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【2/10募集中】知ってよかった!と思えるDVの基礎知識

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、来月開催する講座のお知らせです。
専門知識がなくても大丈夫ですので、身近な方に、自分自身にもお役立てください。

2月10日開催 知ってよかった!と思えるDVの基礎知識
~ひとりで抱えず、専門機関につながる一歩を踏み出すために~
(姫路会場・zoom・申し込み者への見逃し配信あり)

DV啓発活動を“兵庫県播磨地域で”との思いで、女性と子ども支援をされている姫路ゾンタクラブのご協力を得て開催してまいりました。コロナ渦の影響もあり、オンラインでの実施も可能になり、ますます対象エリアが増えつつあります。今回は見逃し配信もありますので、さらに多くの方々にDVの基礎知識を知ってもらいたいと願っております。

「知ってよかった!と思えるDVの基礎知識」は2017年より毎年姫路市で開催し、今回で6回目です。毎年、ゲストを迎えてフェミニストカウンセリング神戸とのコラボで実施してきましたが、今回はフェミカン単独で実施します。私たちスタッフの中には、日本フェミニストカウンセリング学会で認定されたフェミニストカウンセラー、アドボケイターの資格取得者がおり、全国各地のフェミニストカウンセラーたちと集まり、定期的に研修研鑽等を積んでいます。

2019年立て続けにDVと子ども虐待が密接に結びついた悲惨な事件が起きました。DVと児童虐待が密接な関係にあると認識していたというのに、こんな事件が起こってしまったことに心が痛みました。そこで、DV被害にあい苦しい思いを抱えている人にフェミニストカウンセラーからのエールが届きますようにと思い、2021年3月にブックレット発行しました。

この冊子はDVの実態と被害からの回復の手立てを紹介していますが、なかでもDVによる支配から逃れ、ダメージから回復していく段階を4つに分け、段階ごとにさまざまエピソードを紹介しています。

今講座はこの冊子を紹介する中で、回復の段階に合わせその時期にあった支援があることを伝えます。DVの被害にあった人はなかなか相談することが出来ない状況にあります。しかし、ひとりで抱えず、誰かにつながること、どこかに相談することが回復への大きな一歩になるのです。DVはひとりで解決できるものではなく、安心する人と繋がることによって、自分らしさを取り戻していくのです。

ぜひ、この機会にこのようなDVの知識を得ていただき、自分や自分の大切な人を守っていく一助になることを願っています。

詳細・お申込みはこちら↓
2023/2/10 知ってよかった!と思えるDVの基礎講座~ひとりで抱えず、専門機関につながる一歩を踏み出すために~ | フェミニストカウンセリング神戸 (femi-c-kobe.com)

「母性は本能ではありません」?!

9/25に予定している公開講座
講師の川喜田好恵さんは当法人を長くサポートしてくださっています。
そして、数々の言葉で私たちに気づきや勇気を与えてくださっています。
今日は、スタッフの「川喜田語録」をご紹介します。

「母性は本能ではありません」

30年ほど前に、川喜田さんが講師のセミナーに参加しました。
当時の私は、2歳くらいの我が子を保育に預けて参加していました。

どんなテーマの、どんな内容のセミナーだったかは全く覚えていないのですが、
鮮明に残っている記憶があります。
講義のなかで川喜田さんが「母性は本能ではない」とおっしゃったのです。
私にとっては、青天の霹靂ともいうべき衝撃でした。

だって、巷には「母性本能」という言葉はこれでもかというほど登場し、
しかもそれは”本能の中の最も強いもの、最も神聖なもの”という位置づけのように感じていました。

それが、「本能」ではないって、どういうこと?

にわかに信じがたく、私は質疑応答の時間に、川喜田さんにあらためて尋ねました。
「母性は、本能ではないのですか?」と。
川喜田さんの返答は明快で、何の躊躇もありませんでした。

「母性は本能ではありません」

青天の霹靂の次に、目からうろこでした。

女性に生まれたなら当たり前に標準装備として母性本能が備わっているんだと思っていたけど、

そうじゃないんだ!

