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電話相談を終了します

20年以上、毎週月曜日に開設しておりました
「女性のための電話相談」は2023年3月末をもって終了することになりました。
残りの相談日はあと2日。2/20と、3/13に開催予定です。

これまで毎年100件近くのご相談を受けてまいりました。
たくさんの方にご利用いただきありがとうございました。

対面でのカウンセリング(有料)は引き続き、随時ご利用いただけます。
オンライン(zoom)でご自宅などから受けていただくこともできますので、よければご利用ください。

カウンセリングのご予約は「カウンセリングを受けたい方へ」よりお申込みください。

年末年始のご案内

年末年始の休業期間についてお知らせ致します。

年末年始休業期間 2020年12月29日(火)より2021年1月3日(日)まで

留守電メッセージの対応、メールの返信は1月4日からとなります。

ご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます

♦ 電話相談 ・・・ 12月28日(月)、1月4日(月)は通常通りです。ご利用ください。

♦ 2020年1月11日(月・祝)開催 9:30~12:00 オンライン公開講座 《 身体の声で私とつながる  ジェンダーとマインドフルネス 》 残席あり(2名)受講ご希望の方はお早めにお申し込みください。詳細は講座・後援会のページをご覧ください。

♦ 2020年2月16日(火)開催 13:30~15:30(受付 13:15) at 姫路《 知っててよかった!と思える DVの基礎知識 ~母と子が暴力に巻き込まれず安全に生活するために~》  募集が始まっています。詳細は講座・講演会のページをご覧ください。

”批判ではなく提案を‥”女性リーダー須田さん

フェミカン神戸の会員として、長くサポートしてくださっている
須田和(むつみ)さんが、雑誌『女性展望』2020.9-10月号(Vol.706)に掲載されました。

須田さんは尼崎市議として3期目の活動を精力的にされています。
須田和さんのホームページはこちらをクリック

今回の掲載記事ではコロナ禍における尼崎市の対応や課題、市長や須田さんはじめとする女性リーダーの役割や視点が書かれています。

私はこの記事を読ませていただいて、
現実を冷静に見て、”批判ではなく提案を続ける”須田さんの姿勢が現れていると感じました。
学ばせていただくところが多い、素敵な女性リーダーです🙂💗

【フェミカン神戸NOW】気づきと回復の講座@尼崎市

こんにちは。
今日は「フェミカン神戸のスタッフって何をやっているの?」という疑問にお答えするべく、
フェミカン神戸の活動の一つである「気づきと回復の講座@尼崎市」をご紹介したいと思います☺

この講座は、DVなど暴力被害を経験した女性が、
自分に起きたことや起きていること、今も残っている影響などをファシリテーターと一緒に丁寧に見ていきます。
「DV・トラウマを理解する」「トラウマに対応するツール」「コミュニケーション」など
12のテーマでの講義と、3回の語り合いで構成されたプログラムです。
NPO法人レジリエンス こころのcare講座 ファシリテーター養成講座終了者が実施します)
参加は各テーマ単発でもOK、12回のテーマを継続して受講されてもOKなので、ご自身のペースで参加いただけます。

先日8/25は「コミュニケーション」のテーマで講座を開催いたしました。
今回の内容の一部をご紹介しますと、
ファシリテーター2名で”尊重のない場合”と”尊重のある場合”の会話例を演じながら、
具体的に”不健全なコミュニケーション”と”健全なコミュニケーション”の違いをお伝えしました。

健全なコミュニケーションをするには、お互いに尊重された関係性であることが必要です。
特定の相手との間で、コミュニケーションがうまくいかない場合、
「私の言い方が悪いのかなぁ」と考えがちですが、そもそも”お互いを尊重する関係”でないのかもしれません。
(つまり、一方が相手を思い通りにしようとしていたり、相手は”自分より下の人間”と思っているなど。DVやハラスメントもこうした”不健全な関係性”です)

このように様々な角度から、自分の体験を振り返り、気づきにつなげていただけるようなプログラムです。

私たちが講義をしている間、参加者の方は、メモをとられたり、頷かれたり、トイレに行かれたり、お茶を飲まれたり🥃とご自身のペースで受講されていました。
安心して2時間の講義を受けていただくために、休憩は自由にとっていただいています。

毎回、参加者の方はそれぞれの気づきや発見、体験を大事に持って帰ってくださっています。

また、講座を開催するにあたり、ファシリテーターと参加者はマスクを着用、席の間隔をあける、
ファシリテーターと参加者の間にはビニールカーテンを設置するなど感染予防にも力を入れています。

このブログを読み、「気づきと回復の講座@尼崎市」に興味をもたれた方は、
尼崎市女性センタートレピエのホームページ(リンクはこちら)からご確認、お申し込みください。
次回は9/8(火)10:00~12:00(要申し込み:受講無料、託児あり)
テーマは”パートナーシップ”です。お互いが自由で尊重された関係性について、学びを深めましょう!

