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【申込5/7まで】電話相談員養成講座

あっという間に5月ですね。
緑が濃くなり始め、次々と入れ替わりに花が咲いて、
私たちにも活動的なエネルギーが湧いてくるかもしれません🌼🌼

さて、5/13から開講予定の電話相談員養成講座
今回は、内容にもかなり改良を重ねましたので、少しご紹介します!

👆その1
ジェンダーの視点を持ち、現実に根差した支援を展開するために、
より専門的な内容を学べる機会として、各分野の専門家の方から学べる機会を増やしました!
〇発達障害/松本澄子さん(日本女性学研究会会員、障がい者相談支援センター相談員)
〇性暴力/福岡ともみさん(性暴力被害者支援センター・ひょうご)
〇トラウマと精神障害/井出浩さん(関西学院大学人間福祉学部教授、精神科医)
〇法的知識/梁英子さん(双葉法律事務所 弁護士)

そしてもちろん、フェミカン神戸のスタッフも支援の現場から学びをご提供します!

👆その2
講義だけでなく、ワークの時間を増やし、体験的に実感を伴う学びを得ていただけるよう工夫しています!

など・・・

フェミカンでの女性支援には傾聴などのカウンセリングスキルに加え
相談者の今の生きづらさを社会的な文脈で理解し、
社会の中でよりよく生きるための知識や社会資源をお伝えすることも大切にしています。

そんな支援にご興味のある方、一緒に活動してみたいと思われる方、、
ご参加をお待ちしています❤️

お申し込み、詳細はこちらより

【参加者募集中】電話相談員養成講座(5/13~)

 

フェミカン神戸では、毎週月曜の13時~16時に助成のための電話相談を開設しています。
週に3時間、と少ない相談時間ですが、たくさんの方にご利用いただいています。
直接ご感想をいただく機会はないのですが、ご利用者数を見ると
まだまだ必要としてくださっているのだな、と感じています。

さて今回は、電話相談員として私たちとともに活動していただける相談員を養成するための講座を開催します!
公開講座とは違い、フェミニストカウンセリングの視点とはどのようなもので、
女性問題をどう捉え、実際にどう相談対応していくのかをじっくりと学んでいただけます。

これまで大体隔年で開催していますので、ジェンダーの問題やそのカウンセリングに興味のある方、
ご都合のつく方は是非お申し込みください!

↓お申込みの詳細はこちら↓
養成講座受講者募集記事

女性支援地域連携フォーラム 女性自立支援法(仮称)制定に向けて

1か月前のことですが、、、
1月20日(土) 標記フォーラムに参加しましたので、内容と感想をご報告します。
神戸市男女共同参画センターあすてっぷKOBEのセミナー室は200名を超す参加者で溢れていました。
フォーラムが始まるまでスクリーンにはダンス映像が流れ、国会、県会、市会議員や弁護士等々、高名な方の顔も多数見受けられます。

このフォーラムは今の時代に見合った、女性を支援につなげるための新法-女性自立支援法(仮称)-
の制定に向けて開催されたものです。

全国婦人保護施設等連絡協議会(全婦連、横田千代子会長)は、
婦人保護施設の根拠法である売春防止法は公布からすでに62年も経つため
昨年7月福島県でのシンポジウムを皮切りにキャラバンを組み、
新法の必要性を説くために、今回、兵庫県で2回目の開催となりました。

売春防止法第4章「保護更生」に位置付けられた婦人保護事業には「収容」「指導」といった文言が残ります。また婦人保護施設は社会の風紀を乱す「転落女性」を処分する施設と見られてきました。
新法では売春した女性を「要保護女子」という保護の客体、ではなく、
権利の主体とすることを柱とし、自立に向けて切れ目なく支援できる体制を目指します。

行政の責務も明確でないことから周知は進まず、
婦人保護施設の入所者は定員を大きく下回り、施設の廃止も相次いでいます。
かといって、支援を要する女性がいない訳ではありません。
むしろ、生きにくさは見えにくい形で広がっています。

