【フェミカン神戸NOW】気づきと回復の講座@尼崎市

こんにちは。
今日は「フェミカン神戸のスタッフって何をやっているの?」という疑問にお答えするべく、
フェミカン神戸の活動の一つである「気づきと回復の講座@尼崎市」をご紹介したいと思います☺

この講座は、DVなど暴力被害を経験した女性が、
自分に起きたことや起きていること、今も残っている影響などをファシリテーターと一緒に丁寧に見ていきます。
「DV・トラウマを理解する」「トラウマに対応するツール」「コミュニケーション」など
12のテーマでの講義と、3回の語り合いで構成されたプログラムです。
NPO法人レジリエンス こころのcare講座 ファシリテーター養成講座終了者が実施します)
参加は各テーマ単発でもOK、12回のテーマを継続して受講されてもOKなので、ご自身のペースで参加いただけます。

先日8/25は「コミュニケーション」のテーマで講座を開催いたしました。
今回の内容の一部をご紹介しますと、
ファシリテーター2名で”尊重のない場合”と”尊重のある場合”の会話例を演じながら、
具体的に”不健全なコミュニケーション”と”健全なコミュニケーション”の違いをお伝えしました。

健全なコミュニケーションをするには、お互いに尊重された関係性であることが必要です。
特定の相手との間で、コミュニケーションがうまくいかない場合、
「私の言い方が悪いのかなぁ」と考えがちですが、そもそも”お互いを尊重する関係”でないのかもしれません。
(つまり、一方が相手を思い通りにしようとしていたり、相手は”自分より下の人間”と思っているなど。DVやハラスメントもこうした”不健全な関係性”です)

このように様々な角度から、自分の体験を振り返り、気づきにつなげていただけるようなプログラムです。

私たちが講義をしている間、参加者の方は、メモをとられたり、頷かれたり、トイレに行かれたり、お茶を飲まれたり🥃とご自身のペースで受講されていました。
安心して2時間の講義を受けていただくために、休憩は自由にとっていただいています。

毎回、参加者の方はそれぞれの気づきや発見、体験を大事に持って帰ってくださっています。

また、講座を開催するにあたり、ファシリテーターと参加者はマスクを着用、席の間隔をあける、
ファシリテーターと参加者の間にはビニールカーテンを設置するなど感染予防にも力を入れています。

このブログを読み、「気づきと回復の講座@尼崎市」に興味をもたれた方は、
尼崎市女性センタートレピエのホームページ(リンクはこちら)からご確認、お申し込みください。
次回は9/8(火)10:00~12:00(要申し込み:受講無料、託児あり)
テーマは”パートナーシップ”です。お互いが自由で尊重された関係性について、学びを深めましょう!