3月14日(土)~15日(日)東京・神田で行われた、日本フェミニストカウンセリング学会 教育訓練、専門講座 当事者のナラティブ〈語り〉を聴く ~カムアウトからアドヴォケイト活動まで~ に参加してきました。
今回の講師の方々は、被害当事者としてその問題や困難の根絶をめざし、アドヴォケイト活動を展開されているみなさまです。
母子生活支援施設や児童養護施設など社会的養護のもとで暮らした経験から、児童養護施設などで生活した人たちが気軽に集える「日向ぼっこサロン」を創設した、渡井さゆりさん。
性暴力被害者であることをカミングアウトし、メールや手紙により被害当事者との交流を続けている、小林美佳さん。
中学生のころから「渋谷ギャル」生活を送り、高校を中退。ある講師との出会いで関係性の貧困から脱出。少女から搾取しない社会を目指し「女子高生サポートセンターColabo」を立ち上げた、仁藤夢乃さん。
大学卒業後、裁判官と結婚。DV被害に遭い、出産後離婚。離婚後司法試験を受験し合格。弁護士として女性の支援をしておられる、中村久瑠美さん。
被害からの回復の度合いはそれぞれですが、当事者として支援活動に取り組んでいる姿に感動し、応援していきたいと思いました。
この講座から、人を支援することの意味を考え続けていきたいと思っています。講師から刺激を受け、勇気をいただいた2日間でした。