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【報告】女性のための自己肯定感UP!ワークショップ

2021年7月から8月に行ないました3回連続講座
『女性のための自己肯定感UP!ワークショップ』(オンライン)が終了しました。

今回の講座は、日頃の女性へのカウンセリング実践のなかから、
女性が自己肯定感を向上するために必要な3つの視点
①完璧主義をやめよう、
②身近な人との関係を見直す、
③さわやかにNOという をピックアップして開催しました。

自己肯定感を高める講座は、大きく分けて2つの要素の実践を行ないます。
一つは、内在化された自分に対する批判的なパターンや
自分や周りとの関係やコミュニケーションパターン、
社会からの女性役割の要請など、自分自身と社会を見つめなおす時間です。
もう一つの要素は、自己肯定感を高めるための「心の筋トレ」です。

参加者の皆さんには、約2ヶ月間、丁寧に真摯に取り組んでいただきました。
シェアタイムの共感し合う温かい雰囲気も印象的でした。
コロナ禍において、つながりの希薄さを感じる時期だったこともあり、
オンラインワークショップでも、充分親近感やつながりの感覚を感じることができたことを嬉しく感じました。

参加者の方からは
「自己尊重やアサーションはずいぶん以前に受講した経験がありますが、
歳を重ねて再び受講することによって、その大切さとテーマの深さを認識することができ、良かったです。」
「アットホームな雰囲気で他のかたとも交流することができ、温かい講座でした。」
という感想をいただきました。ありがとうございました。

いよいよ基礎講座が始まります!

基礎講座の開始まで2週間を切り、フェミカン神戸の事務所では開催の準備をすすめています。
講師の皆さんに協力していただいて作ったテキストが届きました😍😍

なんと、140ページもあり、たくさんの経験と知恵の詰まった内容に、早くもワクワクしています!

東北から九州まで、たくさんの方にお申込みいただきました😁
いよいよスタートです!

【講座のご紹介】DVを体験した母子のためのオンライン講座

【シェア歓迎!】
DV被害を受け、子どもさんを連れて離れる(加害親と別居する)選択をされたお母さんへ
この情報が届きますように☆

神戸市さんが主催で行われる
DVを体験した母と子のためのもっと素敵な関係作り オンライン(zoom)セミナー』
9/3(金) 10:00~12:00 小1~小4のお子さんを持つお母さん対象

被害を受ける環境から子どもさんを連れて離れること(暴力からの離脱)は本当に大変だったと思います。

離脱後、子どもさんの様子はどうでしょうか?
お母さん自身の心身の状態はいかがでしょうか?
”安全な環境を作る”という、大切な選択をされた皆さんですが、
大きく環境が変わることによるストレスや、DV被害の影響は
その後の生活や親子関係で思っていなかったしんどさにつながることがよくあります。

また、転校やいろいろな手続きや、生活を再建していく時期に、調停が続いているなど、対処しなければならないことが山積みかもしれません。
そんな時に
親からすれば困ったとしか思えないような行動を子どもが起こしたりします。
それを母親が一人で支えなければならない。」
(『被害と加害をとらえ直す』信田さよ子、シャナキャンベル、上岡陽江 より引用)
そんな状況で独りぼっちだと感じたり、よかったはずの”離脱という選択”を後悔されることも多くあります。

その気持ちは当然で、OKなもの。
次にどう行動するかは、新しい環境や、人間関係や、新しいものの見方や、
必要であればサポートを取り入れて、
健全なものにすることが出来ます。

このセミナーとそれに続くグループセラピーでは、
お母さんと子どもさんのそれぞれが自分のことをよく知り、対処できるようになったり、信頼感を培ったり、
また、グループのメンバーからも気づきや学びを分け合い、お母さんと子どもさんのより良い関係づくりを練習します。

フェミカン神戸のスタッフもサポートさせていただきます。

どうぞご参加ください。

【概要:申し込み・問い合わせは神戸市家庭支援課】
https://www.city.kobe.lg.jp/a86732/kurashi/activate/cooperation/dv/dv_event.html
令和3年9月3日(金曜)
・講義「暴力を受けたり見聞きした子どもとの生活について」
兵庫県立大学大学院教授 公認心理師 冨永 良喜氏