「もっと早く支援につなげたい」

全婦連が新法を求める背景にあるのは
「婦人保護事業の実態と、支援を必要とする女性たちとの距離を縮めなければ」という思いです。

性的虐待、性暴力、DV被害など「女性への暴力」が後を絶たないことは相談現場で日々痛感させられます。
しかし女性の活躍を推進しても、女性の自立を後押しするための法律はありません。
どこにも居場所がない、頼る人がいない女性の多くは性産業しか行き先がなくなり、
さらに被害を重ねることにもなりえます。
そこから抜け出すことは困難であり、潜在化した女性たちの実態は社会から見えなくなってしまいます。

女性が人生を自らの手に取り戻すために、多面的に自立をうながしていくために、
女性自立支援法が求められています。

【参加者募集中】知ってよかった!と思える「DVの基礎知識」

平成30年3月22日(木) 13:30~16:30
姫路市でDV啓発のための公開講座を行います🐦

講座の詳細はこちら

フェミカン神戸の講座は神戸市内での開催が多いので、
いつもは少し遠いなと思われている方も、どうぞご参加ください。

うちの夫婦ってDV、かもしれない?
と思われたことはありませんか?

誰でも、認めたくないし、
暴力(身体的暴力や言葉や態度での暴力など)を受けても、
どうすればいいのかわからないのは当然です。

周りからは離婚を勧められたり、逆に「もっとあなたが努力すれば…」と言われることもあるかもしれません。
「私が悪い」と自分を責めたり、
「まだましな方。(子供のために)我慢しよう」と思われている方も多くいます。

選択に正解なんてありません。
みんな、悩み、その時できるベストを尽くしながら毎日を過ごされています

でも、DVに対する支援があります。
気持ちの整理や具体的な離婚などの話ができる専門の相談先が各地にあります。
(お住まいの地域にはDVセンター(配偶者暴力支援センター)がありますし、民間の相談先もあります)
被害者を守る法律もあります。

被害者支援に詳しい弁護士と相談員が
気づきと次の一歩につながる情報をお伝えします☘

ひとりでは気づかなかった選択肢が見つかるかもしれません⭐
検索して得られる、いい情報もたくさんありますが、

支援現場から、実際役立てていただける情報をお伝えしたいと思います。

夫婦の関係が少し気になっている方、
DV被害の相談を受ける立場にある方(身近な方や行政機関の担当者、相談員など)
どうぞご参加ください。

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講座概要(詳細はできるだけチラシをダウンロードしてご確認ください)
【日時】平成30年3月22日(木) 13:30~16:30 (受付開始13:00)

【会場】 イーグレひめじ4階 セミナー室A (姫路市本町68番地290)
【内容】
①DVとは? 被害を受けるとどうなる?離れた後はどうなる?(心や生活への影響) など
担当:NPO法人フェミニストカウンセリング神戸 フェミニストカウンセラー
②離婚や避難を決意するなら考えておきたいこと(調停、養育費、面会交流) など
担当:兵庫県弁護士会所属 山﨑 晴惠 弁護士

【受講料】 無料 (3/16までに要申込・先着40人)
【一時保育】 満1歳~就学前の幼児(3/13までに要申込・1人300円)
【お問合せ】 NPO法人フェミニストカウンセリング神戸(078-360-6211)
メール(femi-koあっとnifty.com) 「あっと」を@に変換してください。

共催講座のご報告~解離に苦しむ当事者を支援するための養成研修

2018年1月13日(土)
東京を中心にDV・性暴力等の被害者支援活動をされている
NPO法人レジリエンスと共催で標記講座を行いました。

講師はレジリエンスの西山さつきさんと中島幸さん。(写真)
ご自身の被害体験、回復過程、支援者としての最新の学びと実践に基づくお話しに、
参加者の皆さんとともに深く共感し、感動をともなった学びを深めることができました🌟
そして
❤️お二人のありよう
❤️講座の空間への配慮
❤️安全の中で笑いあえる関係性…など
レジリエンスの方の魅力が満載で、あっという間の6時間でした。

トラウマ被害の症状としての解離(DID解離性同一性障害)にまつわる偏見、
知らないから対応がわからないし、理解できない、やり取りができない…となりがちです。
解離はトラウマ被害による自然な反応のひとつです。

