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【報告】性暴力被害者の支援員養成講座

NPO法人性暴力被害者支援センター・ひょうごさんにご依頼いただき、
オンデマンド連続講座の1コマを担当させていただきました。

性暴力被害者支援を学び始める方に向けて、
・DVの仕組み
・DV被害者心理
・DVの中での性暴力
・子どもへの影響
・回復のために出来るサポート
・DV防止法、社会資源 …などをお話ししました。

様々な立場の方がたくさん受講して下さったようです。
支援者としてできること、具体的なかかわり方等
たくさんのご質問をいただき、その中に、
「DVはなぜなくならないのですか?」というご質問がありました。

この講座を聞いて、そのことを考えていただけることが、とてもうれしく思います。

そして、DVがなぜなくならないのか、というと、
社会の意識、教育、啓発、文化、加害者心理、被害者心理、、、色々な要素があるのですが、
私が今思っていることを、次のようにお答えしました。

人が二人いれば、「人として対等」ですが、
そこには必ず違いがあり、それがパワー(権力)の違いに結びつく可能性があります。
例えば、、男女、親子、教師と生徒、医者と患者、カウンセラーとクライエント、も
立場や経験や知識などの違いから、パワーの違いが生まれてきます。
状況によっては、パワーの多い方と少ない方が入れ替わることもあります。

人間関係とは、このような違いがあるものだ、と知ったうえで、
パワー(経済的、社会的、体力的等)を持つ立場にある人が、
パワーの適切な使い方や、パワーが人に及ぼす影響に対してセンシティブでないことが、
DV(のみならずいじめや差別、ハラスメント)がなくなって行かない要因の一つだと感じています。

声を上げにくい社会、あげても無視されたり、理解されない社会というのも、まだまだありますよね。

それぞれ、皆様のお立場で「DVがなくならない原因はどこにありそうか」
そこに対して私は「何が出来そうか」と考えていただければ、
きっと社会が変わっていくと思います。

講師のご依頼はこちら→講師活動のページへ移動

【2/10募集中】知ってよかった!と思えるDVの基礎知識

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、来月開催する講座のお知らせです。
専門知識がなくても大丈夫ですので、身近な方に、自分自身にもお役立てください。

2月10日開催 知ってよかった!と思えるDVの基礎知識
~ひとりで抱えず、専門機関につながる一歩を踏み出すために~
(姫路会場・zoom・申し込み者への見逃し配信あり)

DV啓発活動を“兵庫県播磨地域で”との思いで、女性と子ども支援をされている姫路ゾンタクラブのご協力を得て開催してまいりました。コロナ渦の影響もあり、オンラインでの実施も可能になり、ますます対象エリアが増えつつあります。今回は見逃し配信もありますので、さらに多くの方々にDVの基礎知識を知ってもらいたいと願っております。

「知ってよかった!と思えるDVの基礎知識」は2017年より毎年姫路市で開催し、今回で6回目です。毎年、ゲストを迎えてフェミニストカウンセリング神戸とのコラボで実施してきましたが、今回はフェミカン単独で実施します。私たちスタッフの中には、日本フェミニストカウンセリング学会で認定されたフェミニストカウンセラー、アドボケイターの資格取得者がおり、全国各地のフェミニストカウンセラーたちと集まり、定期的に研修研鑽等を積んでいます。

2019年立て続けにDVと子ども虐待が密接に結びついた悲惨な事件が起きました。DVと児童虐待が密接な関係にあると認識していたというのに、こんな事件が起こってしまったことに心が痛みました。そこで、DV被害にあい苦しい思いを抱えている人にフェミニストカウンセラーからのエールが届きますようにと思い、2021年3月にブックレット発行しました。

この冊子はDVの実態と被害からの回復の手立てを紹介していますが、なかでもDVによる支配から逃れ、ダメージから回復していく段階を4つに分け、段階ごとにさまざまエピソードを紹介しています。

