投稿者「wmaster@fck」のアーカイブ

母と娘の関係に悩んでいる人、気になっている人へ

フェミカン神戸も所属する日本フェミニストカウンセリング学会が開催する講座をご案内します。
(※お申込みは日本フェミニストカウンセリング学会 電話:03-3239-5330)

「キレる私」と「母娘関係」
漫画家の田房永子さんとフェミニストカウンセラーの加藤伊都子さんのとのトークです。
(2016年12月3日(土)午後1時30~4時、大阪ドーンセンター)

田房さんはコミックエッセイ『母がしんどい』や『ママだってしんどい』、
近著では『キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』を出版され、
現在、京都新聞にも記事を連載中です。

その記事の中で、母との関係を次のように語っておられます👀

小さい頃から、どんなことでも母が勝手に進めていました。
抗議すると「お母さんのいうとおりにしていればいいのだ!」といわれ、
子ども扱いではなく、胎児扱いされた

このように娘が母の期待や嫉妬など複雑な思いを受け取り、苦しくなってしまうことがあり、
フェミカンでいう“母娘(ははむすめ)関係”のひとつの在り方です。

母と娘の関係、難しいですよね・・・
講座や本で、つい巻き込まれがちになる“母娘関係”
客観的に捉えてみるのもいいかもしれません。

どうぞこの機会をお見逃しなく。
少しでもそのおもりが軽くなりますように🍀🍀

女性への暴力をなくす運動 2016

平成28年11月12日(土)~25日(金)の2週間、
日本全国で「女性への暴力をなくす運動」が行われています!
(運動については内閣府のHP↓)
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/no_violence_act/#no_violence_act

11月12日(土)には
わたしたちもHYVIS(ひょうごDV被害者支援連絡会)のメンバーや
神戸市職員、かもめん(神戸市中央区のマスコットキャラクター(^^))と一緒に、
DV相談連絡先一覧が掲載されたメモ帳を三宮センター街で配布する活動に参加しました。

かもめんもパープルリボンをつけて♪

かもめんもパープルリボンをつけて♪

🎀 みんなが、誰も支配しない誰にも支配されない人生を送りますように🎀 
と願いを込めて、手渡します。
メモ帳には市民手作りのパープルリボン (※パープルは女性への暴力根絶のシンボルカラーです。)が添えられていて、
受け取った子どもたちが「かわいい!!」と喜んでくれました💖
ファミリーに渡すと、
お父さんが「ああこれは、『お父さん、お母さんにやさしくしましょう』っていうことやで」
と子どもに話している声が聞こえてきたり、
DV」の文字を見て大抵の人が「ああー!」って顔をしたり、
連れの人と「そうそう、こういうことがあるねんな・・」と話をしている様子を見て、

少なくとも「DV」がタブーな言葉でなくなっていると思い、
これまでの地道な活動の成果が少し見えたように感じ、うれしかったです!

願わくばこの2週間、商店街がパープルリボンのアレンジであふれ、
街中がパープルになればいいのになあ💖
ハロウィーンのお祭りみたいに…(笑)

KOBEソーシャルビジネスマークに認証されました

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社会的課題の解決に取り組みつつ、事業としても継続していく
”ソーシャルビジネス”
を神戸市内に広く推進していくために
「KOBEソーシャルビジネスマーク認証」という神戸市の制度があります。

認証されるには外部委員の選考があり、
「社会変革性」「事業性」「革新性」「共感性」等に加え
「持続可能性」「情報公開」「会計処理の適切性」といった
信頼できる団体かどうかも問われます。

今年度フェミカン神戸は
『女性への暴力防止活動および被害者の支援活動』として認証申請し
11月11日に認証されました!
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2016/11/20161108070401.html

このたびの認証を励みに、
今後もできる限りきめ細かく被害者に寄り添った支援、を目指したいと思います(^^)

熊谷さんによるモラハラの講座

お久しぶりの更新になりました。
夕方になると虫の声がして、秋を感じます(^.^)

さて9月3日(土)に、フェミカン神戸が事務局をしている
ひょうごDV被害者支援連絡会(HYVIS:ハイビス)の公開講座
『我が家のモラハラ事情~見えない暴力を見る~』に参加してきました。

講師の熊谷早智子さんはモラルハラスメント被害の当事者であり、
またWeb上で「モラル・ハラスメント被害者同盟」を立ち上げて被害者支援をしておられます。

熊谷さんはご自身の被害体験を素にしながらも、冷静にモラハラを定義されています。
“モラハラは、何をされたらモラハラだということではなく、
それをされた人がどう感じるかであり、
起こっていることに気づき被害者のこころを救うための言葉なのだ”と。

