用することが出来るのでしょうか?

フェミニストカウンセリングの草分けである川喜田好恵さんと学びます。
本講座は神戸市と共催しており、無料でご参加いただけます。
是非ご参加ください。

詳細・お申込みはこちら

【3/5募集中】おうち性教育はじめます

【3月5日(土)10:00~12:00@ZOOM】『おうち性教育はじめます』

学校でもタブレットを使う昨今、子ども達にとってもネットの世界は身近で必須なものになってきました。
オンラインゲームやSNSを通して、知らない人と出会うことも増えています。
早い年齢から親の目の届かない場所、時間を過ごすことも多いのではないでしょうか。

子ども達が性犯罪から自分自身を守れるように、
性についての大切なことを子ども達に知ってもらいたい!
家庭の中で性の話ができたらとしたら、子ども達が困ったときに相談することができる!
このような思いから、「おうち性教育はじめます」講座を企画しました。

「そもそも性教育ってなに?」、「性教育って家庭でするものなの?」と疑問があるかもしれません。
母親世代である私達自身、性教育を学んでこなかった方が大半です。
ですので、このように性教育にハードルを感じることも当たり前のことなのです。
ベストセラー『おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方』の著者、フクチマミさんをお迎えし、
母親や身近な大人である私達自身が性教育について一緒に学びあう時間を持ちたいと思います。

ご参加お待ちしています!
お申込み、講座の詳細はこちら。

【2021/1/11オンライン開催】身体の声で私とつながる

●● 参加者募集中 ●●
今年度の公開講座は、オンラインでの開催です。

2021年1月11日 9:30~12:00
おそらく日本初!「ジェンダーとマインドフルネス」がテーマです。
詳細・お申し込みは→→こちら

意識的であれ、無意識であれ、家庭や学校、社会で身につけてきた
ジェンダー規範(女らしさ、女性だから~すべき)は、
私たち女性のこころと身体にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?

その影響に気づかずに、周りからの役割期待に応じていると、心身ともに大きな負担となってきます。

この講座では、欧米で最も効果的な心理療法として認められている
ハコミ研究所のハコミセラピー の技法を使い、
マインドフルに、優しく、丁寧に
ご自身の身体感覚をはじめとする様々な部分に気づきを向けます。
そして、より自分らしい生き方が選択できることを目指しています。

トラウマ、ストレスへの対処法もご紹介します。

からだとこころの関係に興味がある方
セルフケアを学びたい方
ご自分の学びや経験を支援活動などに役立てたい方

マインドフルネスはだれでもができるものです。初めての方でも、大丈夫です!

内容は
第1部:講師のガイドによる学びと体験
講師:ウィリングヘム広美さん
第2部:参加者の皆さんと法人スタッフがお話しをしながら、第1部の学びを深めます。
1部の学びを日常に活かせるワークなども行う予定です。1部、2部両方ご参加ください。
参加は女性限定です。
参加費1000円(当法人正会員は無料)
定員は20名ですが、定員を超えたときは兵庫県内在住の方を優先させていただきます。

zoomが初めての方、心配な方には、簡単なzoom練習会と、呼吸法などのミニ講座も予定しています。(1/5.7.8)
お気軽にご参加ください。

詳細はこちらのページをご確認ください
こくちーず申込ページはこちら→→こくちーずが開きます