今講座はこの冊子を紹介する中で、回復の段階に合わせその時期にあった支援があることを伝えます。DVの被害にあった人はなかなか相談することが出来ない状況にあります。しかし、ひとりで抱えず、誰かにつながること、どこかに相談することが回復への大きな一歩になるのです。DVはひとりで解決できるものではなく、安心する人と繋がることによって、自分らしさを取り戻していくのです。

ぜひ、この機会にこのようなDVの知識を得ていただき、自分や自分の大切な人を守っていく一助になることを願っています。

詳細・お申込みはこちら↓
2023/2/10 知ってよかった!と思えるDVの基礎講座~ひとりで抱えず、専門機関につながる一歩を踏み出すために~ | フェミニストカウンセリング神戸 (femi-c-kobe.com)

わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点

このコーナーは、フェミカン神戸スタッフが、最近読んだ本の個人的な感想を書いています。

今回紹介する本

わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点』
合同出版編集部編 合同出版

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表紙の女性のイラスト、フラワーデモを連想させる花を持った女性に惹かれて手に取り、
当法人が企画した研修で講師に来てくださった方々が、本書に寄稿していることにも興味をもち、読み始めました。

過去、私は痴漢や性被害に遭うのは”自分が悪いから”だとずっと思っていました。
男性に笑顔で接しながらも、隙を見せないこと、
軽々しく触っていい女だと思わせないようにしないといけない、と信じていました。
たとえセクハラまがいのことを言われても、
笑顔でいなしながら相手のメンツを保つよう上手にふるまうことが大人の女だと思っていました。

だから痴漢に遭ったときは、夜にひとりで電車に乗っていた自分が悪いと自分を責めましたし、痴漢に遭ったことを誰にも話せませんでした。
わたしは「黙っている」人でした。

「女はこうあるべき」「女は男性の機嫌を上手にとることが出来て一人前」という社会の価値観のなかで「黙っている」ことで自分を守ってきたのです。

フェミニストカウンセリングに関わることで、「黙らない」人がいることを知りました。
性暴力をなくすための活動や発信をしている人がたくさんいることも知りました。

本書には、34名の当事者や、長年にわたり第一線で性暴力被害者を支援してきたアクティビストやジャーナリスト、研究者らが、性暴力の現状やこれまでの動き、今後の展望などを寄稿し、まとめられています。

あなたも「黙らない」人の声を聴いてみてください。

わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点』
合同出版編集部編 合同出版

【報告】今を生きるためのフェミニズム

9/25に公開講座『今を生きるためのフェミニズム』を開催しました。

1980年代から日本でフェミニストカウンセリングをしてきたパイオニア
川喜田好恵さんにお話しいただきました。
川喜田さんの育ちや、カウンセリングの場を通じて、
感じてきたこと、見えてきたこと、実践されてきたことなど
貴重な経験をたくさんお聞きし、
また、川喜田さんの問題意識やその取り組みに勇気づけられました。

フェミカン神戸はフェミニズムの視点を持ち、カウンセリングなどの女性支援をしています。
フェミニズムを知ることで、全ての問題が解決するとは言えませんが、
女性が生きづらさから解放される側面が多分にあるからです。
それはなぜでしょう?

5千年も前に始まるという男性(優位の)社会が
特定の役割を女性に振り分け、心理的なきめつけを設け、
(女性は結婚して母親になるもの。女性はおとなしく、受け身である。など)
あてはまらない者を「女として未熟」「女のくせに」などと排除してきました。
この役割分担を、川喜田さんは『女性は愛情供給係』『男性は経済供給係』と名付けます。
ご存じのように、そのような性差は存在しません。
しかし、宗教や文化がこの誤った「女性の役割」「男性の役割」を”これが正しい在り方”とすることで
あたかも当然のように継承されてきました。
この役割に当てはまらない人は、
「お前はダメだ」「(女として)価値がない」などと排除され、貶められるので、
「私ってダメな人なんだ」「女なのに、こんなこともできない」
…と自己評価が下がってしまいます。

