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対面のカウンセリング新規受付を再開しています。

フェミカン神戸の事務所でも新型コロナウイルス感染対策をしています。
新しい様式に慣れないなかで、模索しながらですが、
来所してのカウンセリングをなるべくご希望に沿えるような形で実施できるよう努めています。
どうぞご利用ください。
カウンセリングのお申込みはこちら〈カウンセリングを受けたい方へ〉

〈室内〉
 カウンセリングの都度アルコール消毒をしています。
 対面となる位置にビニールカーテンなどの設置をしています。
2022年よりビニールカーテンを撤去しアクリル板の衝立に変更しました。
〈スタッフ〉
 手指の消毒
 マスクを着用
〈来所される皆さま〉
 アルコール消毒を用意していますので、ご利用ください。
 マスクを着用ください。

現金/領収書の受け渡しがご心配な方は、事前にお振込みいただくこともできます。
その旨、お申込み時にお伝えください。
その他、ご不明な点がありましたらご連絡ください。

 

【開催中】気づきと回復の講座@尼崎市トレピエ

外に出ると、もう夏を感じる暑さですね🌿🌿
コロナ禍で自粛している間も、すべてのことは動いているんだなぁと実感します。

フェミカン神戸でもこの3カ月、予定していた講座の開催などはほとんど中止になりましたが
尼崎市女性センター・トレピエにおいては“気づきと回復の講座”を開催しています。

この講座は、DV被害を受けた女性が、安心して自分のケアをしていただける場になるように、そして、そんな場所を提供し続けたい💜
との想いで、女性センター・トレピエの職員の方が積極的に感染対策をしてくださったうえで実施をすることができています。

危険を感じる状況が続くと、神経システムやホルモンもそれに対応して働くため、身体(筋肉や代謝だけでなく、長期的には内臓などにも…)にダイレクトに影響が出てきます。
DV
などの暴力被害だけでなく、コロナウイルスに対する恐怖が重なって、さらにしんどさが増してくるのももっともですね💬💬💬
こうした、脳や神経、ホルモンと心や身体のつながりは、現在、研究途上ですが、
「安全・安心」な環境で「穏やかなつながりを持つ」ことが、回復にとってとても大切だということがわかっています。
他人とのつながり、だけでなく、自分自身とのつながり、動物や、自然などとつながることも有効です。

そのような回復に必要な環境を講座で体験していただけるように、
と、今だからできることを考えながら実施しています。

気づきと回復の講座のプログラムを作られた NPO法人レジリエンス さんも、動画やウェビナー等で支援活動を続けておられます。
気づきと回復の講座と同じ内容の「こころのケア講座」も動画(有料)で受講できるようですよ。

今後も状況は予測がつきませんが、
皆様がご無理のない形で必要な支援が受けられますように☆

気づきと回復の講座のお申し込みはこちら
2020年5月12日~12月8日 原則として第2・4火曜日 10:00~12:00 全15回
1回ごとの受講が可能です。各回の内容はこちらからご確認ください。
託児付き。お申し込みのうえご参加ください
(尼崎市女性センタートレピエ:電話06-6436-6331)

 

【講座のお知らせ】気づきと回復の講座@尼崎市

今年度も尼崎市にて全15回の『気づきと回復の講座』が開催されます。
(2020/5/12~)

この講座は、DVなど暴力被害を経験した女性が、
自分に起きたことや起きていること
今も残っている影響
などを、ファシリテーターと一緒に、丁寧に見ていきます。

12のテーマでの講義とワーク(基本的に発表などはありません)、
その間に、3回の語り合いの回があります。

毎回、参加者の方はそれぞれの気づきや発見、体験を大事に持って帰ってくださっています♡

 今年も私たちフェミカン神戸のスタッフがファシリテーターをします。
(ファシリテーターはNPO法人レジリエンス ファシリテーター養成研修修了者です)

 この講座では、被害にあった女性をさん(ほしさん)と呼びます。
被害にあったけれども、回復する力のある、輝く力のある人という思いがこめられています。
今年も、すてきな☆さんとともに講座をできることを楽しみにしています。

 