我が子はかわいい、
だけど時に(頻繁に)子育ては私の内面の葛藤を掻き立てて心を乱すものでした。
母性(親性)が本能ではなく
子どもに接することで学習によって得ていく“養護性”ならば、
私が葛藤するのは当たり前なのだ。

難なく子育てをしているように見えるお隣の奥さんも、同じ葛藤を抱えているかもしれないんだ。

そう思えた時、「母性が欠如している私は、人として女性として欠陥品」という劣等感、罪悪感が薄れていく感覚をもちました。

その後も、よそのお母さんと比べて
「だらしないダメなお母さん」という後ろめたさをすべて消し去ることはまではできませんでしたが
(それがジェンダーの根強いところ!)
本能が欠落している失格者だという烙印を自分に押すことはありませんでした。

30年前、悩める私に生きる道を示してくれた川喜田さんのことばでした。
9月25日公開講座「今を生きるためのフェミニズム」では、どんな“川喜田語録”に出会えるのか、楽しみです。

お申込みが始まっています。
9/25 14:00~ オンライン・無料の講座です。
見逃し配信もあります。
詳細・お申込みはこちら→講座情報『今を生きるためのフェミニズム』

9/25オンライン講座 今を生きるためのフェミニズム

今年の公開講座が決まりました!

詳細・お申込みはこちら

私たちが生きるいま、フェミニズムは役に立つのでしょうか?
フェミニズムなんて過去の思想ではないの?ということも耳にします。

確かに、社会の様々な場面で、性別による差別をなくそうという動きが見られますし、
たくさんのムーブメントがあり、
政治家の差別的な発言も放置されなくなり、意識の変化を随所に感じることができます。

しかし、私たちが相談をお受けする中では依然
「女だから~」「妻だから~」という語りが健在しています。
語られなくても、
女性としての周りからの期待や、無言の圧力
にしんどさを抱えていらっしゃる方もおられます。

フェミニストカウンセリングは女性のしんどさやもやもやがどこから来たのか、に目を向けます。

少し難しい言葉で「構造的暴力」と言われますが、
特定の加害者のいない、社会構造そのものが起因となる暴力と密接に関わっています。
最近では、
アンコンシャス・バイアス(無意識に行ってしまっている差別)
ジェンダーベイスド・バイオレンス(性別による差別、それによって起きる暴力)
といった言葉をメディアなどでも耳にするようになりました。
そうした概念をどのように支援現場で用い、私たちの生活で応用することが出来るのでしょうか?

フェミニストカウンセリングの草分けである川喜田好恵さんと学びます。
本講座は神戸市と共催しており、無料でご参加いただけます。
是非ご参加ください。

詳細・お申込みはこちら

【3/5募集中】おうち性教育はじめます

【3月5日(土)10:00~12:00@ZOOM】『おうち性教育はじめます』

学校でもタブレットを使う昨今、子ども達にとってもネットの世界は身近で必須なものになってきました。
オンラインゲームやSNSを通して、知らない人と出会うことも増えています。
早い年齢から親の目の届かない場所、時間を過ごすことも多いのではないでしょうか。

子ども達が性犯罪から自分自身を守れるように、
性についての大切なことを子ども達に知ってもらいたい!
家庭の中で性の話ができたらとしたら、子ども達が困ったときに相談することができる!
このような思いから、「おうち性教育はじめます」講座を企画しました。

「そもそも性教育ってなに?」、「性教育って家庭でするものなの?」と疑問があるかもしれません。
母親世代である私達自身、性教育を学んでこなかった方が大半です。
ですので、このように性教育にハードルを感じることも当たり前のことなのです。
ベストセラー『おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方』の著者、フクチマミさんをお迎えし、
母親や身近な大人である私達自身が性教育について一緒に学びあう時間を持ちたいと思います。

ご参加お待ちしています!
お申込み、講座の詳細はこちら。

【2021/1/11オンライン開催】身体の声で私とつながる

●● 参加者募集中 ●●
今年度の公開講座は、オンラインでの開催です。

2021年1月11日 9:30~12:00
おそらく日本初!「ジェンダーとマインドフルネス」がテーマです。
詳細・お申し込みは→→こちら

意識的であれ、無意識であれ、家庭や学校、社会で身につけてきた
ジェンダー規範(女らしさ、女性だから~すべき)は、
私たち女性のこころと身体にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?