モラハラ被害および加害者について、具体的に分析を交えたお話は説得力があり、
夫婦間に起こっていることを周囲が理解しにくい様子が改めてよくわかりました。

モラハラ被害の実態を知り、どのような支援ができるのかを考えたひとときでした。

我が家のモラハラ事情~見えない暴力を見る~

HYVIS(ハイビス:ひょうごDV被害者支援連絡会)の主催で、
標記の講座が開かれます。2016年9月3日(土)13:30~15:30
(共催:神戸市男女共同参画センター、兵庫県DV被害者支援強化事業)

多くの方にHYVISの活動を知っていただきたく、
また貴重なお話が聞ける機会ですので、ご案内します!

HYVISは兵庫県内すべての女性と子どもが、安心してすこやかに暮らせる環境作りに貢献することを目的に、
兵庫県内でDV被害者支援活動を行っている7つの民間団体および個人が活動(情報交換、勉強会
講演会、行政等への提言など)をしています。
(フェミカン神戸が事務局をしています)
詳細はHPを見ていただくとして…

今回の公開講座。
講師に「モラル・ハラスメント被害者同盟」の熊谷早智子さんをお迎えします。
目に見えない(時には言葉さえも伴わない)モラハラ。
特有のしんどさがありますよね・・・
そんなモラハラの仕組みや被害から脱出するにはどうすればいいのか、など
熊谷さんのご経験も含めたお話を伺う予定です。
ともに学び、考える機会になればと思います☆★

2016年9月3日(土)13:30~15:30(受付は13:15~)
場所  たちばな職員研修センター(神戸市中央区橘通3丁目4番2号)
資料代 500円
定員  40名(先着順:要予約  当日参加はお断りします)
対象  DV被害者支援、モラハラ被害者支援に関わる方 など県民一般

詳細・お申込み方法は こちら⇒HYVIS
お問合せは078-360-6211(HYVIS事務局:NPO法人フェミニストカウンセリング神戸)

神戸学院大学でのAT研修を担当しました

6月18日、25日神戸学院大学のピア・サポートの研修
AT(アサーティブトレーニング)を実施しました。
‘ピア・サポート’は学生同士が互いに助け合う仕組みです。
こうした仕組みがあると、学生生活がとても心強いですね。

そんな素敵なピア・サポーターの皆さんが、
活動で使えるコミュニケーションスキルを学びたい!
ということで、フェミカン神戸に講師のご依頼をいただきました。

さて、ATは理論的に学ぶより、体験学習の方が効果的(^^)/
なので、ロールプレイを盛り込んだ内容です。
ATのポイントは自分も相手も大切にする❤
そのためには
「相手のことを知る」ことと
「自分の思いを伝える」こと を基本にしています。

学生さんたちに、それぞれ、‘言いたいことが言えなかった場面’を思い出してもらうと
案外、NOと断れていないで、何か気持ちが残っている…という問題に直面。

断ると相手を傷つけてしまうかもしれない。。。
もう少し、言いたかった。。。
そんな思いを踏まえて、ロールプレイに挑戦!
どのように自分の気持ちを伝え、相手も大切にしながら断るか?!
そして伝えられた相手からは、どのように受け止めてくれたのかを
フィードバックしてもらいました。

自分の気持ちを伝えることって、実際やってみると意外と難しい(^_^;)
さらに言葉以外のメッセージもあるよね~と、
いろいろ注文を出しながらも頑張っていただきました。

信頼関係がベースにあるチームの皆さんと
和やかな雰囲気で実践できたのが印象的でした。
私も若い人からエネルギーをもらえた研修でした♪

講座の様子は神戸学院大学のHPにも掲載されています。

2016年度通常総会を開きました

早いものでひと月以上前の話になりますが…
フェミカン神戸の2016年度通常総会を開催しました。

今年度新しくご入会いただいた方もご出席いただき、
私たちの活動にご賛同くださる皆様とお会いできたこと、
とても心強くうれしかったです☆(^^)☆

総会後の交流会では、
AWEP(NPO法人アジア女性自立プロジェクト)のスタッフの方に活動をご紹介していただきました。
AWEPで扱う、さおり織を含むたくさんのフェアトレード商品(↑写真)。
それらが生まれてくる背景をお聞きし、素敵な商品が「もっと素敵」になりました❤

