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講座の企画・・・裏話?

昨年9月、姫路市男女共同参画推進センターあいめっせで
「自分も他者も大切にする人との関係」という講座を行いました。

身近な人との関係をテーマに、陥りやすいコミュニケーションパターンを学んだり、
人との心地よい距離について考えたり、
自分を大切にするというのはどういうことか
を一緒に考えることで、人との関係を見直す作業をしました。

参加者の皆さまから、ご好評の声と同時に
「コミュニケーションについてもっと深く具体的に学びたい」
というご希望をいただき企画した講座がこちら!

じゃんっっ!!(笑)

「アサーティブに私の気持ちを伝えよう!」
(3/12、19(土)10~12時 @姫路市男女共同参画推進センター)

自分も他者も大切にするコミュニケーションスキル「アサーティブ」を
個人ワークやグループでのロールプレイにより練習しながら習得していきます。

はじめて講座に参加する人でも大丈夫!!
アサーティブとは何か、から丁寧にお伝えしていきますので、安心してご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください。
お申込は姫路市男女共同参画推進センターあいめっせまで。

一緒に楽しく学べることを楽しみにしています(*^_^*)

ハーグ条約 締結後の動きと問題点

HYVIS(ハイビス:ひょうごDV被害者支援連絡会)の主催で、
標記の講座が開かれます。2016年2月27日(土)14:00~16:00
(共催:神戸市男女共同参画センター、兵庫県DV被害者支援強化事業)
今回の講座はDV被害者支援に関わっている方が対象ですが、
多くの方にHYVISの活動を知っていただきたく、
また支援者の方には貴重なお話が聞ける機会ですので、ご案内します!

HYVISは兵庫県内すべての女性と子どもが、安心してすこやかに暮らせる環境作りに貢献することを目的に、
兵庫県内でDV被害者支援活動を行っている7つの民間団体および個人が活動(情報交換、勉強会
講演会、行政等への提言など)をしています。
(フェミカン神戸が事務局をしています)
詳細はHPを見ていただくとして…

今回の公開講座。
ハーグ条約締結、発効後の現状や問題点などを弁護士の芝池俊輝さんからお話しいただきます。
DV被害者支援の視点で、ともに学び、考える機会になればと思います☆★

日時  2016年2月27日(土)  14:00~16:00 (受付13:30~)
会場  あすてっぷKOBE セミナー室1
講師  弁護士 芝池 俊輝 さん (東京パブリック法律事務所)
資料代 200円
対象  DV被害者支援に関わっている人

詳細・お申込み方法は こちら⇒HYVIS

お問合せは078-360-6211(HYVIS事務局:NPO法人フェミニストカウンセリング神戸)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

本年もフェミニストカウンセリング神戸は
だれもが安心して自分らしく生きることのできる社会づくりに向けて
努力をいたします。
ご厚誼、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。

(⊂((o^⊥^o))⊃)(⊂((o^⊥^o))⊃)

さて、
あたたかく好天に恵まれた年末年始でしたが、皆さまはどのように過ごされましたか?
私は例年になく美しい初日の出を見ることができ、とても満たされた気持ちになりました。
皆さまにとっても幸せな一年となりますよう、お祈り申し上げます。

今年も少しずつですが、
情報や想いや、つぶやき、、、などをお伝えしつつ
HP上でも、共にいることや、つながりを感じることができるといいなと思っております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始のお知らせ

早いもので、今年も年の瀬になりました。

フェミカン神戸の事務所業務は12/26(土)~1/3(日)までお休みの予定です。

今年は寒暖の差がはげしいので、体調を崩しがちの方も多いようです。
年末年始は日常とは生活のペースが変わる方も多いことと思います。
ゆっくりされる方、忙しくされる方、、、

私自身、自分をいたわりつつ、年末年始を過ごしたいと思っています。
と、言うのは簡単でも、実行するのはいつも至難の業ですが…今年こそ(^_^;)

皆様もどうかご自愛ください。

本年も一年間ありがとうございました。

二次被害を防ぐために(性暴力被害者支援センター・ひょうご出前講座)

フェミカン神戸が協力団体でもある、性暴力被害者支援センター・ひょうご(以下支援センター)から、
今年もスタッフの方が出前講座に来てくださいました(^^)
今年は「二次被害を与えないために」と題し、
支援センターの活動を通じて見えることを、さらにより良い支援につなげるためにされている取り組みやその現状を伺いました。