その影響に気づかずに、周りからの役割期待に応じていると、心身ともに大きな負担となってきます。

この講座では、欧米で最も効果的な心理療法として認められている
ハコミ研究所のハコミセラピー の技法を使い、
マインドフルに、優しく、丁寧に
ご自身の身体感覚をはじめとする様々な部分に気づきを向けます。
そして、より自分らしい生き方が選択できることを目指しています。

トラウマ、ストレスへの対処法もご紹介します。

からだとこころの関係に興味がある方
セルフケアを学びたい方
ご自分の学びや経験を支援活動などに役立てたい方

マインドフルネスはだれでもができるものです。初めての方でも、大丈夫です!

内容は
第1部:講師のガイドによる学びと体験
講師:ウィリングヘム広美さん
第2部:参加者の皆さんと法人スタッフがお話しをしながら、第1部の学びを深めます。
1部の学びを日常に活かせるワークなども行う予定です。1部、2部両方ご参加ください。
参加は女性限定です。
参加費1000円(当法人正会員は無料)
定員は20名ですが、定員を超えたときは兵庫県内在住の方を優先させていただきます。

zoomが初めての方、心配な方には、簡単なzoom練習会と、呼吸法などのミニ講座も予定しています。(1/5.7.8)
お気軽にご参加ください。

詳細はこちらのページをご確認ください
こくちーず申込ページはこちら→→こくちーずが開きます

【ご報告】7/20 公開講座 上野千鶴子さんと考える 今、なぜ女性支援が必要か

上野千鶴子さんと考える「今、なぜ女性支援が必要か?~フェミニズムを学び、実践したいあなたへ~」
7/20に開催しました!
心配していた雨が降ることもなく、定員を超えたくさんの方に集まっていただけたことを心から感謝いたします。

今回のブログは長文になりますが、当日の様子や、上野さんの素敵なお話しの一部、そして参加者の方のご感想を紹介したいと思います。

まず印象的だったのは、会場との一体感!
実は演台を準備していたのですが、上野さんはあえて参加者と同じフロアーでお話しされました。そんな上野さんが私たちスタッフや参加者の皆さんと関わる姿勢から、学ぶことがたくさんありました。

講義の中では、日本はまた女性の地位が低い国として不名誉な更新をしたこと(ジェンダーギャップ指数が149か国中110位!)、東京医大の入試差別などをふまえ、
日本の女性が参政権を勝ち取って来た歴史(タナボタ式に与えられたものではない)、
「権利の上にあぐらをかくな」と、先制パンチがありました。
やっと手に入れた権利が、時の政治によって簡単に失われてしまうことが感じられる世の中で、
さらに、格差(ジェンダー・女女格差)が広がり、女性が暴力を受けても我慢を強いられる…
そんな社会を作ったのは、とりもなおさず、今を生きている私たちです。
しかし一方で、#Me Too運動のように、声を上げることのできる“我慢しない娘”を育ててきたのも私たち。
その功績は大きいと話されました。

また、これから超高齢化、人口減少へ向かう社会の中で
私たちは “人生のピーク(人にとってさまざま)から長い下り坂を下っていくとき、人に支えてもらわないといけなくなる。
支え合える社会に。相互依存は恥ではなく誇りに思える社会に。
「助けて」と言えること。弱さは悪くない。自立とは依存先の分散だ”
などこれから生きていくヒントになる言葉をたくさんいただきました。

最後のQ&Aでは上野さんはフェミニズムをどう定義するのかという質問がありました。
私を縛っているものから解放する「女性解放思想」。自分を否定されず、尊重する。弱者が弱者を支え合える社会をめざすもの
と定義され、わかりやすくはっきりとした言葉にしていただけたことで、共感と連帯のようなものを感じました。
(これって、まさにフェミニストカウンセリング!)

