講座・セミナー」カテゴリーアーカイブ

アクティブ・バイスタンダー

【参加者募集・2024年11月10日開催・参加無料】
講師:アルテイシアさん アルテイシア lit.link(リットリンク)

日時:2024年11月10日(日)14:00~16:30
場所:あすてっぷKOBE(神戸市男女共同参画センター)
参加費:無料
対象:女性支援をしたい方・テーマに関心のある方
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申込リンクはこちら
https://forms.gle/w6VjWLZoXZiaCs8q9
・Googleフォームに必要事項をご記入、送信して下さい。
・送信をもってお申込みを完了します。
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DV、性暴力、虐待、いじめ、パワハラ、、、
それら暴力が目の前で起きているとき、あなたならどう行動しますか?

何とかしたいけど、
「どうやって助ければいいのか
どうやって被害者の味方になればいいのか」わからず、
結局、何も行動できなかった経験がある方も多いのではないでしょうか。

その場にいる人が”何も介入しない(傍観しているだけ)”というのは、
暴力を容認しているのと同じなのです。

これは、被害者に対して
”私たちは暴力行為を否定しない(=容認する)”
というメッセージを送ってしまいます。

そのメッセージは被害行為に加え、”二次被害”となり

被害者は
「被害を受けても仕方なかったんだ」
「加害者の行動が社会的にOKで、私が悪いんだ」
「恥ずかしい」…など
誤ったメッセージと更なる傷つきを受ける可能性があります。

講師のアルテイシアさん アルテイシア lit.link(リットリンク)
から、
暴力のある場面で第三者ができる介入について学び、
「行動のできる第三者」=「アクティブ・バイスタンダー」になりましょう!

★募集記事(リンク)も併せてご確認ください★

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申込リンクはこちら
https://forms.gle/w6VjWLZoXZiaCs8q9
・Googleフォームに必要事項をご記入、送信して下さい。
・送信をもってお申込みを完了します。
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12/10・11@明石市役所 DV被害者支援者養成講座

明石市様より運営委託を受け
12月10日(土)11日(日)の2日間、DV被害者等支援者養成講座の講師をします!

当法人は20年以上、DV被害者支援をしており、
また、カウンセリングでは、被害を受けた方と一緒に
被害の影響からの回復の過程を歩ませていただいています。

被害を受けている方は
相手に「怒ったり」、相手から「離れようとする」、よりもむしろ、
ご自分を責めたり
周囲の人は”危ない”と思っていても”私はまだ大丈夫”と思ったり、
相手のために自分が変わろう、などとされることもあります。

それはなぜなのでしょうか?
また、周りの人や支援者はどのような関りができるのでしょうか?

この講座ではこのようなこともお話ししたり、
ワークも取り入れて体験的に学んでいただける場にしたいと考えて準備しています!

2日間の講座なので、基礎的な内容から
トラウマについてや、被害者支援の制度など、より発展的な内容も予定しています。

「これから明石市で支援活動をしたい方」が対象です。
身近な方の理解ある対応は、被害を受けた方にとっては大きな力になります。
”学ぶ”という小さな支援活動から始めてみませんか?

詳細は明石市ホームページ(「明石市DV被害者等支援者養成事業」をごらんください)
https://www.city.akashi.lg.jp/community/danjyo_ka/no_violence/taisaku.html

お申込みはこちら
https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1694059550119

しみん基金・KOBEさんのブログにご紹介いただきました

子どもとかかわる大人のためのトラウマインフォームドケア講座
開講して半年、100名を超える方にご受講いただいています。
そして今月末までが視聴期限です💖(2023年8月末まで)
まだお申込みでない方、お見逃しなく!