また、ぼんやりしていてミスをするなど、誰にでもある軽度の物忘れのようなものから
別人格を使って生き延びる方法(DID)まで、解離はスペクトラム(連続した状態)です。

そして、そのパターンは無限です💫

それだけ、被害に遭われたひとりひとりが、想像力を使って生き延びておられるということです。

では、どう対応すればいいのか、というと、それも無限。

大切なことは、安全な繋がりを保つこと
解離せざるを得ないほど大変な現実にある(あった)方が、
“現実(今ここ)に居ても大丈夫”という体験を安全な人との関わりを通し、
言葉や思考のレベルではなく「体感」していくことの積み重ねが大切です。

具体的には、尊重と敬意をもって話を聞く、一緒に考える…
そんな当たり前の人と人の安定した安全な関わりの積み重ねです。

症状を持つ方と専門の支援者と、
だけでなく、
すべての人が社会のなかで安全な繋がりをもてる社会になりますように、
との思いを強くしました🌼

あけましておめでとうございます

皆様どのようなお正月をお過ごしだったでしょうか?

今年、フェミカン神戸は任意団体時代を含め、設立20周年を迎えます✨
多くの方との出会いや支えによりここまで続けられたことを、深く感謝しております。

男女参画社会基本法やDV防止法の制定など、
女性施策の変化とともに歩んだ20年でもありました。

今後も、誰もが安心し自分らしく生きることができる社会づくりに向け、
さらなる活動を続けてまいります。
どうぞお力添えのほど、よろしくお願いいたします。

皆様にとっても、ご健康でご活躍される一年となりますようお祈り申し上げます。

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※2018/1/9~1/17 は事務所内改装工事のため、休業いたします。電話(078-360-6211もつながりません)また、その間のカウンセリング、電話相談(月曜13~16時)もお休みいたします。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

【共催】解離に苦しむ当事者を支援するための養成研修(1/13)

2018年1月13日(土) 10:00~16:00
@神戸市男女共同参画センター

「解離」
暴力被害や性暴力被害による症状の一つとして
ときどき耳にする方もおられるのではないでしょうか?

でも、一体❓

どのような症状で、
解離の症状を持った当事者は日常生活でどのようなことに困り、
私たちに求められる理解ある対応とはどのようなものなのでしょうか?

解離(だけではありませんが…)の症状を持ちながらも、
日常生活を安全に送ることで
被害者は回復されます。
安心して回復ができるあたりまえの社会になればいいな、と思います。

そのために、

自分の症状や困難を理解してもらいにくい当事者
相手の状態を理解した対応に苦慮している支援者や周囲の人
ちょっとしたズレが二次被害やさらなる傷つきにならないよう
基本的な症状や対応を学ぶ機会になることと思います❤️

今回の養成研修は、性暴力やDV被害者支援、また支援者の養成をされている
東京のNPO法人レジリエンスが主催される研修です。
フェミカン神戸も、今回の開催にあたり、共催をさせていただいています。

是非ご参加ください💫

お問合せ・お申込みはNPO法人レジリエンス(kairi.kansai@resilience.jp) まで。

 

公開講座のご報告~13歳「私」をなくした私

11月28日に、公開講座(女性への暴力を許さない連続講座)を開催しました。

講師は、13歳で実の父親からの複数回にわたる性暴力を受けて育ち、
トラウマと複雑性PTSDの症状に苦しめられながらも自分の心の傷と向き合ってこられた山本潤さんです。
SANE(性暴力被害者支援看護師)という資格を取り、
患者のケアをすることで、ご自身の被害体験から目をそらせない環境で生きる
という、凄まじい道を歩んでこられた潤さんから、多くの学びを頂きました。

冒頭では、
隣同士ペアになった相手に自分の初体験の話をして下さい👩‍👩
というお題のワークです。
どんな場所で、どんな姿勢で、射精のタイミングは等、詳細にという事でした。
(くれぐれも、性被害やトラウマの影響が大きくない大人向けのワークということです。)

どうしよう…年齢は覚えているけど来ていた服や、詳細、なんて覚えていない💧
そのうえ自分の気持ちではなく相手の取った行動まで詳しくなんて、とても覚えていない💧
しかも、どんなふうに話せばいいんだろう💧
心臓がドキドキし、とても焦りました💦

