9月30日から始まった入門講座、14名の方に受講いただいています。
1コマ目のオリエンテーションやジェンダーワークを通じて
多くの受講生が、ジェンダー平等でない社会への違和感や疑問を語ってくださいました。
社会から期待される「男らしさ」「女らしさ」についてあらためて気づきをむけ、
これからの講座で学んでいただく内容に通底するジェンダー問題への意識喚起となりました。
2コマ目は、フェミニストカウンセラー川喜田好恵さんによる「フェミニストカウンセリング概論」
川喜田さん自身の経験をふんだんに織り交ぜながら、
社会が、いかに性別役割意識や、女性への偏見に満ちているか
をお話しくださいました。
その社会に生きる女性への心理支援として、
フェミニストカウンセリングの必要性、有効性を理論的に講義いただきました。
翌週の、3コマ目は「リプロダクティブヘルス・ライツ/LGBT」
「性」をめぐる最近の認識と、法律の現状を
できるだけわかりやすく理解いただけるよう工夫しました。
リプロダクティブヘルス・ライツでは、女性を取り巻く社会状況の変化を概観しました。
4コマ目は、「DV(ドメスティック バイオレンス)」
”DV神話”をもとに、DVに対する偏見の学び落としをしていただきました。
また、DV等の女性への暴力は、女性たちが発見し名付けたものであること、
草の根の女性たちが被害女性への支援を始めたことなど、
女性の運動の歴史も学んでいただきました。
受講生の皆さんがとても熱心に学んでくださっている様子に、
スタッフも励まされ、奮い立つ思いです!
受講生同士、積極的かつ活発に交流されている様子も、長丁場の講座の醍醐味だなと感じています。
すてきな学びの場が継続していきますように☆