・参加者同士の話し合い
・連続講座(お母さんグループ・親子合同プログラム)のご案内
【時間】10時~12時
【対象】DV被害から逃れ、現在パートナーと離れて暮らしている子育て中の女性
(小学校1~4年生の子どもと同居している方)
ZOOMによるオンライン受講が可能な方(ZOOMが使えるパソコンが必要です)
【定員】8名(定員になり次第、締め切ります) 【最少催行人数】3名
【参加費】無料
【申込先】電話:078-322-0249(平日8時45分~17時30分)土日祝休み
E-mail:soudanshien@office.city.kobe.lg.jp
【申込方法】電話・E-mailによりお申し込みください 7月1日(木曜)9時より受付開始します

チラシはこちら(PDF:502KB)

フェミカンの活動と、カウンセラーへのひとつの道

フェミニストカウンセリング神戸の活動を、改めてご紹介します。

私たちは、事務所や委託先で、カウンセリングをさせていただいたり、相談を受けたりすることがメインです。

そして、講座やワークショップの講師やファシリテーションを行ったり、ご依頼を受けてさせていただくこともあります。
最近はDVや虐待、コミュニケーション、自己尊重、に関するご依頼が多いです。
自分たちで開催する場合は、企画や広報なども行います。

女性の権利回復のためには、考え方や物の見方を変えるだけでなく、
社会の制度が変わる必要があったり、
法整備が必要であったりする分野もまだまだあります。
なので、相談などで当事者の方のニーズをお聞きしたり、私たちが見聞きしたものを反映してもらえるよう働きかけ(提言など)をすることもあります。

また、女性問題を理解した支援者が増えるように、人材の育成も行っています。

心理相談が主ですが、そこにとどまらず、社会が変わるように活動するところがフェミカンの特徴です。

□女性の相談を受けるカウンセラーになりたい
□活動に興味がある
□自分の問題意識を、社会を変える運動につなげたい
このような思いをお持ちの方、講座を受講することから始めませんか?

基礎講座「フェミニズムを学び女性支援に活かす」で基本的な学びをした後、
フェミニストカウンセリング神戸では独自の実践的なプログラムを用意しています。(補助金を受けて開催します)

カウンセラーは実務経験がないと就職が難しく、就職できないから実務経験が積みにくいという、仕事をはじめにくい分野です。
本講座終了後、相談現場を持ちながら学べる環境があり、
講座参加をきっかけに当法人への就職や公的な相談機関への就労をされている方もおられます。

お申込みはこちら→基礎講座「フェミニズムを学び女性支援に活かす」

動画でフェミニストカウンセリング

こんにちは。暑い日が続きますね。
今日は動画でフェミニストカウンセリング というタイトルです。
早速ですが、カウンセリングってどんなイメージでしょうか?

ハードルが高い とか、
どんなことを話せばいいのかわからない とか、
カウンセラーはどんな人だろう とか、
なんだか怖い とか、、

はじめて受けられる方から不安や心配も色々お聞きします。

自分のことを誰かに話すって、とっても勇気がいりますよね。
そんないろいろな気持ちをもって来てくださったお一人お一人を大切に、
お話を伺えればと思います。
(申し込み時にご質問などあればお気軽にお問い合わせください)

今日は、フェミニストカウンセリングの一部を動画(音声)にしてみました。

模擬事例ですので、特定の人を想定したものではありません。
でも、女性の問題は地続きなので、どこかで自分に似てる部分があるなぁなどと感じられるかもしれません。
(The Personal is Political)

また、カウンセリングはその時々によっていろいろな力動が生まれるので、これが唯一のものではありません。
ケースバイケースのカウンセリングを動画でお伝えすることに抵抗もあったのですが、
色々な角度からフェミニストカウンセリングを知っていただきたいと思い、チャレンジしてみました。

フェミニストカウンセリングを学んでみたい方は、どうぞ9/4開講のオンライン基礎講座をご利用ください。

始まりました!『女性のための自己肯定感UP!ワークショップ』

3回連続講座、『女性のための自己肯定感UP!ワークショップ』を実施しています。

女性は、人生のなかで人との関係性に影響を受けることが多いものです。コロナ禍、活動が制限される中においては、身近な人と過ごすことも多くなり、あらためてそうした関係における課題に直面したりしている方も多いのではないでしょうか。

今回の講座では、無意識のうちに内面化した自分に対する批判的、否定的、自罰的な考えを掘り起こし、それらがどこからきたものかを振り返ってもらいます。その過程で、自身の置かれた人間関係のありようや状況に気づき、関係のなかで何が起こっていたのか、見つめなおす作業をしてもらいます。そうすることで、無意識、無自覚に定着していた自身の考え方のパターンやコミュニケーションパターンに気づくことができます。自分を知ることだけでなく、自分に影響を与えている身近な人間関係、人間関係を含めた社会環境を知ることで、女性の自己肯定感を育むために必要なもの、手放してよいもの、新たなスキルを学んでもらいます。

