DVを体験した母と子のためのグループセラピー開催中!

5月22日より母と子のためのグループセラピーの講座が始まりました。
あすてっぷKOBEにて開催中です。

DVから離れた後の母と子の関係を考えていく講座です。
家庭の中に暴力があると、被害を受けたお母さんはもちろんのこと、それを見聞きした子どもにも影響を与えます。それはDVから離れた後でもトラウマ反応として起こるのです。
では、トラウマって何でしょう?
過去の怖かった記憶が今まさに起こっているような感覚になるのですが、自分では気づきにくいものなのです。
まず、トラウマ反応があることを知ること。そして、今起こっていることに気づくことです。気づくことができれば対処ができます。
7月24日から始まる連続講座は、DV被害から離れた母と子が、それぞれのグループに分かれて活動します。
同じDVを経験した人同士で体験や気持ちを分かち合い、お互いに支えあいながら、怖かった体験による記憶を自分で調整できるように軽減していくために、その方法を一緒に学び、練習していきます。
子どもも同じ対処法を学ぶので、おうちに帰った時にお母さんと一緒に実践できるので、とても効果的です。

6月26日(日)のプレ講座は、連続講座に先立ち、講師に兵庫県立大学大学院特院教授の冨永良喜先生をお迎えし、トラウマについて詳しくお話を聴くことができる良い機会です。
(冨永先生の記事はこちら※神戸新聞NEXT)

トラウマのケアというととても難しいことのように思うかもしれませんが、ひどくならないためのお手当です。
子どもさんをはじめ誰にもできるセルフケアです。

また、6月26日のプレ講座の後は、連続講座のお試しも経験できます。
ちょっと気になるけれど、連続して参加するのに迷いがあるという人はぜひ、この機会にお試し下さい。子どもさんの対象年齢はおおむね小学生です。
1歳6か月以上~未就学の子どもさんには無料の一時保育もあります。
お母さんだけの参加でも大丈夫です。
どうぞ、この機会をお見逃しなく❕  ご参加ください✨

詳しくはこちら(神戸市こども家庭局HP)をご覧ください。