この講座の開催にあたり、資金面で支援をしてくださった「しみん基金・KOBE」さんのスタッフの方が
講座の感想をブログに書いてくださいました。
↓記事はこちら↓

トラウマインフォームドケア講座を拝聴しました – しみん基金・KOBE 事務局ブログ (stylebuilt.co.jp)

💁🏻お申込みはこちらのリンクよりどうぞ

講座・講演会の実績まとめ(2022まで)

このホームページが今の形になって、もう10年近く…
情報がごちゃ混ぜになっているので、少しずつメンテナンスを始めています。
まずは、講座・講演会の実績をまとめてみました。

<これまでの講座・講演会の実績>

今日は2016年度から2022年度までに
当法人で講演会や学習会を開催しているものを追加。
その時々のブログ記事にリンクも貼っていますので、
フェミカン神戸を最近知ったよ!という方には、私たちの活動をもっと知って頂きたく、
ずっと前から知ってくださっている方には、その時代を感じるテーマとともに、、
もしよければご覧ください。

「講座・講演会」のページの 一番下
<これまでの講座・講演会の実績>からも見ていただけます。

動画:子どもとかかわる大人のためのトラウマインフォームドケア講座

配信中の講座「子どもとかかわる大人のための トラウマインフォームドケア講座

この講座はそれぞれの先生の専門的な視点から、
トラウマを理解した子どもや養育者へのかかわり方についてお話しいただいています。

私は普段、大人のトラウマサバイバーの方にお会いすることが多いのですが
この動画講座を見て、
立場が違うと、見え方も、関わり方もこんなに違うんだ、ということにびっくりしました。

もちろん、共通して知っておきたい知識はありますが、
支援の仕方も、みんなそれぞれでいいんだな~なんてことも感じました。

すでに多くの方がご受講くださり、受講してよかった、という声もたくさんいただいています。
色んな立場の方が、それぞれの視点をもって相手を理解し
多様なかかわりができるといいなぁと思います!

お申込みいただいたら、8月末まで何度でも見ていただけます。
全5回・3,000円(学生無料)・要申込
詳細・お申込み方法などはこちら↓↓
「子どもとかかわる大人のためのトラウマインフォームドケア講座」

2024年4月施行の女性支援新法

「困難な問題を抱える女性支援法」が、2022年5月に議員立法で成立。
2024年4月1日から施行されます。

これまでは1956年に制定された売春防止法を根拠法として女性への支援が行われていましたが、
67年ぶりに、実情に合った支援に向けて新法が制定されました。

コロナ禍という社会の困難な局面において、
女性が暴力被害を受けやすいこと、困窮に陥りやすいこと、など
”女性がより困難を抱えやすい立場にある”ということが浮き彫りになったことで
女性支援を強化する必要が認識されました。

では、新法の施行によって、私たちにはどのような影響があるのでしょうか?
社会や制度はどのように変わるのでしょうか?

このたび、当法人が事務局をしているひょうごDV被害者支援連絡会(略称HYVIS:ハイビス)
では、この新法を学ぶ講座を開催します。
新法制定にあたり厚生労働省の有識者会議座長を務めた戒能民江さん(お茶の水女子大学名誉教授)がお話しくださいます。

ご興味のある方、どうぞご参加ください!

2023年8月31日(木)18:30~20:30
オンライン(zoom)・参加無料

参加には申込が必要です。
HYVISのホームページで内容・申し込み方法をご確認ください。
詳細はこちら→HYVISホームページ

【報告】講座「人間関係をスムーズにする表現力アップ講座~アサーション・トレーニング」

神戸通関業会女性通関士会様より、
講座「人間関係をスムーズにする表現力アップ講座~アサーション・トレーニング~」
をご依頼いただきました。

インターネット検索経由で、フェミニストカウンセリング神戸を知って下さったとのこと。
ご担当者様からも、とても丁寧にご対応いただき、
私たちも、お気持ちに応え、女性のエンパワーメントに貢献できればという思いで、担当させていただきました。

職場で求められる「生産性の向上」には、
職員同士のコミュニケーションを通じて、心理的安全性を担保することが欠かせません。
すべての職員が安心安全にお互いの意思を伝えやすい土壌をつくるには、アサーティブ・コミュニケーションの考え方・伝え方が役立ちます。