DVや性被害の被害を受けるのが、女性の方が圧倒的に多いことはもちろん、

誤った「3歳児神話」「母性神話」によって
母一人に子育てが任されてしまい、”
子どもの”不登校、引きこもりが”母親の”問題にされたり

当たり前のように男性が筆頭者になる”家制度”
妻は夫の扶養、男女の給与格差 等も
この性別による誤った役割分担が影響しています。

そうした仕組みを自分ごととして理解することで
自分が置かれている環境・状況に対する見方が変わります。

役割に当てはまらない私がおかしい、のではなく、役割自体がおかしいのだ、と。

一気にすべてを解決したり、悩みをなくしたりすることはできませんが、
フェミニズムによって自己否定のサイクルを断ち切ることは可能です。

今を生きるために、フェミニズムによって、
自分に気づくことからはじめ、自分の道を歩くようになること
そのプロセスを支援することを、今後も続けていきたいとおもいます!

出会い♡

スタッフのひとりから、フェミカン神戸との出会いをブログで発信したい、と嬉しい声があがり、
早速、記事を送ってもらいました。

おそらく、どのスタッフも、もしかするとこのページを読んでくださっている皆さんにもそれぞれの
フェミニズムやフェミカンとの出会いのストーリーがあるのだと思います。
出会ってくださり、ありがとうございます♡

・・・・・・・ 以下、投稿記事です ・・・・・・

子どもの頃から、犯罪被害者や冤罪のニュースを見ると、心がざわついた。
20代で芝居をやっていた頃、声なき声を代弁するのが演劇、と公言していた。
アドヴォケイトという言葉は知らなかった。

四肢に障害のある兄と共に育ったが、家の中は関西弁とノリツッコミが日常で、笑いが絶えなかった。
ただ、父が患った心の病は私が高校生の時に悪化、幻聴から刃物を向けるという最悪の事態に至った。
私の身体の真ん中には、文字通り一生消えない大きな傷が残った。
その頃はまだ、自分が後にフェミニズムに救われるとは思ってもいなかった。
外からは「何不自由ない満たされた人」と思われていた私は、自分ではずっと「マイノリティ」だと感じていた。
ケアが必要な兄と父のいる家庭の中で、私の心が折れてはいけないとぼんやり考えていた。
母は芯の強い人で、妻としての役割を過剰に引き受けていたことは今になってわかるが、私には強い心の支えであり、それは今も変わらない。

40歳を過ぎてから、結婚・育児で理不尽な思いを重ねる中、フェミニズムという考え方があることを知った。
「弱者が弱者のまま尊重される」思想は、障害のある兄やその仲間と共に生きてきた私が求めていたことと通じた。
NPO法人フェミニストカウンセリング神戸に参加し、理解を深めた。
トラウマについて学んだ。
あの日以来、厳しい現実の時ほど他人ごととしてやり過ごした私に起こっていたのは、トラウマ反応だったのかもしれない、と気づいた。
人生のあちらこちらで自ら選んだと思っていたことは、実は選ぶように仕掛けられていた。
何時間も泣いたのに何も浄化されなかったのは、悲しみではなく怒りに満ちていたからだと腑に落ちた。
誰しもトラウマを抱えていて、でもそんな私たちはつながることができると思えた。
そしてわたしは、トラウマを抱えて生きていてもいいのだと思えた。
今、各所で出会う相談者を「あなたは、わたし」と思う。
わたしはやっと自分のために生きている。

【講座情報】性暴力・DVに関する講座

NPO法人レジリエンスさんより、講座情報が届きました。
2022/9/23 神戸で開催予定なので、都合がつかれましたら是非、足をお運びください!