オンラインでのワークショップです。参加者同士の距離感、心身の疲れ加減など、対面の講座とは違う戸惑いが、受講者の皆さんにはあるかと思います。アイスブレーキングでは一緒に体を動かすなど、親近感やつながりの感覚がもてるよう工夫をしたり、休憩をはさんだりして、リラックスして参加いただけるよう工夫しています。一方で、この酷暑、安心できるパーソナルスペースからの参加は、オンライン講座何よりの収穫ではないでしょうか。

受講者のみなさんは、メンバーの話に耳を傾け、自身の体験と重ね合わせて共感したり、気づきを得たり、温かな雰囲気の中で学びを深めてくださっています。

次回、8月28日はいよいよ最終回。ワークショップで得た新たなスキルを繰り返し積み重ねていくことが、自己肯定感や自己尊重感を育むための着実なステップです。

フェミニズムの視点を相談現場で活かす、とは??

私たちフェミニストカウンセリングでは、フェミニズムの視点を一貫して用います。
女性の抱えるしんどさや問題の理解において、フェミニズムの視点があるのとないのとでは、どのように変わってくるのでしょうか?

過去に当法人の養成講座を受け、現在相談員として活躍されている方が次のようにお話しくださいました。

「女性相談と精神科でのカウンセラーをしています。
精神科では男性のクライエントさんもおられます。
どちらの相談者も社会的弱者になりやすいという共通点があります。
女性相談を行う上で大切にしている視点は、女性の抱える問題が社会や文化の影響を受けて起きているという点です。
例えば、シングルマザーが貧困になりやすい理由として、男性よりも賃金が安い、男性に比べ正社員としての雇用が少ないことが影響しています。
また、女性は男性よりもモラハラを含め暴力を受けやすいので、傷つけられやすい立場だと言えます。
もし無力感、絶望感、自責感などで苦しんでいる女性がいたら、

「あなたに原因があるのではなく、社会や文化の中で女性が弱い立場にいることに原因があるのかもしれない」

という視点に気づいてもらえるように支援しています。
女性という同じ立場であれば、誰しもが同じ問題を抱えてしまう可能性があることを認識し、
孤立させない、ひとりではなくともに問題に取り組む仲間がいる
そいうことを知ってもらえるようなかかわりを心がけています。」

2021年9月より、女性の心理支援、対人援助者、支援者を育成するための講座を開講します!
今回はオンライン(zoom)ですので、遠方の方もご参加いただけます。

詳細はこちら→オンライン基礎講座「フェミニズムを学び、女性支援に活かす」

以前の講座の様子はこちら→2019年度カウンセリング入門講座

朝日新聞の取材

先日、朝日新聞阪神支局社記者の方が取材に来られました。

7月の兵庫県知事選にむけて、女性に関する施策の課題を記事にまとめたいので話を聞きたいとご依頼があり、協力させていただきました。

人と会うことを仕事にしている私たちですが、慣れない取材に緊張しつつ、
相談現場から見える女性や家族の現状をお話しました。

コロナ禍でDVの相談件数が増えていると言われていますが、実は私たちが知る限DVの相談件数が目に見えて増えているわけではありません。

しかし、リモートワークなどで家族の在宅時間が長くなり、家族だけの時間が増え、
家族成員が外とのつながりが少なくなるにしたがい、家族内の問題がより複雑になっているように感じられます。 

コロナ感染の不安、外食や娯楽も自粛が求められ、ストレスが高くなっている家族のなかに、
支配的なDV加害者が存在するだけで、家族の緊張のボルテージが上がることは、想像できるのではないでしょうか? 

2020年4月には特別定額給付金の受給権者が住民票の世帯主に限定されたことによる困りごともありました。
世帯主の口座に振り込まれるため、他の家族の分も世帯主が独り占めしてしまい
受給権者本人の手元に渡らないという訴えも聞きました。

世帯単位ではなく個人単位で給付されていたならば、DV被害を受けて避難している方が、
煩雑な手続きをせずとも給付金を受け取ることができたのではないかと考えられます。

コロナ禍は、DV被害を受け避難をしている家族への、中長期的な支援が不足している現実も浮かび上がらせました。
ストレス度の高い中、トラウマを抱えた被害者親子が、どこにもつながらず孤立していく様子も見られます。