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「二次被害」とは、相談したり、訴えたりした相手や機関に責められたり、傷つけられたりすることです。
もちろん、支援者が故意に加害的な言動をすることはあってはいけません。
たとえば性暴力被害者支援においてはいわゆる強姦神話、「露出の多い服を着ているからレイプされても仕方ない」「あなたにも隙があった」「いつまでも引きずらないで」…などが社会に蔓延していることが被害当事者の社会生活において二次被害をもたらす危険もあります。
こうした頭で理解でき、啓発などを通して防げる二次被害があり、それらを理解して支援にあたることはとても大事なことφ(..)
しかし、これら一般的な二次被害といわれる事柄を理解したうえでも、
支援者が良かれと思ってしたことであったり、支援者自身も気づいていない言動で
被害当事者の方を再度傷つけてしまい、
無力化を招いたり支援が途切れる結果となることもあります。
そういう意味で、二次被害の防止は「支援」(性暴力被害に限らず)をするにあたり
もっとも大切な部分だと思います。

では「二次被害を与えないために」どうすればいいのか、、、
支援センターでの具体的な取り組みを伺いながら、
被害当事者、その方自身を理解しようと努力し続けること。
支援者が自分自身を理解しようと努力し続けること。
頭レベルで、五感レベルでのこうした理解を大切に支援されている姿に感銘を受けました。

支援センターのリーフレットにも書かれていますが「回復できる環境」ってシンプルだけど難しい。
二次被害について心に留めおきながら、
フェミカン神戸や支援センターが
被害にあわれた方の「回復できる環境」の一部であれたらいいな、
そしてそんな環境が当たり前の社会になればいいな、と思います。

〇2014.12の支援センター出前講座の記事はこちら

ジェンダーギャップ指数から思うこと

先月、世界経済フォーラム(WEF)の発表したジェンダーギャップ指数。
日本は101位(世界145か国中)。

ジェンダーギャップ指数は次の①~④の4項目で
それぞれ性差の少なさを数値化し、総合したものです。
①政治参加 ②職場進出 ③教育 ④健康度合
簡単に言うと
①は、国会議員数、閣僚の数など。男性の方がまだまだ多いです。
②は、労働力、賃金、専門職や管理職の数。これも男性の方が多い(高い)です。
③は、識字率や就学率。日本では男性の方が若干大学進学率が高く、他の国が完全に近く格差を解消している中では、この若干の差が大きく影響しているようです。
ちなみに、日本の大学進学率は約50%、先進諸国に比べると高いとは言えません。(トップのオーストラリアは進学率が96%!)出典:OECD「Education at a Glance 2012」
④は、出生数、平均寿命です。日本は長寿大国ですが、男女差が約6歳。こちらは女性の方が長いです。

おもてに出てくる数字だけを見て、良い/悪い、との安易な議論はできませんが、
現状として、私たち個人の生活レベルで容易に感じるギャップも多くあります。

そうしたギャップが、力関係(社会的弱者)を生むこともあり、
生きづらさやしんどさを感じる人が増える一因でもあります。
フェミニズムで言う『パーソナル・イズ・ポリティカル』(※)

原因が明確な場合も、
わかりにくい形で生きづらさやしんどさにつながる場合も、あります。
そのような時に、私たちフェミカン神戸が
フェミカンの基本理念である『パーソナル・イズ・ポリティカル』も持って、
皆さんと一緒に考えることができる場であればいいな、と思っています。
そして、個人の生きづらさの解消が男女格差の解消へと還元される、
そんな活動ができる場でありたいと思います。

※『パーソナル・イズ・ポリティカル』:個人的、私事に見えることに社会全体の力関係や社会の制度が集約されて表れていること

☆パープルライトアップ☆

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ポートタワーとモザイクのライトアップです☆
きれいですね(*^_^*)

神戸市が毎年この時期に開催されている
「DV防止キャンペーン~女性に対する暴力をなくす運動~」の一環で、
11/12の一日だけですが、
シンボルカラーのパープルにライトアップされていました!

普段意識しないことをちょっと意識できるきっかけ。
意識したら、何かが変わる、と信じて(^^)!