参加者の皆さんほとんどの方が、焦り、戸惑い、、
何とも言えない気持ちになったのではないかと思われ
会場は凍りついた様でした。

結局話さなくて良かったのですが、
ワークの狙いは被害を打ち明けることの難しさ
を体感するもので、 それはいきなり参加者の私達への学びとして伝わりました。

そのほか、回復への道のりについて様々な角度からお話しいただきました。

性暴力被害者の回復の為の支援に必要なことの中で、必ずやっていかなければいけないのは、被害者が安心して生活のできる安全な社会を準備する事です。

現状、日本はあまりにも”性暴力に寛容な国”だと言わざるを得ません😢

刑法改正の不十分さを周知し3年後の見直しを実現させる為のアクション、
学校での性教育、
ジェンダーバイアス…

変えていかなければいけない問題が山積みですが
楽しみや喜びの時間を持つセルフケアも忘れずに🌹
優しい雰囲気で会場を包んで下さった山本潤さん
そして、ともに学びの時間を持てた45名の参加者の皆さまに、
心からお礼を申し上げます。

”フェミ”って…(講座のご紹介)

 

突然ですが、皆さんは「フェミニスト」と聞いてどのような印象を持たれるでしょうか❓
ご自身のことをどのくらい「フェミニストだ」って思われますか❓
周囲の人に自分のことをどんなふうに「フェミニストだ」って伝えますか❓

フェミニストってどんな人なのって言えば、
一般的には
女性の権利や地位の獲得に向けた活動などの運動家
ラディカルフェミニズム
リベラルフェミニズム
ネオフェミニズム

私たち「フェミニスト」カウンセリング神戸のスタッフも、
どこかしらみんなフェミニストです。
でも、どんなフェミニストか細かく見てみると、みんなそれぞれ違いがありそうです。
表現方法や考え方にいろんな個性があっていいのだ👆と思います。
そんな意見を安全な場で発言でき、違いが認められてこそ、フェミ(^^)

その中で、共通する問題意識があり
「それって男女差別が根っこにある考え方だよね」
「そんなふうに(社会に)決めつけられると、つらいよね」
「どうやったら変えていけるんだろう」…などと
集まることで確認し、共有し、共感し、知恵を出し合えます。

2015年3月に、女優のエマワトソン(映画ハリーポッターでハーマイオニーを演じていた方) が国連で行ったスピーチの内容がメディアでも大きく取り上げられました。
以前にもブログで取り上げましたが、もう一度ご紹介します(^^)

フェミニズムは“女性だけ”のための運動ではなくて、
男女平等や個人の自由の実現を支持する
(性別に関わらず)全ての人の運動、考え方。
「自分が」、「今」、何かをすることで、世界を変えることができる。

これは、どちらかというとリベラルなネオフェミニズムの立場だと思いますが、
集団レベルでも、個人レベルでも、
あなたの中にあるフェミな部分は、今どんな感じでしょうか?
時とともに変化してきているでしょうか?変わらない部分はあるのでしょうか?

もしご興味があれば、12/3(日)名古屋一緒に考えてみませんか?
「今、フェミな女がカッコイイ」と題され、
フェミとして力強いメッセージを発信中の北原みのりさんの講座と、
女性の相談支援現場に長年携わるフェミニストカウンセラー具ゆりさんとの対談
が開催されます

講座の詳細、お申込みは 日本フェミニストカウンセリング学会HPへ。

11/28の公開講座は満席です!

11/28(火)に開催いたします公開講座
13歳、「私」をなくした私~性暴力と生きることのリアル~
(講師:山本潤さん)
は、本日をもって申し込み受付を終了いたしました。

申込み開始直後からたくさんのお申込みとお問合せをいただき、ありがとうございました✨
予定の定員から大幅に増員させていただきました。

多くの方にご関心を持っていただき、
性暴力という許せない人権侵害に対して
支援者としても孤立感が解消されるような、心強い思いです(^^)💕

お申込みいただいた皆様、当日お会いできますこと楽しみにしております。
これから一層寒くなるようですが、
どうぞあたたかくして、お越しください🍁