2時間の講座のなかでは、講義とグループワークを通じて、アサーティブ・コミュニケーションの考え方とその方法について、日常生活や職場で使えるエッセンスをお伝えしました。

さらに、フェミニストカウンセリングならではの視点で、自分のことよりも他者を優先してしまうなど、無意識の「女性役割意識」が職場でどのように発動してしまうのかについても、共有させていただきました。

18名の参加者の方々も熱心にメモを取って下さったり、お話し上手の方も多く、主体的に発表してくださったりと、活気に溢れた講座となりました。

当法人ではフェミニストカウンセリングならではの視点で、女性の心が元気になれる講座を様々な角度から開催しています。

講師のご依頼も随時受け付けています。
講師依頼はこちら

【報告】性暴力被害者の支援員養成講座

NPO法人性暴力被害者支援センター・ひょうごさんにご依頼いただき、
オンデマンド連続講座の1コマを担当させていただきました。

性暴力被害者支援を学び始める方に向けて、
・DVの仕組み
・DV被害者心理
・DVの中での性暴力
・子どもへの影響
・回復のために出来るサポート
・DV防止法、社会資源 …などをお話ししました。

様々な立場の方がたくさん受講して下さったようです。
支援者としてできること、具体的なかかわり方等
たくさんのご質問をいただき、その中に、
「DVはなぜなくならないのですか?」というご質問がありました。

この講座を聞いて、そのことを考えていただけることが、とてもうれしく思います。

そして、DVがなぜなくならないのか、というと、
社会の意識、教育、啓発、文化、加害者心理、被害者心理、、、色々な要素があるのですが、
私が今思っていることを、次のようにお答えしました。

人が二人いれば、「人として対等」ですが、
そこには必ず違いがあり、それがパワー(権力)の違いに結びつく可能性があります。
例えば、、男女、親子、教師と生徒、医者と患者、カウンセラーとクライエント、も
立場や経験や知識などの違いから、パワーの違いが生まれてきます。
状況によっては、パワーの多い方と少ない方が入れ替わることもあります。

人間関係とは、このような違いがあるものだ、と知ったうえで、
パワー(経済的、社会的、体力的等)を持つ立場にある人が、
パワーの適切な使い方や、パワーが人に及ぼす影響に対してセンシティブでないことが、
DV(のみならずいじめや差別、ハラスメント)がなくなって行かない要因の一つだと感じています。

声を上げにくい社会、あげても無視されたり、理解されない社会というのも、まだまだありますよね。

それぞれ、皆様のお立場で「DVがなくならない原因はどこにありそうか」
そこに対して私は「何が出来そうか」と考えていただければ、
きっと社会が変わっていくと思います。

講師のご依頼はこちら→講師活動のページへ移動

【2/10募集中】知ってよかった!と思えるDVの基礎知識

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、来月開催する講座のお知らせです。
専門知識がなくても大丈夫ですので、身近な方に、自分自身にもお役立てください。

2月10日開催 知ってよかった!と思えるDVの基礎知識
~ひとりで抱えず、専門機関につながる一歩を踏み出すために~
(姫路会場・zoom・申し込み者への見逃し配信あり)

DV啓発活動を“兵庫県播磨地域で”との思いで、女性と子ども支援をされている姫路ゾンタクラブのご協力を得て開催してまいりました。コロナ渦の影響もあり、オンラインでの実施も可能になり、ますます対象エリアが増えつつあります。今回は見逃し配信もありますので、さらに多くの方々にDVの基礎知識を知ってもらいたいと願っております。

「知ってよかった!と思えるDVの基礎知識」は2017年より毎年姫路市で開催し、今回で6回目です。毎年、ゲストを迎えてフェミニストカウンセリング神戸とのコラボで実施してきましたが、今回はフェミカン単独で実施します。私たちスタッフの中には、日本フェミニストカウンセリング学会で認定されたフェミニストカウンセラー、アドボケイターの資格取得者がおり、全国各地のフェミニストカウンセラーたちと集まり、定期的に研修研鑽等を積んでいます。