この日の講座2部では、上野さんのお話を聴いて感じたこと、自分の足元からできる実践についてグループで話し合いを持ち、共有しました。 私たちフェミカン神戸は、女性支援の活動を若い世代につなげたいという思いがあります。今回の出会いから、活動の輪が広がればいいなと思っています💫

フェミカン神戸では、女性のためのカウンセリング入門講座(9/30~)を実施します。
フェミニズムの学びを深め、仲間と実践していきましょう!
詳細はこちら【女性のためのカウンセリング入門講座】

読み進めてくださり、ありがとうございます。
ここからは、アンケートにご記入いただいた感想をご紹介します。
たくさんの素敵な感想をありがとうございました。掲載の許可をいただいたものをできるだけ、そのまま掲載しています。

・上野先生のお話はまさに今ききたいことで、本当に勉強になりました。同時に楽しかったです。第二部では同じ講演でもそれぞれ別の観点から問題意識をもったことがわかり、興味深かったです。素晴らしい企画をしていただき、ありがとうございました。
・最近知った上野さんの物腰の柔らかさ、やさしい声色で話される姿に感動しました。怒っていいし、声を上げて良い。弱者で良い。とても心に響きました。知識を深めることがいろいろな角度から冷静に見て考えられるんだなと上野さんを見て感じました。
・フェミニズムという言葉の印象が変わりました。現状もよくわかり、納得のいくお話でした。それからどんな質問にも的確に返答なさる講師の深い知識と人間的な懐の深さにも強く感銘を受けました。もっとたくさんの方に聞いていただきたい内容でした。
・構造的に暴力に負かされて生きてきていますが、自分らしいフェミニズムを考えながら実践し勝ちたいと思います。
・自分を縛っていることから解放されたい。支援されることは恥ずかしいことではない。
・上野先生の講演でこれまでの政治と現在の社会問題の関連が明確になり勉強になった。
・人は支援なしでは生きていけない。支援なしで生きていくのが自立ではなく、上手に助けてと言えるようになることが大切だということ。皆が弱者であるという自覚をもつこと。私なりの“フェミニズム”を考えてみようと思いました。
・上野さんが好きという人たちが集まっていて話(グループワーク)ができたというのはかなり凄い経験でした・・・。数分でも。
・男性の意識、女性の意識ともに変わらなければ根本から変えられない。今の世代がきちんと声を発し、次の世代につなげていくことも大切さを考えました。「考える」→「声を上げる」をしてゆきたい。
・わかりやすく楽しくさまざまなジェンダー問題についてお話ししていただきました。もっと学校現場でこれらの問題について生徒と考えていきたい。
・相互依存が恥でなく誇りである社会でありたい。もっと私を「助けて」と声を上げれる人になりたい。
・助けて、さみしい、と言ってよい。
・人は支援されないと生きていけないこと、自立するということは依存先を分散するということという言葉が印象に残りました。
・相互依存は恥ではなく、誇りであるということを認識する。
・フェミニズムの意味
・質疑応答の時間が短かった。話のテーマがざっくりだったので内容が発散してしまっているように感じた。
・Everything!ストレートな物の言い方がずしっときました。
・先生の本をこれまで数冊読んでいて、本に書かれていたことでたくさん共感できていたが、講演でも多く共感でき大変良かった。二部のグループワークで意図せず言葉が詰まって感情があふれそうになって驚いた。思ったよりも抑圧した何かが自分にあるのかもしれない。
・女性は非暴力を学んできたということ。それを次世代につなげていくためにバトンを受け取り、渡していかなければならないこと。
・昔持っていたフェミニズムという言葉のイメージが変わりました。自分とはあまり関係がないことかなと思っていましたが、まさに自分が学ぶべきことだとわかりました。ぜひ娘にも伝えたいと思います。
・たくさんの情報や問題点をわかりやすく、かつ面白くお話しくださってすばらしいです。
・人災であるという言葉が印象に残りました。時代背景を勉強し、自分に何ができるか、もう一度考えたいと思いました。
・すべての世代の女性が「生きてきたことが否定されない」社会になるよう、できることをしていきたい、支援したい、支援されたりしていきたいです。上野先生の本を読み直したいです。
・とても有意義な時間になりました。
・最後の「男性におまけの言葉」がよかった。
・第二部の進行がスムーズでなかった。グループ分けの人数が多かったような気がします。