【2/29参加者募集 HYVIS】DV被害者支援者養成事業~こころとからだの休日~

フェミカン神戸が事務局を務めるHYVIS(ひょうごDV被害者支援連絡会)の講座案内です。
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対人援助職、支援者向け 音楽療法&ボディーワーク
2020/2/29(土)10:00~15:00 @神戸市婦人会館
参加費無料
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DVの被害に遭うということは、自分でも予想していなかった暴力に曝されるということです。
そのために被害を受けた人はとても傷つきます。

大きな傷つきを抱えているDV被害者を支援するためには、被害者の傷つけ体験に耳を傾け受け止めることが必要になります。
このような支援を続けていると、知らず知らずのうちに「二次受傷」を受けていることがあります。
そのため、よりよい支援をしていくためには、支援者の心身をメンテナンスする必要があります。

もちろん個々にされるのもいいのですが、支援者が集まって一緒に音楽療法やボディワークに取り組むことで、交流の機会にもなります。
また支援の際に役立つヒントをたくさん得ることもできます。

寒い季節ですが、自分の感覚や心身を整え、一息つく時間をもちましょう。

お申し込み、詳細はこちら↓
HYVISホームページ

DV防止啓発講座 の講師 @高槻市

これってDV?と感じたら~自分にできること~
11月30日 土曜日、高槻市人権・男女共同参画課からのご依頼で、DV防止啓発講座の講師に行きました。

もし、自分のまわりにドメスティック・バイオレンス(DV)に悩んでいる人がいたら・・・
パートナーからの暴力に苦しむ人から相談されたら・・・
どのようなことができるでしょうか?

DV被害者支援をするために知っておきたいこと、
DVの基本的な知識から、避難時の安全確保、DV被害による影響などについてお話させていただきました。

DV被害者支援は、避難時や避難直後だけでなく、長期的な支援が必要です。
避難したら支援は終わりではありません。
被害を受けた方には、避難後もさまざまな手続きや離婚の話し合いなど、しなければならないことがたくさんあります。

避難後にDVの影響による症状が出てくることもあります。そんななか、これらの問題に対処していくのは、想像以上のしんどさです。

参加者のみなさんには、このしんどさは適切なサポートを得るとゆっくりと回復していくことができることをお伝えし、しんどさへの理解をお願いしました。

お申し込みをした方が全員出席してくださり、みなさんがとても熱心に話を聞いてくださいました。アンケートから、身近な人がDV被害を受けている方やDVのことを知りたい方など、いろんな立場でご参加くださったことがわかりました。講座がみなさんの役に立つことを願っています。

DVは個人的な問題ではなく、社会の問題です。
社会が被害者を支えていけるよう、DVへの正しい知識をつけることが必要だと感じさせられた一日でした。

フラワーデモ@神戸(6/11)に参加しました

5/11の東京・大阪・福岡に引き続き、
6/11は全国各地9か所でフラワーデモが行われました。
神戸でも三宮の東遊園地で開催されました。

相次ぐ性犯罪の無罪判決や不起訴に対する怒り、悲しみを胸に、100名以上の女性、男性が集まりました。性暴力被害の当事者や、
この理不尽な社会への抗議を自分の言葉で訴えたいという人たちが、
ひとり、またひとりとマイクを手にしました。

100年以上前に制定された性犯罪に関する刑法が、2017年に改正されましたが、
性犯罪だと法的に認められるには、「暴行や脅迫」があった、もしくは被害者が「抗拒不能であった」ことを、
「被害者側が」立証しなければならないという点は、改正されませんでした。
このたび相次いだ無罪判決のなかには、
女性の意思に反する性交であったと認めながらも、
「抵抗しようと思えばできた」などという理由で、加害者が無罪となったものもありました。

なぜ、加害者に明確な拒絶が伝わらなければ、性犯罪であると認められないのでしょうか。
合意のない性行為は性犯罪であると、日本の司法が変わるように、行動を続けていきたいと思います。

フラワーデモは性犯罪に関する司法改正が行われるまで、毎月11日に各地で行われる予定です💐

神戸ソーシャルブリッジフォーラムに参加しました(2019/2/9)