2019年立て続けにDVと子ども虐待が密接に結びついた悲惨な事件が起きました。DVと児童虐待が密接な関係にあると認識していたというのに、こんな事件が起こってしまったことに心が痛みました。そこで、DV被害にあい苦しい思いを抱えている人にフェミニストカウンセラーからのエールが届きますようにと思い、2021年3月にブックレット発行しました。

この冊子はDVの実態と被害からの回復の手立てを紹介していますが、なかでもDVによる支配から逃れ、ダメージから回復していく段階を4つに分け、段階ごとにさまざまエピソードを紹介しています。

今講座はこの冊子を紹介する中で、回復の段階に合わせその時期にあった支援があることを伝えます。DVの被害にあった人はなかなか相談することが出来ない状況にあります。しかし、ひとりで抱えず、誰かにつながること、どこかに相談することが回復への大きな一歩になるのです。DVはひとりで解決できるものではなく、安心する人と繋がることによって、自分らしさを取り戻していくのです。

ぜひ、この機会にこのようなDVの知識を得ていただき、自分や自分の大切な人を守っていく一助になることを願っています。

詳細・お申込みはこちら↓
2023/2/10 知ってよかった!と思えるDVの基礎講座~ひとりで抱えず、専門機関につながる一歩を踏み出すために~ | フェミニストカウンセリング神戸 (femi-c-kobe.com)

【報告】今を生きるためのフェミニズム

9/25に公開講座『今を生きるためのフェミニズム』を開催しました。

1980年代から日本でフェミニストカウンセリングをしてきたパイオニア
川喜田好恵さんにお話しいただきました。
川喜田さんの育ちや、カウンセリングの場を通じて、
感じてきたこと、見えてきたこと、実践されてきたことなど
貴重な経験をたくさんお聞きし、
また、川喜田さんの問題意識やその取り組みに勇気づけられました。

フェミカン神戸はフェミニズムの視点を持ち、カウンセリングなどの女性支援をしています。
フェミニズムを知ることで、全ての問題が解決するとは言えませんが、
女性が生きづらさから解放される側面が多分にあるからです。
それはなぜでしょう?

5千年も前に始まるという男性(優位の)社会が
特定の役割を女性に振り分け、心理的なきめつけを設け、
(女性は結婚して母親になるもの。女性はおとなしく、受け身である。など)
あてはまらない者を「女として未熟」「女のくせに」などと排除してきました。
この役割分担を、川喜田さんは『女性は愛情供給係』『男性は経済供給係』と名付けます。
ご存じのように、そのような性差は存在しません。
しかし、宗教や文化がこの誤った「女性の役割」「男性の役割」を”これが正しい在り方”とすることで
あたかも当然のように継承されてきました。
この役割に当てはまらない人は、
「お前はダメだ」「(女として)価値がない」などと排除され、貶められるので、
「私ってダメな人なんだ」「女なのに、こんなこともできない」
…と自己評価が下がってしまいます。

DVや性被害の被害を受けるのが、女性の方が圧倒的に多いことはもちろん、

誤った「3歳児神話」「母性神話」によって
母一人に子育てが任されてしまい、”
子どもの”不登校、引きこもりが”母親の”問題にされたり

当たり前のように男性が筆頭者になる”家制度”
妻は夫の扶養、男女の給与格差 等も
この性別による誤った役割分担が影響しています。

そうした仕組みを自分ごととして理解することで
自分が置かれている環境・状況に対する見方が変わります。

役割に当てはまらない私がおかしい、のではなく、役割自体がおかしいのだ、と。

一気にすべてを解決したり、悩みをなくしたりすることはできませんが、
フェミニズムによって自己否定のサイクルを断ち切ることは可能です。

今を生きるために、フェミニズムによって、
自分に気づくことからはじめ、自分の道を歩くようになること
そのプロセスを支援することを、今後も続けていきたいとおもいます!