今回のDV防止キャンペーンだけでなく、
毎日の生活でも、
そんな変化のきっかけとなる種が
いろいろなところに埋まっているのかもしれないですね❤❤

公開講座「心とからだのセルフケア体操」を開催しました

先日11/6(金)、2015年度の公開講座を開催しました!

このブログでも何度か書いていますが、
キャパシター創設者パトリシアケインさん(以下パットさん)によるワークショップ。
20151106

とてもとても素敵な時間と空間でした❤
内容がわかりやすく、役立つものであることはもちろん、
講師のパットさんの持つ雰囲気。松本さんの心のこもった通訳。
ご参加いただいたみなさんが作り出してくださった雰囲気。
温かさ、笑顔、ハート、、、。
全てが合わさって、とっても素敵でした(^^)
みなさんありがとうございました。

愛を受け取り、愛を与える。
エネルギーをため込まず、出して、そして取り入れる。
みんな等しく大切な存在で、みんな繋がってる。
そんな、人も自然も、この地球上に存在するうえで当たり前のことを
動きを通じて心とからだで感じました。

私たちは日常、多かれ少なかれ暴力(支配)のある環境でサバイブしていて、
その中で対等に癒しあう関係だという、
まさにフェミカンの原点に通じます。

もちろん、疲れや症状を和らげるのに即効性のあるセルフケアの方法でもあります。

それぞれの日常で、今回の学びをご活用していただけることが楽しみです!
フェミカン神戸の活動や支援にも活かしていきたいと思います。

来週(11/6)は公開講座です!

公開講座「心とからだのセルフケア体操」
いよいよ来週開催です。

お申込みくださっている皆様、
当日、ともにいい時間を過ごせることを心待ちにしています(^^)/

お申込みが間に合わず、お断りした皆様、
ご興味を持っていただいて、本当にありがとうございました。
今回の講座の学びを、私たちも今後の活動に活かしたいと思っていますので、
今後も、あたたかく見守っていただけると嬉しいです(*^_^*)

日に日に秋が深まります。
時に、自分の心とからだに目を向け、
自分を大切にしながら過ごせるといいですね☆

気づきと回復の講座@尼崎市トレピエ が終了しました!

尼崎市女性センタートレピエで毎年実施している
DV被害者のための連続講座「気づきと回復の講座」が今年も無事に終了しました(^^)/
月に2回ずつ全12回、6ヵ月間の講座でした。

半年間は長いですが、その時間が大切なのかもしれません。
DV被害は、長い時間をかけ、家庭という密室で、被害者が加害者であるかのように刷り込まれる中で起こります。
ですから、加害者から離れたら終わり、ではなく、
すぐには離れられない人や、離れた後でもこれでよかったのか…と自問を続ける人達に向けた、中期・長期の支援が必要です。

さて、12回の講座を通して、固くこんがらがった糸を少しずつ解きほぐしていくように、
最初の頃は固かった受講者の表情が少しずつほぐれていくのを感じることができました。
終了後のアンケートを読ませていただくと、
「どきどきしながら申し込みの電話をかけた」「最初はとても緊張していた」といった記述がありますが、
講座を聞く中で「わかる!わかる!」「そう!そう!」と強い共感を持っていただいたり、
「毎回受講後、一歩ずつ進んで行けるような気がしました」「混乱した状況の整理と、落ち着きのきっかけになりました」
と振り返ってくださっていたりします。

トレピエでのこの講座は、お茶とお菓子を用意し、話の途中で自由に席を立っていただいてもOK、というようにしています。
講座を聴いて過去の辛い出来事を生々しく思い出すことは、きびしく苦しいことでもあります。
そういうときに、お菓子の味覚、触覚、音、といった五感を使って現実感を取り戻したり、その場をはずして一息いれたり、自分に優しくすることはピンチの時のセルフケアを学ぶことでもあります!
できるだけ、リラックスして自由に聴いていただきたいと思っていますが、眠る人を見かけません。ついうとうとと居眠り・・ってありがちなことだと思うのですが。。
ファシリテーターをした私たちも、みなさんの真摯な気持ちをひしひしと感じた6ヵ月でした(^.^)

この後は、10月9日(金)から、グループカウンセリングが始まります。月2回、全6回、これは途中参加ができません。まだ少し空きがあるので、当日まであまり日にちがありませんが、ご希望があればトレピエまでお申込みください。