1回からでも参加できますので、ご自身のペースでご参加ください。
詳細は、尼崎市女性センタートレピエのホームページからご確認ください。

 

【講師活動の報告】2020/3/13知ってよかった!と思えるDVの基礎知識

知ってよかった!と思えるDVの基礎知識 ~避難、その後も安心した生活を送るために~
国際ゾンタ姫路ゾンタクラブ助成
共催:姫路市男女共同参画推進センター 後援:相生市・赤穂市

新型コロナウィルスの感染が広がりキャンセルが続き、開催できるか危ぶまれるなか、会場を提供いただいたあいめっせのご協力のおかげで、無事に開催することができました。

参加者は9名で20歳から60歳と年齢も性別もさまざま。さらに姫路を中心に西播磨から阪神間にわたり、幅広い層の方にご参加いただきました。

主催者として、こうした中で開催できたことに心から感謝いたします。ありがとうございました。そして、開催してよかった!と思いました。

DV被害者支援は避難した後、支援が途切れることが多く、
母と子が本当の意味で自立した生活が送れるようになるためには支援が不十分だと感じています。
避難後、DVの影響やトラウマを抱えながら離婚調停の手続や弁護士の委任、そして面会交流など複雑な問題に直面する現状があります。
そうしたなか、母も子もトラウマの症状がでてきて心理的負担を抱えたり、親子の関係にも影響を及ぼしてきます。
相談できる場所の情報さえ持っていないこともあり、孤立してしまう方は少なくありません。離れる決断したことさえ、否定してしまいたくなる気持ちになる人もおられます。

このような母子を支援されている兵庫県母子生活審施設協議会会長の紺谷様から、母子生活支援施設での取り組みを聞くことができました。

DV被害による親子の影響を理解しながら、
安全面を最優先し、必要な手続きの窓口に同行したり、
相談に乗ったり、子どもの変化を一緒に支えて下さる…など、
困ったときに誰かがそこにいることがとても心強く感じられました。

また、母子施設での実際の生活の場をご紹介していただき、とても快適な環境で生活ができることを知りました。
やはり百聞は一見にしかずです。正しい情報を知ることの意味を痛感しました。

講義の後、参加者から多数のご質問を受け、こうしたやり取りにとても心が満たされた印象です。みなさん、ありがとうございました。
そして、このウィルス感染が収束していき、また今後もこうした機会をもつことができたらよいと心より願っております。

●講師のご依頼はこちら⇒講師活動リンク

【講師活動の報告】配偶者暴力等の理解と福祉における支援に期待するもの @神戸ラッセホール

2月20日、兵庫県下福祉関係事務所長連絡協議会 研究会で、
「配偶者暴力等の理解と福祉における支援に期待するもの」というタイトルでお話しをしました。

研究会ご参加の方々は、兵庫県県民局や市町の福祉事務所、児童相談所など福祉関係事務所の管理職のみなさまです。
DVのサバイバーの方と関わられる部署ですので、DVに関する知識を持ち、理解を深めていただけたらと考え、お話しさせていただきました。

DV被害を受けた人は、その影響から気持ちが安定せず傷つきやすくなっています。
そんなとき、DVの特性や被害者の置かれた立場を理解しない支援者に接すると、
その言動によって更に傷つけられてしまうことがあります。
それを「二次被害」と言います。
二次被害を与えないためには、DVについての正しい理解が必要です。
支援者に理解されていると思うと、相談者は安心して話すことができますね。

講演ではDVのしくみ、被害者の心理、DVによる影響だけでなく、
DVを目撃した子どもの被害やその影響についてもお話ししました。
そして、避難の前後だけでなく、中長期的な支援が必要だということもお伝えしました。
1時間でお伝えするには盛りだくさんの内容でしたが、みなさん、とても興味を持って聞いてくださいました。

DV支援は、被害者が精神的にも経済的にも自立できることが目標です。
講演でのお話が、参加した方々の現場での指導や支援に役立つことを願っています。

【3/13開催予定】 知ってよかった!と思えるDVの基礎知識

【3/5現在・開催予定です】
知ってよかった!と思えるDVの基礎知識~避難、その後も安心した生活を送るために~
コロナウィルスの感染拡大に伴い、各地でイベントや講座が中止や延期になっていますが、
本講座は現在、開催予定で準備を進めています。

会場では、できるだけ受講者の皆さんの接触を減らすなどの対応いたします。
また、ご参加いただく方に、マスクの着用をお願いしております。

参加者の人数も、座席の関係から制限させていただくことになるとはいえ、
まだお申し込みいただけます!

