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DVについて学び、その子どもへの影響を考える②

当日(1/30)は冷たい雨にも拘わらず、
第1回目を上回る人数の方にご参加いただきました(^.^)

今回の内容は「育った環境・子どもへの暴力の影響」
暴力から子どもたちが受ける様々な影響に目を向けることは、
とてもしんどい作業だったことと思います。

終了後みなさんから丁寧な感想をいただきました。
今回の気づきを今後につなげていかれるとの思いが伝わり、
実施した私たちもとても勇気づけられました。
私個人的には、何事もあせらず、くさらず、あきらめず・・・だな、
という気持ちになりました。

さてさて、今日のアートは粘土細工です。
特にテーマはなく、それぞれにふわふわの紙粘土をきゅっきゅっ・・・。
ほんの10分ですが没頭できて、ちょっとしたストレス解消にもおすすめです。
紅白のかわいいのは参加者さんの作品❤(掲載許可をいただいています)
黄色い鳥はファシリテーターの作品。

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最後になりましたが、この2回の講座を開催するにあたり
開催費用を助成してくださったり、広報にご尽力いただいた
「国際ゾンタ姫路ゾンタクラブ」さま。
いつも励まされる思いでとても感謝しております。

そしてこの講座に関わってくださった皆様、
どうもありがとうございました☆

グループカウンセリング@尼崎が終了しました

昨年の話ですが・・・

尼崎市女性センタートレピエで開催していたグループカウンセリングが
12/19に終了しました。

10月から月2回、全6回。のべ参加者数は31名でした。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

このグループカウンセリングに先駆け、4月~9月に開催した
「気づきと回復の講座」から続けて受講してくださった方もおり、
長丁場の気づきと回復の作業をされ、本当にお疲れ様でした。

いろいろな感想をいただきましたので一部ご紹介します。

自分の気持ちを再確認、解放できた
世界が広がった
共感、心の支えとなる場だった
これからのより良い人生のスタート

など・・・

皆様がそれぞれにこの場をとても大事にしてくださっていたのだなぁ
と、本当にうれしく思います(^.^)

あなたらしく生きていかれることを、お祈りしています☆

DVについて学び、その子どもへの影響を考える①

先日、講座「DVについて学び、その子どもへの影響を考える」の第一回目を修了しました。

今回の内容は、DVとトラウマ。
私たちファシリテーターがちょっと緊張していたので、
参加者の皆さんも緊張されたかもしれません(^_^;)

DVやトラウマについて考えることは
楽しくないし、
むしろ苦しく、怖いことかもしれません。
そんななか、勇気を出して参加してくださった皆さんに敬意を表します!

1人では怖くて、見たり、考えたりできないことも
みんなでやればたぶん大丈夫。

次回もお茶やお菓子で気分転換しながら、
気軽にマイペースで参加してくださいね☆

次回のみ参加希望の方も、まだまだ受付中です。
講座の詳細、お申し込みはこちらからどうぞ。
(特に、講座直前は電話やFAXが確認できないことがあります。
できるだけメールでのお申し込みをご利用ください)

開講決定です:DVについて学び、その子どもへの影響を考える

参加者募集をしておりました講座
「DVについて学び、その子どもへの影響を考える」
催行人数に達しましたので、開講が決定いたしました(*^_^*)

お申し込みをいただいた皆様、当日お会いできますことを楽しみにしております。
寒い日が続きますが、心温まる時間を持ちたいと思っています。

まだ会場には余裕がありますので、興味がおありの方はどうぞご参加ください☆

お申込み、詳細はこちらから。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

年末年始、どのようにお過ごしでしたでしょうか?

フェミカン神戸は今日から新年の仕事始めです。
スタッフ一同、研鑽しつつ邁進できるよう、日々取り組む所存です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまにとっても、幸多き一年となりますように!

加害者のサイクルと被害者のサイクル

先日、とある市のDV被害者支援者向け研修に参加してきました。
その中で印象的だった内容を一つご紹介します。

アメリカの心理学者レノアウォーカー提唱のDVのサイクル、
①開放期(ハネムーン期)

②緊張期

③爆発期
・・・・
これは最近では皆さんよくご存じだと思います。

でもこのサイクル、実は「加害者のサイクル」なんですね。
講師の内藤みちよさん(立命館大学応用人間研究科嘱託講師)のお話によると、
これに対する「被害者のサイクル」が発生します。

それは
①開放期(自己説得:まだ、やっぱり大丈夫だ)

②緊張蓄積期(不安察知:やばいかも)

③暴力の発生(現実直面:もう、やっぱり無理!)

