本のご紹介:依存とケア、そして絵本に癒されるということ

フェミニストカウンセリング神戸では、会員様向けに年に2回ニュースレターをお届けしています。
今回のブログは、最新のニュースレターのコラムで紹介した3冊の本をご紹介します。
テーマは「依存」「ケア」「癒し」。
最後の1冊は、著者ご本人をお招きするイベントのご案内もあります。

1️⃣信田さよ子 『溺れながら生きる 依存とケアのあいだで』文藝春秋(2026年7月)

ニュースレター「👩相談室より」を転載します。

信田さよ子さんの新刊『溺れながら生きる〜依存とケアのあいだで』が出版された。依存対象以外のものに目を向けられない自分を責め、追い詰められ、生きづらい社会に失望し、さらに依存する。そんな一面は筆者のなかにもある。相談室には依存症と共存しながら生き延びている人も訪れる。自己責任論が渦巻く社会を共に生きる者として、カウンセラーにできることを模索している。

2️⃣しおたにまみこ 『やねうらべやのおばけ』偕成社(2020年5月)

同じくニュースレター☕️「カウンセラーのほっとコラム」を転載します。冒頭の「絵本が大人にも癒しになるという本※」は、3️⃣でご紹介します。

先日、「絵本が大人にも癒しになるという本※」を読んだので、早速本屋の絵本コーナーに立ち寄った。夏にちなんだ絵本が並んでいるなかで、手に取ったのは『やねうらべやのおばけ』。屋根裏に住んでいるおばけが、同じ家にいる子どもを怖がらせようとするうちに友達になるというストーリー。ふーんと思い読み終わって元の場所に戻すと何とも言えない感情が沸き上がってきた。涙が出てくるのを抑えるほどだった。何がよかったのか理由はわからないのにその後、穏やかな気分になった。これが癒しなのか、不思議な経験だった。

3️⃣岡田達信 『新・絵本はこころの処方箋 絵本セラピーってなんだろう?』瑞雲舎(2021年3月)

2️⃣のコラムのきっかけになった本が、3️⃣でご紹介する『新・絵本はこころの処方箋 絵本セラピーってなんだろう?』 です。著者の岡田達信さんは、もともと一級建築士。お子さんの誕生をきっかけに絵本と出会い、やがて絵本を媒介に人と人をつなぐワークショップ「大人のための絵本セラピー®」を考案されました。
この本では、その歩みと仕組みが語られ、巻末には「大人の読み薬」50冊のブックリストも付いています。

📣イベントのご案内
著者である岡田達信さんを講師にお迎えする講座が開催されます。「大人のための学びと対話の時間」で、絵本を入口に「自分らしく生きるってどういうこと?」を一緒に考える講座です。

講座:『絵本を通じて「生きる力」を育む』のご紹介
⌚日時:11月27日(金)14:00~16:00
🏢会場:神戸市立総合福祉センター 会議室1
(神戸市中央区橘通3丁目4-3/JR「神戸駅」徒歩約10分、神戸高速「高速神戸駅」・市営地下鉄「大倉山駅」徒歩約3分)
👛資料代:500円
👤対象:中学生以上
📅申込み:以下の🔗リンクからお申し込みください (11月25日(水)締切)
🔗https://mail-to.link/m9/20apsg4
🌈主催:カラフルチャイルド(性別違和を抱える主に低年齢の子どもとその親への支援を通じて、LGBTの人権が認められる社会づくりに貢献する団体です)

🔖講座詳細・チラシは下記リンク🔗からご覧いただけます
🔗https://colorfulchild.hatenablog.com/

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依存やケアについて考える本と、ただ絵本を読んで心がほどける体験。
一見離れているようで、どちらも「自分をどう大切にするか」につながっているように思います。
ご都合のつく方は、カラフルチャイルド主催講座にもぜひご参加ください。