社会にいろんな不安が蔓延している今、自分たちにできることや支援のネットワークなど安心の場を作り、広げていきたいと思います。

講座の詳細、お申し込みは↓こちら↓より。
知ってよかった!と思えるDVの基礎知識~避難、その後も安心した生活を送るために~

【報告】心地よくアサーティブに!~自分も相手も大切にしたコミュニケーション~

尼崎市女性センタートレピエにて、4回連続講座を行いました。
アサーティブという方法を取り入れた自己表現について、講義やグループワークをしました。

コミュニケーションパターンの中にも、ジェンダー意識や役割期待が潜んでいます。
「女なのにこんな言い方はよくない」とか「女性はこんな時にはこんな表現をするものだ」というような縛りを
周囲から感じたり、また、自分の中に取り込んでいることもあります。
アサーティブトレーニングは、一般的なコミュニケーションスキルの方法として広く知られていますが
フェミカンでのアサーティブは、ジェンダー規範による女性の生きづらさ、表現しづらさなども扱います。

相手に嫌われたくない、
いい人と思ってもらいたい、
相手との関係が悪くならないように気を遣ってしまう、
このように自分の気持ちは横に置いてしまうことがあります。

しかしそれが積もり積もってくると、相手に対して嫌悪感や否定的な感情を抱いてしまいます。
できるだけ距離をとろうとしたり、関係そのものをきってしまうこともあります。

自分の思いを過不足なく伝えることは、人との関係を続けていく上でとても大切なことです。

また私たちが抱く感情は、一人一人違います。
同じようなシチュエーションでもその人がもつ価値観や思い込みによって大きく異なります。

講義だけでなくグループで話し合う中でこうしたことに気づくことが実践による学びです。
本を読んだり一人では気づけない貴重な経験をしながら、楽しく和気あいあいと4回の講座を終えました。

受講していただいた皆さんは積極的にチャレンジをされており、
「こういう講座でもっと学びたい」「まるでカウンセリングを受けているようだった」
など、嬉しい感想もいただきました。

知ってよかった!と思えるDVの基礎知識~避難、その後も安心した生活を送るために~

「知ってよかった!と思えるDVの基礎知識」は今年で3回目を迎えます。

DVの基礎知識として“法律”のこと、“子どもへの影響”と続き、
今回は“避難した後の生活”についての情報をお届けいたします。

自分の状況がDVだと知り、もしかしたらこれから家を出ることになるかもしれないと思った時、
避難した後の生活ってどんなふうになるのだろうと不安に思うことがあるのではないでしょうか。

子どもを連れて避難したいけれど、すぐには家が見つからない、
あるいは夫が探し出して見つかってしまったらどうしよう…と思ったとき、
安心できる避難先として、施設を利用できるかもしれません。

でも、そこってどんなところ?
入所するとどんな支援をしてくれるのだろう?
集団生活だと聞くけれど、規則に縛られるのかしら?自由に生活できなかったら嫌だなあ、
お風呂やトイレといった設備はどんな感じなのだろうと、気になることばかりでしょう。

また、避難した後、どのようなことが起こるのかしら?
夫に見つからないように生活するのは、どんなことに気をつければよいのでしょう。
今まで夫に何を言ってもダメだったのに、離婚に承諾してくれるのかしら?と思うと、
どんどん不安が増してきます。
さらに、子どもを転校させると、子どもはなんて思うんだろう。
あるいは、ようやく避難してきたけれど、今頃になってなんかかしんどい。
子どももアレてしまって、怒ってばかりいる…本当にこれでよかったのかしら?
と思う人もいるかもしれません。