皆さまありがとうございました。またお会いできますように!

【満席】7/20上野千鶴子さんと考える 今、なぜ女性支援が必要か?

ご案内しておりました、7/20に開催する公開講座
上野千鶴子さんと考える 今、なぜ女性支援が必要か?
~フェミニズムを学び、実践したいあなたへ~
大変反響をいただき、先日お申込みを締切りました。

予定の100名を超え、130名の方のお申込みを受付けましたので、
当日の受付は混雑が予想されます。
受付は12:30~の予定ですので、お早めにお越しください。
そして、せっかくの機会なので、早めに来ていただいて、ぜひ、いいお席でお話を聴いてくださいね。

また当日、上野さんの著書の販売と、著書購入者限定のサイン会(15:30~約10分)を予定しています。
お時間の関係で先着順になりますので、ご希望の方はお早めにいらしてください。

そして、講演後の第2部では、学びを実践につなげるような話し合いをします。
いい時間になるよう、スタッフ皆で構想を練っています!

お申込みいただいた皆様とともに、気づきと学びを深めることができることを楽しみにしています。

【5/7 参加者募集】マインドフルネスで感じる”身体化されたジェンダー”

お試しフェミカン!ワンコイン講座(500円)
マインドフルネスで感じる”身体化されたジェンダー“
第2回は5月7日13:30~15:00です。

第1回目では、マインドフルネスにからだを観察する練習をし、
こころとからだのつながりを実感し、
日常生活にも活かしていただける“自然で、落ち着いて、リラックスした自分”を体感していただきました。

女性はつい、他者優先になり、それが不安定な姿勢として身についていることが多いです。
なので、今回はワークを通じて“自分の軸”を見つけました。
その自然な在り方でグラウンディングし、安定して話し・安定して聞く様子は、とても素敵でした。
沢山の気づきをシェアしていただき、
さらに「来てよかった、お得だった!」とありがたいご感想をいただきました。

自己発見(気づき)の瞬間は、自律神経的にリラックスすることが科学的にもわかっています。
お部屋の都合で3名までの少人数の講座ですが、そのぶん濃く、楽しく、気づきとリラックスのある講座にしたいと思っています。

現在あと1名の募集になりますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。

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<各回のテーマ(予定。1回ごとの参加可能)>
#1(済) こころとからだのつながりを感じる/今ここの身体感覚に気づく
#2 こころの声=からだの声に寄り添う/身体感覚に気づき、あるがままの自分を受け入れてみる
#3 Noを伝える 境界線/自分も相手も尊重する
#4  自分・他者への慈しみ(ケア、コンパッション)/相手のあるがままを受け入れる

<予定>
★第1,3火曜 13:30~15:00
(4/16,5/7,5/21,6/4 変更する場合はお知らせします)
※時間途中からのご参加はできません。
★場所:事務所カウンセリングルーム
神戸市中央区海岸通4-1-7-404
★各回 定員3名 女性限定
・グループで行いますので、PTSD症状等がご自分でコントロールできる方のご参加をお願いします。
・床に座って行います(椅子もあります)。座りやすい普段着でお越しください。
★参加費500円(税込) 当日支払
★お問合せ/お申込み:NPO法人フェミニストカウンセリング神戸
★要申込み(電話・FAX・メール)
①参加希望日、②お名前、③お昼間連絡のつく連絡先とともに、「ワンコイン講座受講希望」とお伝えください。
電話/FAX 078-360-6211
メール femi-ko@nifty.com