私たちフェミカン神戸は、スタッフの殆どがレジリエンスさんの
「こころのcare講座」ファシリテーター養成講座を受け、
神戸市では「サポートカフェ」
尼崎市では「気づきと回復の講座」を開催しています。

DVや心の傷つきについて、またトラウマについての情報を
☆さんに届けています。
「☆さん」とは、レジリエンスさんによって名付けられた、「被害にあったけれども回復する力のある人」と敬意をこめた呼び方です。

私たち誰もが、広い意味で☆さんであり、みんなで学び、キラキラの世界になるといいなと思います!

そんな発信をいつもされている素敵なレジリエンスさんの講座、以下にご紹介します。

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9月23日祝日 午前のSAFER101(性暴力についての基礎講座」についてはこちら
https://safer101-resilience.peatix.com

9月23日祝日 午後のこころのcare講座についてはこちら
https://care-resilience-2022.peatix.com

DV被害者民間支援についての講座

当フェミカン神戸が事務局をしている
ひょうごDV被害者支援ネットワーク:通称HYVIS(ハイビス)

9/11に神戸市立婦人会館で講座を開催します!

HYVISは兵庫県内でDV被害者支援活動を行っている5つの民間団体および個人が
2003年より活動しています。

今回は兵庫県DV防止出前講座事業として、

民間支援団体ってそれぞれどんな活動をしているの?
どう利用すればいいの?
それぞれは、どうつながっているの?…
HYVISの5団体が一堂に会し、一度にお伝えする機会です。
利用者の方や行政の方、そのほかのDV被害者を支援される方にも是非知って頂きたい内容です。

日時  2022年9月11日(日) 13:30~16:00
会場 神戸市立婦人会館 たんぽぽ 神戸市中央区橘通3-4-1 総合福祉センター4.5F
定 員   20名 (9/4までに要申込・先着順)
対 象   このテーマに関心のある方
参加費  無料

<申込・問合せ>
HYVIS事務局(NPO法人フェミニストカウンセリング神戸:TEL078-360-6211)
申込事項①~③を記載のうえメール(hyviskouza@yahoo.co.jp)でお申込みください
 ① お名前 ②電話番号 ③所属等
 申し込み締切は9/4までとさせていただきます。
※定員に達した時点で締切ます

詳細はHYVISホームページをご確認のうえ、お申込みください。

「母性は本能ではありません」?!

9/25に予定している公開講座
講師の川喜田好恵さんは当法人を長くサポートしてくださっています。
そして、数々の言葉で私たちに気づきや勇気を与えてくださっています。
今日は、スタッフの「川喜田語録」をご紹介します。

「母性は本能ではありません」

30年ほど前に、川喜田さんが講師のセミナーに参加しました。
当時の私は、2歳くらいの我が子を保育に預けて参加していました。

どんなテーマの、どんな内容のセミナーだったかは全く覚えていないのですが、
鮮明に残っている記憶があります。
講義のなかで川喜田さんが「母性は本能ではない」とおっしゃったのです。
私にとっては、青天の霹靂ともいうべき衝撃でした。

だって、巷には「母性本能」という言葉はこれでもかというほど登場し、
しかもそれは”本能の中の最も強いもの、最も神聖なもの”という位置づけのように感じていました。

それが、「本能」ではないって、どういうこと?

にわかに信じがたく、私は質疑応答の時間に、川喜田さんにあらためて尋ねました。
「母性は、本能ではないのですか?」と。
川喜田さんの返答は明快で、何の躊躇もありませんでした。

「母性は本能ではありません」

青天の霹靂の次に、目からうろこでした。

女性に生まれたなら当たり前に標準装備として母性本能が備わっているんだと思っていたけど、

そうじゃないんだ!