なるほど、ですね。
このような気持ちの変化とともにエネルギー(行動)も変化します。

わかっていたことのようですが、
視点を変えて、言葉で理解するとより一層理解が深まったように感じます。

有意義な研修でした。

参加者募集中:DVについて学び、その子どもへの影響を考える

年明け、1月16日(金)と30日(金)にイーグレ姫路において、
講座「DVについて学び、その子どもへの影響を考える」を行います。

心の傷つきは何年経ってもその古傷がうずくことがあります。

直接暴力を振るわれなかった子どもにも、暴力を見聞きしたことによる影響はあります。
しかし一方で、DVの被害を受けた人が加害者と別れなかった理由に、
「子どもがいるから、子どものことを考えたから」
と答えた人がとびぬけて多いという調査結果もあります(内閣府)。

DVが女性だけでなく、子どもにどのような影響を及ぼすのかを知り、
子どもへの悪影響を減らすためにはどのようにすればよいのかを考えます。

さて、講座は、
参加者の皆さんがワークシートに記入する個人作業✎と
ファシリテーターによる解説で構成されています。
たとえば、ワークシートに
「その時、私はどんな気持ちでいたんだろう」
「私ってこんなことを考える癖があるのだな」・・・
などと書いているうちに自分自身に気づくことがあります。
そうした作業を自分自身の力にしてもらえるよう、
サポートできればいいなあと思っています。

なんだか気が重~くなりそうな作業ですが、、
最後に少しほっとできるアートの時間があります。
がんばった自分にご褒美をあげることも一緒にやりましょう☆

こうした時間をテーマに関心ある女性たちと共有し、
私一人ではないことを感じていただけたら嬉しいです!

お申込み、お待ちしています。
お申し込み・講座についてはこちら

性暴力被害者支援センター・ひょうごの出前講座

20141201
フェミカン神戸が協力団体でもある、性暴力被害者支援センター・ひょうごから
スタッフの方が出前講座に来てくださいました。
短い時間でしたが、とても有意義なお話を伺うことができましたので、少しご紹介します。

性暴力被害者支援センター・神戸の立ち上げから1年8か月。
(2014.4移転。性暴力被害者支援センター・ひょうご)
今年度は内閣府の「性犯罪被害者等のための総合支援モデル事業」に選ばれたそうです。

被害にあっている(あった)人のうち、
警察に届け出たり、支援につながるなどされる方はごく一部。
性暴力はそれだけ表に出にくい、出しにくい問題です。

特に、相談者(被害者)は18歳以下の子どもの割合が多いそうですが、
子どもたちは自分で支援センターにアクセスするのではなく、
周りのおとなが通報や相談をされて初めて支援につながる現状だそうです。
いかに子どもたちが多く被害にあい、声をあげることができないでいるのか、、。
そして身近なおとなが適切なサポートをする(サポートにつなげる)重要性を感じました。

また、実際どのような支援が行われているのか、
特に最大の特徴であるアドボケーターの役割について詳しくお話しいただきました。
いつも相談者の思いを第一に寄り添う存在、なんですね。

改めて、こうした支援センターができ、
被害者の支援や啓発活動をしてくださることはとても心強く、
性暴力が当然のごとく潜在化するこの社会を変えていく役割はとても大きいと感じました。

神戸市DV防止キャンペーン

11月22日 @さんちか

神戸市では11月12日~25日の「女性に対する暴力をなくす運動」の一環として、
市民に対するDV防止についての周知・啓発のためDV防止キャンペーンを実施されています。

フェミカン神戸のスタッフもキャンペーンに参加し
啓発パッケージに入った絆創膏と手作りパープルリボンを配布してきました。
読んでくださっている方の中に、受け取られた方もおられますでしょうか(^^)
必要とされる方のお手元に届きますように…

2014DV防止キャンペーン

東日本大震災被災地における女性の悩み・暴力相談にいってきました

被災から約3年8か月経過していますが、
女性に対する暴力の状況や女性が抱える悩みが
一層深刻化しているように感じました。

今までの価値観のベースにジェンダー(性別役割意識)の意識があるのに加えて、
原発被害による影響が日常生活の中に色濃くあるようです。

福島の人はまだまだトンネルの中、
希望の光が見えない方はたくさんおられると実感しました。

だからこそ、支援を続けていくことが大切だと思います。

また、その拠点スタッフの方々は自分たち自身も被災しているのに、
いつもあたたかく私たちを迎えてくださいます。
真摯に電話の向こうにおられる方の声に耳を傾ける姿や
ひたむきに、それでも果敢に支援の幅を展開されている様は
私を元気にさせてくださいます!

この時期、福島は紅葉がきれいでした。
少し足を延ばせば、温泉もあります♨
日本酒もおいしい!

来年も行けたらいいなと思っています。