各回、マインドフルネス瞑想、誘導瞑想と、シェアリング(発言しないこともOK)をする予定です。
いつも働いてくれている頭(知識)を少し休めて、体験からの学びを深めましょう。
マインドフルネス瞑想が初めてでも大丈夫です!

フェミニストカウンセリング神戸スタッフが担当します。
(フェミカンに出会って約15年。公認心理師。 HIハコミセラピー総合トレーニング(360時間)終了。日常生活でもマインドフルネスを楽しく実践中)

 

【4/25 参加者募集】心理職の現場に活かせる勉強会 第2回

第2回のテーマは「性格検査」
4月25日(木)18時~
あすてっぷKOBE学習室 です。
(JR神戸、阪神阪急高速神戸、地下鉄大倉山徒歩5分)
公認心理師試験に向けた勉強にもお役立ていただけると思います。

意欲のある方ならどなたでもご参加いただけます。(性別・年齢不問)

心理職や、心理に関わるお仕事をされている方が他分野・他職種の方とつながりを持ち、
支援の幅を広げていただけるような場を目指しています。

参加お申込みはメールでお願いします。開始直前までお受けします。

femi-ko@nifty.com まで。
「心理職向け講座参加希望」とお書きいただき、「お名前とご連絡先電話番号」をお伝えください。
参加費は無料ですが、資料代が500円程度かかる予定です。
5月の日程は 5/9,16(木) 18:00~ を予定しています。

第1回 :テーマ「発達障害児への心理テスト」受講者の方のご感想です。
「WISC-Ⅳ知能検査、新版K式発達検査について検査内容と手法を教わりました。私は業務で心理検査に携わる機会がなく、馴染みがない分野でした。検査者の経験も検査を行う上で重要です。発達障害児への心理テストを学び、発達障害をより身近に感じることができたことも有意義な学びでした。」

フェミカン神戸のスタッフと一緒に、キャリアアップ、スキルアップをしませんか?
ご参加お待ちしております。

知ってよかった!と思えるDVの基礎知識 を開催しました

昨年好評だった「DVの基礎知識」の第2弾。
今年は、母と子に焦点をあてたテーマで開催しました。
フェミカンからは、姫路ゾンタさんとの出会いになった「こころのケア講座(NPO法人レジリエンス提供)」のプログラムを使って、
DV被害に遭うとどんな影響を受けるのか、被害女性だけでなく子どもの視点からも考えてもらいました。

また、児童家庭支援センターすみれの鈴木さんからは
「こわい目にあったアライグマくん」の絵本を紹介しながら、トラウマにあった子どもに起こる行動や考えをお話してくださり、参加者からはとても好評でした。

この絵本は、

「アライグマくんは、こわい目にあいました。

こんな目にあったことは、今までにありません。

アライグマくんのむねが、どきどきとなりました。

こんなにおそろしいできごとがあるなんて、こわくてたまりません。」

とはじまります。

DVを目撃することは子どもにとって児童虐待です。
アライグマくんと同じようにこわい思いをしたかもしれません。

その時子どもは、アライグマくんのようにとても怖くてつらいできごとを、自分にはどうすることもできないと感じているかもしれません。そして、そのことをどう伝えてよいのかわからないかもしれません。
もし、この本を読んだら、「ぼく(わたしも)と同じだ。自分ひとりじゃない」って感じるかもしれません。

子どもたちの回復力は大人より早いそうです。

被害にあっても適切な関わりをしてくれる大人がいることで、子どもたちは回復していくことができるのです。と、鈴木さんから実践を交えながら学びました。

私もそんな大人の一人でありたいなあと思いました。