我が子はかわいい、
だけど時に(頻繁に)子育ては私の内面の葛藤を掻き立てて心を乱すものでした。
母性(親性)が本能ではなく
子どもに接することで学習によって得ていく“養護性”ならば、
私が葛藤するのは当たり前なのだ。

難なく子育てをしているように見えるお隣の奥さんも、同じ葛藤を抱えているかもしれないんだ。

そう思えた時、「母性が欠如している私は、人として女性として欠陥品」という劣等感、罪悪感が薄れていく感覚をもちました。

その後も、よそのお母さんと比べて
「だらしないダメなお母さん」という後ろめたさをすべて消し去ることはまではできませんでしたが
(それがジェンダーの根強いところ!)
本能が欠落している失格者だという烙印を自分に押すことはありませんでした。

30年前、悩める私に生きる道を示してくれた川喜田さんのことばでした。
9月25日公開講座「今を生きるためのフェミニズム」では、どんな“川喜田語録”に出会えるのか、楽しみです。

お申込みが始まっています。
9/25 14:00~ オンライン・無料の講座です。
見逃し配信もあります。
詳細・お申込みはこちら→講座情報『今を生きるためのフェミニズム』

【報告】7/20 女性のための自分でできるココロのメンテナンス

女性のための自分でできるココロのメンテナンス
ココロ編 気持ちを整えて気分スッキリ! というテーマで、
昨年に引き続き、和泉市男女共同参画センター「モアいずみ」様よりご依頼をいただきました。
モアいずみでは、いつも熱心なスタッフの方がサポートしてくださいます、ありがとうございます☆

長引くコロナ禍、
そしてロシアによるウクライナ侵攻とそれによる物価の高騰など
社会情勢の不安定さが個人の生活や心理にも暗い影を落としているこの頃。
白黒思考に陥り、他者へも自己への余裕のない厳しいまなざしを向けがちです。
そんなときこそ、自分で自分のメンテナンスができるように!と企画された講座です。

今回は、マインドフルネスやイメージを取り入れた内容です。
はじめに自分の「安全基地」をココロに作ります。
次に、女性の心理支援において外すことのできない
「女性の生きづらさがどこから来るのか」について、参加者と共有しながら、
社会から求められている性役割によって、本来持っている自分らしさを否定してしまう心理的メカニズムについてお伝えしました。

それをふまえ、自分に思いやり(コンパッション)をもち、自己受容するための第一歩として、
「自分を知る」こと…気持ちや身体の感覚、考えに焦点を当てます。
そして、知らず知らずのうちに呟いている”自分への否定的なメッセージ”に気づくためのワークを体験しました。

久しぶりの対面での講座では、
人と人との間に生まれる温かい空気感や、
活気にあふれ、とても素敵なひと時を共有できました♡

当法人ではフェミニストカウンセリングならではの視点で
女性の心が元気になれる講座を様々な角度から開催しています。
講師のご依頼も随時受け付けています。
ご依頼、お問合せはこちら→講師活動

9/25オンライン講座 今を生きるためのフェミニズム

今年の公開講座が決まりました!

詳細・お申込みはこちら

私たちが生きるいま、フェミニズムは役に立つのでしょうか?
フェミニズムなんて過去の思想ではないの?ということも耳にします。

確かに、社会の様々な場面で、性別による差別をなくそうという動きが見られますし、
たくさんのムーブメントがあり、
政治家の差別的な発言も放置されなくなり、意識の変化を随所に感じることができます。

しかし、私たちが相談をお受けする中では依然
「女だから~」「妻だから~」という語りが健在しています。
語られなくても、
女性としての周りからの期待や、無言の圧力
にしんどさを抱えていらっしゃる方もおられます。

フェミニストカウンセリングは女性のしんどさやもやもやがどこから来たのか、に目を向けます。

少し難しい言葉で「構造的暴力」と言われますが、
特定の加害者のいない、社会構造そのものが起因となる暴力と密接に関わっています。
最近では、
アンコンシャス・バイアス(無意識に行ってしまっている差別)
ジェンダーベイスド・バイオレンス(性別による差別、それによって起きる暴力)
といった言葉をメディアなどでも耳にするようになりました。
そうした概念をどのように支援現場で用い、私たちの生活で応用することが出来るのでしょうか?

フェミニストカウンセリングの草分けである川喜田好恵さんと学びます。
本講座は神戸市と共催しており、無料でご参加いただけます。
是非ご参加ください。

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