2016年11月、フェミカン神戸は「女性への暴力防止及び被害者の支援活動」事業により、KOBEソーシャルビジネスマークを認証されました。
その後2017年度は神戸市ソーシャルビジネス推進助成を受けて、
「女性への暴力被害支援スキルアップ講座」(全4回連続)や他都市との情報交換会、SV研修など多面的に事業を推し進めてきました。
またスタッフの就労環境整備等のために専門家(例えば社会保険労務士、臨床心理士)の派遣制度を利用して、スタッフが質を維持しながら安定して就労していくための基盤を強化しました。

2018年度はステップアップ事業として認証され、
法人が今後も継続していくための取り組みがこの度モデル事業として認証されました。
この度、2019年2月9日に開催された神戸ソーシャルブリッジフォーラムの中で、神戸市長より認証書を手渡されました。

神戸ソーシャルブリッジのキャッチフレーズは「みんなの一歩が未来を変える!!」

「NPOや地域団体等」と「社会貢献活動を希望する人材」をつなぎ、地域社会の課題解決に協働して取り組むプロジェクトです。

少しだけご紹介すると、「NPO法人ママの働き方応援隊」という団体は、結婚や子育てを機に仕事を諦めない、「子育て」と「働く」のちょうどいい働き方のモデル作りを目指している団体です。子連れで訪問して授業を行う「赤ちゃん先生」プログラムの効果・成果を行政や企業に端的に説明できる営業資料作成と、「子連れで働ける健康カフェ」の運営マニュアルの作成にサポートを依頼され、その成果を発表されました。

いろいろな視点で活動を展開している団体があり、その活動を後押ししようと思う人とをマッチングして、
さらなる活動が広がっていく、確かに未来を感じるフォーラムでした。

高校でのデートDV 防止講座

12月14日に県立高校の生徒対象、デートDV防止の授業の講師に行きました。
約90分間のうち、講義とグループでの話し合いおよび発表の時間を半分ずつとりました。

グループでの話し合いでは、例として付き合い始めた高校生二人に起きた出来事をきっかけに、
その後二人にはどのような選択肢があるか、
そしてその選択をした後どのような展開が考えられるのかについて取り組んでもらいました。

高校生のカップルの事例です。皆さんも一緒に考えてみてください。
NPO法人レジリエンス提供資料 改変)
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Aさん(彼女)、Bさん(彼氏)
二人は付き合い始めて半年。
Aさんにとって、Bさんは周りからもうらやましがられる彼氏で、告白されて”いい気分”。
毎日駅で待ち合わせて帰るし、一緒にいないときはSNSをしています。
Aさんは初めは楽しかったけど、最近はやり取りするのがなんだか重いと感じています。

ある日、Aさんが「友達とカラオケに行くから明日は一緒に帰れない」というと
Bさんは「ふっざけんなよ!もっと早く言えよ!!」と持っていたカバンをAさんに思いきり投げつけました。
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さて、このカップルはこの後どうなっていくのでしょうか?

参加していた高校生は、ひとりひとり真剣にこの課題に向き合ってくださいました!
前半の講義内容を踏まえて
・暴力は繰り返されること
・自分たちにとって身近に起きる問題であること
・暴力を受け「傷つき」を負うだけでなく回復していく力があること
など事例を通して学ぶ機会になったという感想をもらいました。

また「性的同意」についても時間をかけて伝え、誤った思い込みを修正するように働きかけました。
【参考:ジェンダーハンドブック 京都男女共同参画推進協会
「好き」になった相手とお互いを大切にした関係を続けていくために何が必要なのかを、
一人ひとりだけでなくみんなで考えていくことが重要だと感じました。

10/25参加者募集:女性の発達障害とDV被害

今年度2回目の公開講座は発達障害があるDV被害女性の方への支援 についてのお話です。
2018年10月25日(木) 18:30~20:30
@神戸市立婦人会館 つばき

講師の松本澄子さんは
日本女性学研究会の会員として、また障がい者相談支援センターの相談員として、
ジェンダーと発達障害を研究されています。

発達障害とDV被害について、
潜在化するメカニズム、被害者理解や有効な支援をするために知っておきたい知識や対応スキル…
うまく自分の状況を説明できない、思い込みが強い…など発達障害の特性をふまえた支援を学びます。
支援者向けの実践的な内容です。
(今回はDV被害についての基礎的なお話はありません)

支援者の皆さまのスキルアップ、より良いDV被害者支援につながりますように!
ご参加お待ちしております😊

講座の詳細、お申込みはこちら
⇒ 女性の発達障害とDV被害
事前に内容をご確認のうえ、お申し込みください。