そして、想いの詰まった団体が、その時に合った自分たちらしい活動をし、
未来に継続していくこと、についても考える機会になりました。

総会でもご報告したように、
フェミカン神戸の事業もその時代にあわせた在り方を模索しています。
目に見える部分、見えない部分で変化することに丁寧に寄り添うことは、
フェミカンの支援の在り方にも共通するのではないかな、と思いました。
その中から得られる学びを大切に、今後も活動していきたいと思います。

FC学会全国大会@金沢に参加しました

5月28日、29日 日本フェミニストカウンセリング学会 金沢大会に参加をしました。
全国大会は、フェミカンの精神・理論を拠り所に、
社会を少しでも良くしていきたいと思っている沢山のおんなが一堂に会する
年1回の機会です。
2日間にわたって、シンポジウム、交流会、分科会とスケジュールがぎっしり。
今回も前後の市内観光なども含めたくさんの出会いがありました。

金沢駅構内で開催告知のパブリックビューを発見!

金沢駅構内で開催告知のパブリックビューを発見!

新しい顔に出会い、
フェミカンを知ったときのインパクトについて聞かせていただき、
自分がフェミカンと出会ったときの様々な気持ちをもう一度味わったり(^^)
古い知り合いと、
「久しぶり」って声を掛け合うだけでパワーチャージできたり❤
シンポや分科会では問題意識を共有し、
また、会員の活動の成果に触れて勇気づけられ、
まるでシスターフッド(女性同士の連帯感)のシャワーを浴びた感じです。

2008年度以降のフェミニストカウンセリング学会の各年度の大会報告は、
ジャーナル「フェミニストカウンセリング研究」に掲載されています。
ご興味のある方は、是非読んでみてくださいね。

また、来年の大会は5月の第4土・日に杜の都仙台市で開催されます。
気持ちのいい季節に、気持ちのいいおんな達と出会えること、今から楽しみです!
またこちらのHPでもご案内をする予定です。
この記事を読んでくださっているたくさんの方にも、お会いできるといいなと思います。

おまけの写真

駅で日本酒の有料試飲自動販売機を発見❤  キュッと1杯、2杯、3杯…うまうまーっ!

駅で日本酒の有料試飲自動販売機を発見❤ 
キュッと1杯、2杯、3杯…うまうまーっ!

霧雨の兼六園

霧雨の兼六園

電話相談員養成講座が始まっています

4月11日から「女性のための電話相談相談員養成講座」が始まっています。
既に1か月が過ぎ、後期の実践編に入りました。
みなさん、とても熱心に参加してくださっています❤

さて、講座の初日はフェミニストカウンセリング概論がテーマでした。
フェミカンの視点に立つとはどういうことか、
架空の事例をとおして参加者の皆さんと一緒に話し合いました。
自分に引き付けて意見を述べ、
‘同じ女性という立場に立つ’という視点を共有したり、
‘本音’を言葉にしたり、それを聴いたりしました。
「あ~、フェミカン的だな(^^)」と感じる場面です。

女性の生きづらさは個人の問題だけではなく
男性中心に作られた社会のなかで、差別され
性別役割分業意識に縛られることで自分らしく生きていけない
という、共通の葛藤や違和感でもあります。

女性の生きづらさは社会の(社会によって作られた)問題でもある
⇒「パーソナル イズ ポリティカル!=個人的な問題は政治的な問題」
ということです。

参加者の皆さんとフェミカンの理念を共有し、
女性の悩みや問題を一緒に考え、取り組めることを
とても心強く感じています!
みなさん、最後までやりきってくださいね☆応援しています(^^)/

気づきと回復の講座@尼崎市トレピエ

新緑の気持ちいい季節ですね。

さて、明日(5/13)から尼崎市女性センタートレピエで始まる講座のご案内です。
「DV被害に遭った女性のための 気づきと回復の講座&語り合い」
(第2,4金曜日 10:00~12:00)

昨年度同様、フェミカン神戸のスタッフがファシリテーターをします。
内容は、NPO法人レジリエンスのこころのケア講座に沿った講義が12回。(1回500円)
参加者の皆さんとお話をする語り合いの会を3回行います。(語り合いは無料)

情報を得たり、客観的に状況を整理したり、、、
参加者の皆さんがエンパワメントし合える安心・安全な場になったらいいなと思います!

5月の内容は
5/13 DV・トラウマを理解する 
5/27 「世間の枠」と私らしさ
です。自分の周りで起きたこと、起きていることに
ファシリテーターと一緒に目を向けてみましょう。
各回、簡単なアート(工作)も行います。
とても素敵な自分への癒しのプレゼントになっているようです❤

1回ごとの参加もできます。
お申し込みは尼崎市女性センタートレピエ まで。
内容についてはこちらでご確認ください。