DVの影響は離れた後になって、お母さんと子どもにあらわれてくることがあります。
ですから、離れたからこそできる自分のケア、子どものケアについても一緒に考えていきましょう。
ではどんな形で表れてくるの?自分一人で対応できるのかしら?そんな時、どこに相談すればよいのでしょう。

今回は母子生活支援施設の職員の方と、フェミカン神戸で相談にあたるカウンセラーからお話しいたします。
避難した母と子どもの生活を知ると少しイメージができたり、情報があると安心につながるかもしれません。

情報を知りたい方、身近な人が困っておられる方、そして支援者の方にも役に立つ情報を届けたいと思います。

転ばぬ先の杖ではありませんが、一人で心配ばかりするより、情報や知識を得ることで自分に力をつけていきませんか。
お申し込みをお待ちしております!

お申し込み&講座の詳細はこちら↓から。
3/13参加者募集 知ってよかった!と思えるDVの基礎知識

あけましておめでとうございます

皆様、あけましておめでとうございます。
年末年始に更新ができず、新年のご挨拶も遅くなってしまい申し訳ありません。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年は、日本フェミニストカウンセリング学会の全国大会を神戸で開催します。
阪神淡路大震災から25年になる今年、トラウマについてのシンポジウムを企画しています。
日程は5/23、5/24です。
実行委員会で準備を進めています。詳細が決まりましたらご案内しますので、お楽しみに!
当日などのお手伝いをしてくださる方も募集していますので、ご興味があればご連絡をください。

直近では、
当法人が事務局をしているHYVIS(ハイビス:ひょうごDV被害者支援連絡会)の講座が2つ予定されています。
https://hyvis1.jimdofree.com/参加者募集中です/

◇対人援助職、支援者向け「心とからだの休日」~音楽療法&ボディワーク~
2020/2/29(土)10:00~15:00
10:00~音楽療法 13:00~ボディーワーク
@神戸市婦人会館
お申し込みは hyviskouzaあっとyahoo.co.jp (「あっと」→「@」)
メール本文に 講座名とお名前、ご所属、連絡先をご記入ください

◇『 DVと子ども虐待―「野田事件」から考えるー』
兵庫県DV防止出前講座事業、HYVIS・西宮市共催事業
2020/2/8(土)13:30~15:30(13:00~受付)
講 師:  稲垣 由子さん
甲南女子大学名誉教授、明石子どもセンター勤務(発達行動小児科医)
@ 西宮市男女共同参画センター ウェーブ (プレラにしのみや4F)411学習室
お申し込みはTEL:0798-64-9495 FAX:0798-64-9496 eメール:vo_jyosei@nishi.or.jp

皆様にとって良き一年でありますように!!

 

DV防止啓発講座 の講師 @高槻市

これってDV?と感じたら~自分にできること~
11月30日 土曜日、高槻市人権・男女共同参画課からのご依頼で、DV防止啓発講座の講師に行きました。

もし、自分のまわりにドメスティック・バイオレンス(DV)に悩んでいる人がいたら・・・
パートナーからの暴力に苦しむ人から相談されたら・・・
どのようなことができるでしょうか?

DV被害者支援をするために知っておきたいこと、
DVの基本的な知識から、避難時の安全確保、DV被害による影響などについてお話させていただきました。

DV被害者支援は、避難時や避難直後だけでなく、長期的な支援が必要です。
避難したら支援は終わりではありません。
被害を受けた方には、避難後もさまざまな手続きや離婚の話し合いなど、しなければならないことがたくさんあります。

避難後にDVの影響による症状が出てくることもあります。そんななか、これらの問題に対処していくのは、想像以上のしんどさです。

参加者のみなさんには、このしんどさは適切なサポートを得るとゆっくりと回復していくことができることをお伝えし、しんどさへの理解をお願いしました。

お申し込みをした方が全員出席してくださり、みなさんがとても熱心に話を聞いてくださいました。アンケートから、身近な人がDV被害を受けている方やDVのことを知りたい方など、いろんな立場でご参加くださったことがわかりました。講座がみなさんの役に立つことを願っています。

DVは個人的な問題ではなく、社会の問題です。
社会が被害者を支えていけるよう、DVへの正しい知識をつけることが必要だと感じさせられた一日でした。