中長期的支援ができる仕組みを作っていくことともに
トラウマの影響を十分理解して、配慮ある関りができる社会(トラウマインフォームドケア)の必要性も
お話しさせていただきました。

知事選の立候補予定者によるオンライン討論会(神戸新聞社主催)を、取材を受ける前に見ましたが、
立候補予定者に、ジェンダーの視点や女性の置かれている現状についての理解があるとは感じられず、とても残念でした。

6/29には、ひょうごDV被害者支援連絡会の事務局として私たちフェミカン神戸も協力させていただいている
2021年兵庫県知事選挙・立候補予定者公開討論会  兵庫県の地域課題を知る、学ぶ、ともに考える
も開催されました。
○主催者
主催:ひょうご市民活動協議会(HYOGON)
共催:NGO神戸外国人救援ネット、兵庫フリースクール等連絡協議会、
Code for Kobe
協力:ひょうごん福祉ネット、神戸NGO協議会、ひょうごDV被害者支援
連絡会(HYVIS)、障害者問題を考える兵庫県連絡会議、神戸YWCA

女性や子供、マイノリティーの支援、福祉の現場を大きく担うNPOや民間支援団体と行政の関りについて等も
もう少し詳しくお話しされています。

このように、相談現場で私たちが見ている現状を行政に届けることも、
私たちフェミニストカウンセラーの役目です。

【参加者募集中】女性のための自己肯定感up!ワークショップ

 

3回連続ワークショップを開催します!

7/10.24.8/28 10:00~12:00
オンライン(zoom)開催
女性限定・定員10名
参加費9,900円(税込み)

フェミニストカウンセリングの大切なテーマの一つである、自己肯定感。
皆さんは日ごろ、自分を大切に扱っていますか?
多くの女性が、自分のニーズや、想い、感情などを後回しにしてしまう傾向があります。
「自分のことは後回しにしなければいけない」と感じる場面があったり、
「自分のことは後回しにすべき」との、見えない強制力を感じて生きてこられた方もおられます。

まずは、ちょっと立ち止まって、「私には何が必要なんだろう?」と問いかけたり、
「当たり前」を見直してみたり、、、
「自分を大切にする時間」をご自分へのプレゼントにしていただくのもいいかもしれません。

今回は3つのテーマを通じて、自分や周りとの関係やコミュニケーションパターンなどを見つめていきます。

もっと自信をもって、自由に、自分らしくありたい方、お待ちしています!

詳細・お申込みはこちら→ 女性のための自己肯定感up!WS

※内容を、チラシでご確認ください→PDFチラシ

【報告】日本フェミニストカウンセリング学会 第19回全国大会が開催されました(2021/5/22)

昨年はコロナで中止を余儀なくされ、今年は改めて神戸で開催予定でしたが、
やはりコロナは収まらず全面オンライン開催となりました。
オンラインでの開催は学会においても、私たちFC神戸においても全く初めての試みです。

わからないことだらけのスタートでしたが、
FC神戸のスタッフと近隣の有志の方々にも参集いただき、実行委員会が立ち上がりました。
準備会議も画面上で顔を合わせての話合いです。
実行委員の間でも慣れないオンライン開催の共通イメージがもてず、
何をどう準備すればよいのか不安がつきまといました。
また、直接顔を合わせて集まれない状況は「一緒に積み上げ作り上げていく!」という醍醐味が
薄れるような残念感もありました。

準備は手探り状態でしたが、オンラインに詳しい有志の実行委員の協力も得て進みました。
プログラム作成担当の委員はオンラインの苦手な方でも参加しやすくサポートを感じてもらえる紙面作りを工夫するなど、各自が出来ることに取り組みました。

全国大会当日は
「トラウマのある社会で生きるということ~回復への旅を当事者と共に~」をテーマに、
フェミニストカウンセリングの現場でトラウマにどう取り組んできたか、何ができるか、など、
3人のパネリストの方から示唆のあるお話が聞けました。

また、分科会やワークショップにも沢山の方にご参加いただきました。

一つの分科会の話合いの中で、遠方のサバイバーの方が
「回復への視点が学べてよかった。オンラインだから参加出来た。」
と感想を述べられ、とても嬉しく感じました。

ご協力いただいた有志の実行委員の方々には本当にお世話になりました。
また関係者の方々にも感謝したいと思います。
そして、画面を通して参加いただいた沢山の皆さまとの繋がりも本当に嬉しく思いました。

困難な状況である今だからこそ、繋がっていくことの大切さを実感した大会でした。